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[2004年を勝手に振り返る #7]2004ニュース top10

2004-12-31 21:35:00 | マネー&ポリティックス
「ハロプロ限定 10Top News」の1位についてはCM明けということでw
その前に今年の10大ニュースでも考えてみたいと思います。一つ一つコメントしていくと長くなると
思われるので、寸評程度で留めておきます

1. イラク情勢
やはり今年もイラクの1年でした。

2. スマトラ島沖地震
もし今、APやロイターあたりが10大ニュースを発表したらこれが1位かもしれません。

3. アメリカ大統領選挙
昨年の今頃は民主党が勝つ、そして大統領はハワード・ディーンだ!みたなことでマスコミは
騒いでいましたが、ディーンが予備選レース早々に消えました。ケリー対ブッシュは接戦だったとは思うけど、
ふたを開けたらブッシュが苦労しながらも楽に勝ったかなと思います。宗教勢力の後押しが強し。

4. マドリッド列車爆破テロ
イスラムテロ派ではなくすぐにETAに責任転嫁したアスナールはこの事件後にあった選挙で負けました。
そして首相になったサパテロはイラクからスペイン軍撤退。これでめでたし、といえばそうではなく、
ここに来てまたETAの動きが活発になってきているようで、スペイン政府は二正面状態じゃないでしょうか。

5. アラファト議長死亡
まぁ病気がちだったので死亡自体が大ニュースというよりは今後のパレスティナとアラブ中東が
どういう方向へ向かうのかは2005年も注目です。

6. ウクライナ大統領選挙
これはいまだに決着付きませんね・・・

7. 日本の水害・地震
地震のことは覚えていても水害については風化した感じがしますが、これについては少し場所を割きます。

7月の新潟水害のとき、ある気象予報会社(気象協会じゃないです)が被害に遭いそうな自治体へ自ら赴き、
過去の統計から察するに間もなく洪水が発生するから避難勧告すべきと伝えたそうです。
ある自治体ではそれに従い、住民に対して避難勧告を出した結果、それほどの人的被害を蒙ることがなかったのですが、
大惨事になった三条市は結果的にはこれに従わず、さらに自治体側の不手際により、あれだけの被害を
受けてしまったようです。

8. 北朝鮮問題
日本では主に拉致の問題が大きいですが、世界的には核問題の方が重要度高いのではないのでしょうか。
今朝の日経新聞のインタビューで、信越化学の金川社長が「北朝鮮問題が日本のカントリーリスクとして
浮上する可能性もある」と言っておりました。

9. UFJ・東京三菱 統合決定
自分が口座を持っているからというのもあるのですが、同じくらい注目したのが、信託部門の統合において、
住友信託銀行が統合阻止のために「民事保全法」を持ち出したところです。今年ほどこの「民事保全法」が注目された年も
ないかと思うのですが(田中真紀子氏やプロ野球選手会もこれを使った)、結果的には裁判で負けたものの、
ここの弁護士グループの視点はすごいものがあったと思います。

10. ダルフール問題
これは日本ではほとんど報道されていなかったと思いますが、BBCやTIMEなどの報道を見ると、
本当に悲惨な状況が繰り広げられていた模様です。この現状にもっと注目してもらうために、
"Band Aid"が再結成されましたが、こちらもひどい叩かれ方をされているようです。

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