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庭戸を出でずして(Nature seldom hurries)

日々の出来事や思いつきを書き連ねています。訳文は基本的に管理人の拙訳。好みの選択は記事カテゴリーからどうぞ。

8㎡

2014-02-13 15:35:00 | 海と風
今日も堀江北東強風。昼を挟んで8㎡で2時間ほど走る。このカイトはほとんどストーム仕様だ。標準ではピッチが低すぎることが多いので、コントロールラインを10cmほど縮めて使っているのだが、バーを目いっぱい引き込むとカイトが失速する。

フロントラインのトリムを引き込んでピッチを最大限下げた状態で、このカイト特有の性能が出てくるような気がした。つまり、ラインの伸びを計算に入れたメーカーの初期設定は基本的に間違ってないということだ。

今日も沖のトップブローは15mほど。海面はグシャ波でエッジを効かせてスピードを出すのは難しかった。

それにしても私の体重で12~13m/s辺りが適正風ということになると、やっぱり相当に安定したコンディションでないと楽な走りはできないだろう・・・などといいながら、時には鱗立ち泡立った海面と格闘するのも、この世界の楽しみ方ではある。

饒舌は

2014-02-13 09:52:00 | 拾い読み

静寂を保って馬鹿だと思われる方が、口を開けて(多くを語って)全ての疑いをなくすよりも良いことだ。
‐マーク・トゥエイン

It is better to remain silent and be thought a fool than to open one's mouth and remove all doubt.
-Mark Twain (November 30, 1835 - April 21, 1910)

饒舌は銀、沈黙は金ということか・・・人は多くを知ると多くを語りたくなるのが普通かもしれない。しかし、ことの多少は何と比較するかによって決まり、どんな分野でも造詣が深くなればなるほど、知らないこと分からないことが増加し、自己の無知と未熟を悟るのが大人(たいじん)のあり方だろう。ソクラテスはとうの昔に無知の知を説いている。

そして現代マスコミ業界に登場する、いわゆる学者・評論家・コメンテイターなどの皆さんの饒舌なこと。人間が元気に言葉を喋ることは健康法の一つでもあるのだろうからそれも良い・・・が、過ぎたるは及ばざるがごとし。私はテレビ番組の多くで、彼らのお喋りにうんざりして、時々消音スイッチを押すことがある。