かっぱ堂。

こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなくかきつくればあやしうこそものぐるほしけれとかなんとか。

風間杜夫の落語会

2008年11月08日 23時45分30秒 | 愛と笑いの夜
初の、にぎわい座。

2008.11.8
横浜にぎわい座11月興行「風間杜夫の落語会」昼の部
横浜にぎわい座 芸能ホール

 小ぞう : 真田小僧
 喬太郎 : 時そば
 杜夫  : 火焔太鼓
      ~お仲入り~
 ボンボンブラザーズ:(太神楽曲芸)
 杜夫  : 化物使い

夏にこっちへ来て以来、ご近所になったんだからと機会を探ってたわけですけれども、今月に入って立て続けにチケットを押さえられました。ってことで、第一弾が、これ。

小ぞうさん、さん喬一門の九番弟子だそうですけれども、なかなか良い感じ。また聴いてみたくなる前座さんというのは、これまでにもあまりなかったかな。

出だしからリラックス気味の喬太郎師匠、たっぷりのマクラでは例の「コロッケそば」が登場して盛り上がり、一気に噺の方へ。時そばって、シンプルなお話しですけども、掛け合いといい、所作といい、聴くほどにおもしろ要素が見つかる気がします。いや、喬太郎師だからなのかもしれませんが。

風間さんの一席目は、いきなり大ネタ。プロの噺家さんからすれば、「おいおい」ってなところなんでしょうけれども、僕みたいな素人にとっては逆に、プロが高座に掛けづらい噺を口演で聴けるというのは、ある意味ありがたいところでもあるわけなのです。

お仲入り挟んで登場のボンボンブラザーズさんは、芸協所属の芸人さんなので、僕がよく行く寄席ではなかなか観られないのですけれども、なかなかに味わいのある芸でありました。お客さんイジリでのハプニングも良い方に働いたかな。

風間さん二席目も、大ネタ。こうして二席聴いてみると、改めて台詞回しのうまさというか、ある種のプロの語り口みたいなのを感じるわけですけれども、それが落語的かというと、ちょっと違うのかもしれません。その意味で、本気な落語ファンの方には合わないのかもなぁと思いました。僕なんかは、これはこれで楽しめるんですけどねぇ。

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