不細工な野菜に惹かれ、いつも買ってしまう。多分日本のスーパーでは売られることがなさそうな形の野菜たち。なーんかこのくの字に曲がったズッキーネ、昔おばあちゃんが自分の庭で育ててたキュウリを思い出す。。。
このまえ、赤のパプリカを切ったら中に変な黄緑のものがくっ付いていた。まるでエンドウ豆みたいな形。種が突然変異したのかな?何だかよくわからないけど、この黄緑がとても綺麗だったから、つい写真を撮ってしまった。
不細工な野菜に惹かれ、いつも買ってしまう。多分日本のスーパーでは売られることがなさそうな形の野菜たち。なーんかこのくの字に曲がったズッキーネ、昔おばあちゃんが自分の庭で育ててたキュウリを思い出す。。。
このまえ、赤のパプリカを切ったら中に変な黄緑のものがくっ付いていた。まるでエンドウ豆みたいな形。種が突然変異したのかな?何だかよくわからないけど、この黄緑がとても綺麗だったから、つい写真を撮ってしまった。
最近、めっきり本を読んでいない。でも今月に入ってプレゼント用に、ネットで本を3冊買った。自分のではないのが寂しいが。2冊はイタリア語に翻訳されたイギリスとスウェーデンの作家の小説、もう1冊は英語の小説。
英語の本は、18歳になった友達の娘さんに。彼女は両親がアフリカ出身なので既に3カ国語を話すが、高校では英語とドイツ語に力を入れて勉強しているらしいので、今回は英語の本をプレゼントした。彼女はとても賢いので、英語の本は問題なく読めると思う。勉強にもなるだろうし。
でも、どの本にするか、正直とても迷った。。。というのも、彼女はイタリアで育っているがイスラム教徒だ。
あまり中身が欧米すぎるものは避けたいと思った。そうこう思ううちに、アフリカ系の作家の作品で面白そうなのをいくつか見つけた。そのなかで英語圏ではベストセラーになっている本もあった。
そして最終的に選んだのは、ナイジェリア系アメリカ人の若い女性作家が書いた「アメリカーナ」という本。私も読みたいと思った。
国によってこんなにも違う表紙カバー、これまた面白い
内容は、高校時代に未来を約束した恋人オビンゼと離れ、イフェメルはアメリカに旅立つ。彼女を待っていたのは、階級、イデオロギー、地域、そして人種で色分けされた、想像すらしたことのない社会だった。大学に通いながら職を探す毎日。やがて彼女は失意の日々を乗り越えて、人種問題を扱う先鋭的なブログの書き手として注目を集めるようになる。一方オビンゼは、アメリカ留学をあきらめ渡英するも、不慮の出来事をきっかけにナイジェリアに帰郷。不動産取引で巨万の富を得て、美しい妻や娘と優雅に暮らしている。かつての恋人たちは、いつの間にか別々の道を歩いていた。(アマゾンよりコピー)
この本の他にもすごく興味をもったのが、「ペルセポリス」という本。というか、実はイラスト漫画だった。現在はフランスに住んでいるイラン人女性作家の作品。内容はこう書いてある、イスラーム革命、イラン・イラク戦争などのイラン激動の時代。主人公・マルジ6歳から14歳までの、死と隣り合わせの日常生活を、普通の少女の目線で描く。社会風刺とブラックユーモアがきいた、マルジ6歳から14歳までの自伝的グラフィックノベル。この作品はアニメーション映画にもなったらしい、全然知らなかったけど。私の場合、新しい映画を見るのは、飛行機の中ばかり。それも楽しみの一つだけれど。
ここ数年、難民&不法移民問題がとても大きな問題になってきていて、わたしも時々自分なりに考えたりする。わたしもイタリアでは外国人。難民ではないけど、一応永住ビザはあるけど、イタリア国籍はない。難民に関しては、国にとっての利益、不利益、大量流入する難民や移民に対する国民の恐怖感や不安、拒否反応、助け合いたい気持ち、人間としての尊厳を第一に、人それぞれ考え方の違いもあるだろう。イタリアに来る難民のほとんどは、アフリカから脱出してきた人々だそうだ。彼らは政情不安や圧政が続く自国を脱出した後、リビア経由で密航業者のボートに乗ってイタリアを目指してくる(その後、経済的に裕福な北ヨーロッパに移動したい人々がほとんどだが)。このルートは海が荒れるためかなり危険で、昨年だけで3000人以上が命を落としたとメデイアは伝えている。イタリアは特に経済問題があり失業率がかなり高く、難民、移民問題の負担はかなり重い。
こういう時代だから、好きな作品を読んで同じ人間である他国の人々を少しでも理解したいと思う。最近携帯電話を買い替えなくてはいけなくて出費したので、本1冊買うにも慎重、、図書館にはないだろうな、この本は。一応行ってみるか!
