USBのキーボード

売れない作家の日本定点観測

打つぞ打つぞ

2016-03-22 23:24:05 | 日記
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1458644038/

作戦司令部へようこそ。手短に状況を報告する。この投手は在日米軍の去就を今後の取引のネタにしている。内角低めに放り込み、こちらが暴投に怯んだところで直球勝負を狙っていると予測される。自立するくらいなら予算を増加しようという反応を狙った内角低めの球はいったん見逃し、あくまで未知の直球を狙うというのは王道であるし、向こうの望んでいる目論見ではないか。内角低めの球はこれから何度も投げると予測されるから、いっそのことこの球を狙おうという反応を示すと、向こうも合わせて、見せしめにボークを狙われることも、打たれる気配を察してもうこの球種はこないこともあり得る。この球種をカツーンと打ってしまったあと改めて良好な関係を深める目論見は、負ける可能性のある賭けだが、勝負だからこちらも打てる姿勢を示して、向こうの球種を絞らなければならない。名前からして勝負師ではないか。今までにない緊張感が迸る。そのコースは我々がナイーブになり、やがて荒ぶる魂の蘇るコースである。この時代は平時体制と戦時体制の境界にいる。圧倒的なパワーを持つ米帝が、瀬戸際外交を展開している。きわどい球種にきりきり舞いだが、そのコースはボールでもあると、審判に対するアピールが必要だ。

新興住宅地のゲームプレイヤー

2016-03-22 16:04:46 | 日記
http://togetter.com/li/952474

ソニータイマーなどという揶揄がありましたが、ウチの初代PS3はもう十年選手で、まだまだ活躍中です。しこしこと「倉庫番ベーシック」というPS1時代のゲームを攻略中で、なかなか歯ごたえがあります。若い人はもう携帯機に避難済みの模様で、こうしたロートルの言葉は、単に害悪であるだけかも知れません。しかしあえて言葉を続けますが、こうしたゲーム機が身近にある時代というのは、市民にとって幸福な時代だと今になって思えます。教室のはずれにしか居場所を見つけられなかった青春時代の思い出が、メディアを形作る様々なガジェットの輝きによって癒やされ、手荒い操作によって埋め込まれたコントローラーのか細い傷跡が、たとえ想像の中であっても、雄渾な物語の一員として遇せられたという生々しい記憶と同期し、ふとポーズボタンを押し静寂の広がる夜更けに、致命傷を受けずに成長のできた僥倖に万感の想いをゲーム内のキャラクターに重ね合わせます。思えば、リセットボタンを押して新しい人生をやり直すというのは、浄土や極楽を望む人の願いそのものではありませんか。このさい試験など打っちゃって、ゲームにどれだけハマれるものなのか、挑戦する青春も有意義なことでしょう。大潮のごとく様々な人物が自分の近辺に押し寄せ、有形無形の交流をせわしなく重ねることのできる幸福が、生命から物質を引き算して生まれた振動のように、ガジェットを通してささやかに伝達してきます。