野口体操 - 身体感覚をひらく

・・・動画で見る野口体操のうごき・・・
(このブログ内の動画.写真.イラスト等の無断コピーを禁止いたします)

野口体操:形は中身の変化のあらわれとして……

2007年02月20日 | Weblog
 野口体操の基本「上体のぶら下げ」は、立って行うものです。
 しかし、床に腰をおろしておこなう「やすらぎの動き」等々、一連の「座位によるほぐし」は、「上体のぶら下げ」の考え方と同じものです。
 クラシックバレーやそのほかのダンスなどでも、多くの方が苦労する「前後開脚」を載せてみました。
 形ではなくからだのなかで「緩む感じ」の感覚をひらきましょう。
 昨日(2月19日)の「上体のぶら下げ対話」でも、揺れる感覚をひらくイメージとしてみていただきたい。
 形は、中身の状態が変化すれば、おのずと結果として現れてきます。
 そのときの自分のからだの条件を大切に感じ取りながら、続けてみましょう。
 私(羽鳥)自身、26歳で野口体操をはじめた当初は、ガチガチのからだでした。外側の形を追わないことです。体の中身の変化こそ、大切に味わってみていただきたい。
 人間のからだは「やり方がよくて、続けられれば変化する」ということを今日は、お伝えしたかったのです。
 明日から、ジュニア新書『身体感覚をひらく』に戻ります。

最新の画像もっと見る