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「韓国軍捕虜家族を北に送還した中国、五輪開催の資格ない」

2007年01月24日 | 中国vs韓国
およそ30の北朝鮮人権関連団体は23日午後、ソウル孝子洞(ヒョザドン)の中国大使館前で、韓国軍捕虜家族を北朝鮮に強制送還したことを非難する糾弾大会を開き、中国当局に対し、脱北者の強制送還を中断することを求めた。

各団体は糾弾大会に続き胡錦涛中国国家主席あてに書いた抗議状を中国大使館側に渡した後、国際社会に脱北者強制送還の阻止を呼びかけるキャンペーンも持続的に繰り広げていく考えを明らかにした。抗議状は「中国政府を大韓民国との友好関係が深い隣国に認識していたが、韓国軍捕虜家族を十分調べることもせず、北朝鮮に強制送還したのは非常に遺憾なこと」とし「こうした態度は善隣関係にふさわしくないものであり、韓国民のプライドを傷付けるのに十分なもの」と指摘している。

続いて中国政府に対し「韓国軍捕虜家族を北朝鮮に強制送還したことについて韓国民に謝罪するように。これ以上強制送還しないよう丁寧に願いたい」とし「ひいては脱北者の難民地位認定に向けた措置を取ってほしい」と促した。また、北朝鮮拉致被害者・脱北者人権連帯の都希侖(ド・ヒユン)代表は「北朝鮮の人々と韓国民まで死の地へ導く中国政府には、北京五輪を開催する資格がない」とし「強制送還は同じ民族を虐殺する北朝鮮・金正日(キム・ジョンイル)政権と共犯者になること」と強調した。


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