それが、東横クオリティ。の件

東横イン社長が不適切な発言を謝罪【日刊スポーツより】
　「東横イン」の西田憲正社長（５９）が２８日、前日の記者会見で「身障者用客室を作っても、年間１～２人しか利用がない」などと発言したことを謝罪するコメントを、同社ホームページに掲載した。
　「発言内容、態度について、多くの方からご叱責（しっせき）をいただきました。動揺を隠せぬままカメラの前に立ち、身体障害者の皆さまに対し不適当と思われる言動があったことを深く反省しております」などとしている。
　西田社長は会見で「正面が（身障者用）駐車場だとホテルとしての見てくれが悪い」など開き直りとも取れる発言をしていた。
［2006/1/28/20:09］

東急イン「うちは無関係」　東横イン問題でとばっちり【朝日新聞より】
　「東横イン」とは一切関連がございません――。ビジネスホテルチェーン大手「東横イン」（東京都大田区）の偽装工事疑惑が広がりを見せる中、「東急イン」などのブランド名でホテルを展開する「東急ホテルズ」（東京都渋谷区）はＨＰ上に、こんな「ご注意」を掲載している。

　東急ホテルズは、東急グループのホテル部門で、「東急イン」「東急リゾート」などのホテルを全国に５８店舗持つ。

　偽装工事が発覚した東横インによると、「東京と横浜の間に本社があるため」東横インと名付けたという。
2006年01月28日21時39分


※いや動揺とかなんとか言う以前に、単に空気読めなすぎなだけだと思う。ていうか、動揺している人間が、あんなダルそうな面で人前に出るか。小嶋とかとは違った意味での、久々に絵に書いたような「吊るし上げ必至社長キャラ」である。

あくまで勝手な偏見だが、普段からワンマン社長で、違法行為にしても何にしても、上の方から強要することにばかり慣れていて、いざというとき矢面に立つ訓練が全然できていないタイプなのではないか。自分が会見に出るの、最後まで渋ってそうとか、単なる不見識発言以上に、そういう想像を他人にさせるに十分な会見ぶりだったと思う。しかしある意味では「良くいる経営者」。本当に反面教師としたい。

それはそうと、東急グループへのとばっちりの件。悪いが東急沿線に長く住む私でさえ、今回の事件までグループ企業と誤解していたよ。ていうか、これだけ大規模にホテル展開している会社に対してなら、もっと前に社名使用の差し止めとか訴えてみても良かったのでは（訴えていたらすみません）。誰がどう理屈こねようが、良くある「客の混同」狙うパターンとしか思えないネーミングだし。これに比べれば、悪影響などゼロに等しい高知東生（旧：東急）に対して、あんな毅然としていた同じ会社とは思えない鷹揚さ。

結構、勘違い苦情電話も来ているらしく、ホームページでこんな周知をしている。

★東急インおよび東急グループは、「東横イン」とは一切関連がございません。

周知しているのはいいが、今日（２８日）のさっき１９時のＮＨＫテレビのニュース見ていたら、何かのテロップで思い切り「東急イン社長」と出ていたぞ。後でアナウンサーお詫びしていたが。これでまた、勘違いクレーム激増の予感。ＮＨＫですらこれ。東急これを機に受信料の支払拒否したりして。こんなことなら、やっぱり高知東生より先に手を打つべきだったのでは。