。。。アンネフランクの言葉から。。。
「私たちはみな、幸せになることを目的に生きています。
私たちの人生は一人ひとり違うけれど、されど皆同じなのです。」
「与えることで貧しくなった人はいまだかつて一人もいません。」
この写真はネットから拝借
先週日本から戻りました。いやー、今年は大変な夏休みで、気休めどころかストレスばかりで
珍しく痩せてかえってきました。人生は色々あるものです、身にしみました。ということで、話題を変えて
日本に行く前6月末にostuni(オストュー二)という町に週末遊びに行きました。ここは、町が小さいにも関わらず結構知られた観光地で外国からの観光客も多かったです。通称、citta bianca 白い町と呼ばれています。海が目の前というわけではないので、今まで何となく行かなかったんですが、今回は近場ということで適当に選びました。
泊まったのは短期滞在アパートメント、いつものようにネットで予約。このアパートメントが結構雰囲気があって可愛らしくて、私は「小人のお家」と呼んでました。なんせ特徴ある石の階段を上るとき、頭を数回ぶつけたので。
観光地の家やフラットを購入して短期滞在用にホテルの部屋みたいに貸してビジネスをしている人たちが、多いです。B&Bと違い、朝食も用意する必要がないので、ほんと問題がなければ、こういう観光地ではサイドビジネスとしてはいいかも知れません。北ヨーロッパの人に意外と人気のある南イタリア(気候がよく、食べ物が美味しい、それと不動産の割安感もあり)外国人の大家もいたりします。家も将来の投資になるでしょうし。私も自分の口座に余裕があれば、好きな観光地で小さな家を購入して、その街に自分たちの家を買い移り住み、こういうサイドビジネスをしてみたいくらいですが、、、、全く余裕なし。
その家の前に行くと、だいたい家主、もしくは雇いの担当者がいて、鍵を渡されます。そして、さらっと家の中や使い方を説明してくれて、あとは帰る日に鍵をテーブルの上に置いておいてください、ドアは外から閉めればもうロックされますので、という感じ。すごく簡単です。なにか問題があるようでしたら、こちらの携帯電話に電話下さいね、と。
もし、家の中のものを壊されていたり、ひどく汚されていたりしたら、後日客のクレジットカードに弁償代として請求できる仕組みです。私たちは、ホテルに泊まるとき以外は、いつもほとんどこういうアパートメント方式の宿に泊まる事が多いです。ホテルの部屋より断然広いし、キッチンや洗濯機もついているので長期だとより便利だと思います。
この町はとても小さいので1日もあれば、歩いて観光できそうな感じでした。イタリアでは必ず歴史のある観光地の中央にcentro storicoという旧市街があり、そこが観光のメインエリアとなります。そこを歩きながらゆっくり回るのが定番です。ここで、わたしが一番気に入った場所は、ある教会の天井。。。この天井は素敵でした。写真が小さくてよく見えず残念ですが。
イタリアではいつも思うのです、歩いているときに目線を少し上に上げた方が(教会の天井は高すぎるけど)建物の素敵なパーツがたくさんある。。。と。
それにしても、この街の周りはオリーブ畑ばかりで驚きました。どこもかしこもオリーブの木なのです。スペインのヴァレンシアがオレンジの木ばかりだったのを思い出しました。
町から見下ろしたオリーブ園の数々、その多さに圧倒されます。
プーリア州はイタリアでも有名なオリーブオイルの産地です。ところがここ数年のあいだ、オリーブの木につく悪質な細菌が問題となり大打撃を受けています。その細菌はピアス病菌と呼ばれる細菌で、オリーブの木を枯らしてしまいます。以下は2015年のニュース記事を元に編集しました。
イタリア政府は、ピアス病の影響を受けているプーリア州南部に面積24万1000ヘクタールの緊急対応地域を指定した。オリーブの木を枯らす同病への治療法は今のところ存在しない。(2016年の現在も残念ながら、まだ存在していません)
