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中国、今度は偽のサンタフェ…現代車苦心

2006年06月14日 | 中国vs韓国
「偽のマティス」に続き「偽のサンタフェ」が中国市場に登場し、現代(ヒョンデ)自動車が苦心している。中国の自動車業界消息筋が13日伝えたところによると、中国安徽省に本社を置いた江淮車は、今秋ごろ、偽のサンタフェ(旧型)の販売を開始する予定だ。同社は、サンタフェに非常に似ている同モデルを開発し先月、試運転を行ったもようだ。

「偽のマティス」が02年、中国に登場したことがある。元のメーカー・GM大宇(デウ)が04年、該当メーカーを相手取り訴訟を起こしたが、昨年末に取り下げた。韓国が輸出している主要車種・SUV(スポーツタイプ多目的車)の偽ブランドが中国内で流通される場合、韓国車への悪影響が懸念される。

江淮車は、現代車から生産技術を教わり01年からレジャー向けのバン「スターレックス」を組み立て生産(CKD)してきた。江淮車は昨年末、現代車本社に「サンタフェの技術まで移転してほしい」と要請したが断られたことがある。江淮車は今年9月、偽のサンタフェの中国内販売を開始し、年間3万台の販売を目指す、としている。

現代車中国本部は、適切な対応方法がなく頭を悩ませている。本部関係者は「自動車関連の許認可権を中国政府が握っており訴訟を起こすには負担がある」とし「訴訟で得るものより失うものが多いかも」と語った。ただし、中国政府の偽ブランドへの態度は変わりつつある。中国裁判所は04年12月、「Hongda」という英文商号を使った中国の某メーカーに対し、ホンダに約147万元(約1800万円)を賠償するように、との判決を下した。


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