中国から飛んで来た大気汚染物質が韓半島(朝鮮半島)全域を直撃した。
中国の産業地帯から排出された各種の汚染物質が、気温の上昇と風量の弱化により西海(黄海)上空に大気団を形成。これが今週明けから韓国国内に大量に入り込んできた。
これにより、ソウルを含む首都圏では日中も大量のスモッグが発生し、大気中のホコリの濃度も先週末に比べ4‐6倍に急増した。
17日に環境部と高麗大気環境研究所(鄭用昇〈チョン・ヨンスン〉所長)が発表したところによると、今月15日から中国からの汚染物質の流入が本格化し始め、同日までの3日間、韓半島上空を広く覆っていたという。
このため、ソウル市内の微細ホコリの濃度は、今月13日の1立方メートル当たり42マイクログラム(マイクログラムは100万分の1グラム、松坡区芳夷洞で測定)から、同日は平均160マイクログラム(最大値は231マイクログラム)にまで上昇した。
また、仁川市ノニョン洞は午前中に一時323マイクログラムにまで上昇するなど、大気環境基準(1日平均100マイクログラム以下)の3倍以上にまで跳ね上がった。
微細ホコリよりも粒子の小さい超微細ホコリの濃度はさらに深刻だ。ソウル大学保健学部大学院のイ・スンムク教授は「鍾路区の場合、今月14日に20マイクログラムだった濃度が、17日には132マイクログラムと実に6倍以上にまで上昇した」と話している。
また、環境公害研究所の申東千(シン・ドンチョン)所長(延世大学医学部教授)は「最近では、超微細ホコリが心血管や脳血管にまで悪影響を及ぼすという国際的な研究結果が出されているだけに、中国から飛んで来る汚染物質に対しても引き続き警戒を強めていかなければならない」と語っている。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/01/18/20070118000072.html
中国の産業地帯から排出された各種の汚染物質が、気温の上昇と風量の弱化により西海(黄海)上空に大気団を形成。これが今週明けから韓国国内に大量に入り込んできた。
これにより、ソウルを含む首都圏では日中も大量のスモッグが発生し、大気中のホコリの濃度も先週末に比べ4‐6倍に急増した。
17日に環境部と高麗大気環境研究所(鄭用昇〈チョン・ヨンスン〉所長)が発表したところによると、今月15日から中国からの汚染物質の流入が本格化し始め、同日までの3日間、韓半島上空を広く覆っていたという。
このため、ソウル市内の微細ホコリの濃度は、今月13日の1立方メートル当たり42マイクログラム(マイクログラムは100万分の1グラム、松坡区芳夷洞で測定)から、同日は平均160マイクログラム(最大値は231マイクログラム)にまで上昇した。
また、仁川市ノニョン洞は午前中に一時323マイクログラムにまで上昇するなど、大気環境基準(1日平均100マイクログラム以下)の3倍以上にまで跳ね上がった。
微細ホコリよりも粒子の小さい超微細ホコリの濃度はさらに深刻だ。ソウル大学保健学部大学院のイ・スンムク教授は「鍾路区の場合、今月14日に20マイクログラムだった濃度が、17日には132マイクログラムと実に6倍以上にまで上昇した」と話している。
また、環境公害研究所の申東千(シン・ドンチョン)所長(延世大学医学部教授)は「最近では、超微細ホコリが心血管や脳血管にまで悪影響を及ぼすという国際的な研究結果が出されているだけに、中国から飛んで来る汚染物質に対しても引き続き警戒を強めていかなければならない」と語っている。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/01/18/20070118000072.html