欧州連合は、感染で枯れた木々を根こそぎにすることによる警戒的な対応を取るよう働きかけているのですが、オリーブ農家は大反対。確かに農家にとっては簡単に「そうですか」という訳にはいきません。
イタリアは栽培者側からの圧力を受け対応が鈍く、事態をさらに悪化させていると言われていますが。イタリア国内では、長年栽培を続けてきたオリーブ園の破壊に反対の声が高まっている。これは、本当に辛く大変なことです。
最近の新聞の記事では、オリーブ園を助けるための最後の切り札として「この細菌に完全に感染してしまっている木は根こそぎ抜くしかないが、感染していない木は地上から5メートルまでネット(のようなもの?)でカバーして保護する」という最終決断をしたとのことです。その菌を媒介する虫は3メートル以上は飛べない、という事実に基づいて考えた最後の決断と言えそうです。この対策により、感染せずに残っている健康なオリーブの木々が守られることを願っています。
何だか、観光話からずれましたが、イタリアにとっては無視できない話題なので書いてみました。
話はまたオストュー二に戻りますが、いつもレストランは魚介類中心の美味しそうなレストランを探して行きますが(家族全員肉より魚介類が大好きなので)、今回は美味しい魚介類レストランで食べた魚とは関係ない前菜のひとつ、そら豆(イタリア語ではファーべと言います)のビューレに薄切りのパン(多分低温乾燥させたもので、食感はラスクのような感じ)とイチジクがのっているもの。これ、とてもシンプルな一皿なんですが、こういう食べ方を今までしたことがなかったのと、あまり期待していなかったのに美味しかったという意外性で、珍しく写真を撮りました。(最近は本当に写真を撮ることが減りました、、、)
典型的なこの町の風景
昨年になりますが、お魚のお裾分けが2回続けてありました。ひとつは、驚きのマグロ、、、夫の友人たちが何と40キロ以上もあるマグロを釣ったとのことで、びっくりしました。
写真だけは見ましたが、こんな大きなマグロをどうやって釣り上げたのか。。。重いし、騒ぐし、釣ったはいいが、海の中で必死に逃げようと暴れているマグロを船にあげるのは大変な作業だっただろうと想像しました。
そのあと、友人から色んな種類の小魚をたくさん頂きました。これも近所の魚屋では買えないような魚ばかりで珍しいもの。色んな種類の小魚がはいってて、一つ一つの魚の内臓を取り除いたり、鱗をとるのは面倒でしたが、軽く揚げて食べたらあまりの美味しさに幸せになりました。私は美味しいものを食べてるときが本当に嬉しいひと時だったりします。
もう寒々とした11月下旬なのに、季節外れの内容ですが、、、。
5ヶ月くらい前になりますが、6月中旬に数時間ほど車で移動してTorre dell'orsoという町に小旅行に行ってきました。ここの海がとっても綺麗だったので写真だけでも。この地域一帯はイタリアではサレント半島と言われています。私は個人的に大好きなエリアで、家族で何度も足を運んでいます。
ここで泊まったホテルは、夫の友人が支配人をしてるので、じゃぁ泊まりに行ってみるか?みたいな軽い気持ちで行きました。しかし、意外にもすばらしい場所で、気に入ってしまいました。ホテルは海の目の前、朝食もいろいろ選べて美味しかったし、レストランでの昼食も満足できました。部屋もモダンで新しく綺麗、スタッフもしっかりしていて、屋上には小さなプールもありました。もう一度訪れたいなあと思える素晴らしいところでした。オフseasonは多分閑散としていると思いますが。
ビーチから見える崖の上にある建物が2泊滞在したホテルです。
屋上Poolからの眺めも最高
海は遠浅で、水が透き通ってます。
気持ち良さそうに水に浮かぶアンドレア。
ホテルのバルコ二一からみると、こんな感じです
ランチで食べたム一ル貝のシンプルなパスタ
近くの海岸沿いにはGrotta della Poesia(詩の洞窟)という自然に浸食
してできた天然プ一ルがあります。見つけたときの嬉しさといったら、、、
自然な美しさに圧倒されました。