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木洩れ日ものろーぐ

思い立ったが吉日を基調に、言の葉から日々を透かして

glasses パソコンの友

2006年03月28日 00時15分41秒 | 日々の点描
 NEW眼鏡が決まりました!

 「LESS THAN HUMAN PRITTY」の春の新作メタルフレーム「Ho=O.cum」
 それに特殊コーティングレンズ「bui」を入れて完成。
 buiとは、PCの発光から眼を護る機能をもつ負担軽減レンズで、聞けば水面下では注目されているという話。
 ちょっとお値段はするのだけど、これに賭けてみようと思っていた。
 用途を増やすべく、度入りにしてみた。

 このほど、去年11月からEROTICA池袋店がオープンしていることを知って、行って見ずにはいられなくなった。
 レスザンヒューマンはあるようだけど、プリティはどうかな、と思って覗いたら、ありました。
 それどころか、前に見つけたのと違う色使いのを発見。
 「Theo」も気になったものの、もうまずレスザンに傾く確信があった。
 後は色だけ。ちょっと明るいかな、と思いながらもライトブラウンをかけると、それまで第一候補だったカーキベージュ(?)が落ち着きすぎに見えてきた。
 …こういう錯覚が危ないのだろうにな、と感じつつ、店員さんと話すうちどんどんライトブラウンに傾き、ついに戻らなくなった。

 前見たお店ではbuiは扱っていなかったので踏み切れずにいたのだけど、ここにきたおかげで、フレームの持ち込みもレンズの取り寄せもせずに済んだ。
 むしろ素敵な色のフレームに出会えて、かえって幸運でした。
 仕上がりが楽しみ


悪い花

2006年03月26日 16時58分53秒 | 日々の点描
 「白夜行」最終回の録画を観た。
 あの二人の演技は安心して見てられていいといつも思う。
 「世界の中心~」の時から思っていたけど、同じ人物が真逆のキャラクターをつくっていて、なのに異様にリアリティーに満ちていて、その美しい醜さがよかった。

 前々回の、八千草さんの「二人して そのざまか 哀れやなぁ」がまた凄まじかった。
 ちょっと音程が標準語的なのが気になったけど、妙に魂魄がこもっていて圧倒されました。
 あの人は、穏やかにもかかわらず言葉選びがきつかったりと、いつもと違う色を見せていてかっこよかった。
 ああいう八千草さんもいいな。

 武田鉄矢の鬼気迫る役柄はもう、真剣に怖くなるほどだった。
 腹の底から押し出すようなあのきつい声は今までにない。
 終わりに近づくに連れて、彼が二人を救いたいという目で見るようになる、その変貌が響いた。
 愛情さえこもっているように感じられて泣けた。
 「かわいい 悪い花ですから」
と、亮司にとっての雪穂の出店を評したのも、自分にとっての二人を重ねたようで。

 あれだけの犯罪を重ねながらあれだけ人に愛されるのは凄い…。
 やっぱり、醜さに苦しむ彼らが美しいからかな。

 これでようやく原作が読める。
 ドラマが終わるまで別のイメージを挟みたくなくて待っていたのだけど。
 どんなふうに違うか楽しみです。

「人間以下」

2006年03月25日 02時15分13秒 | 日々の点描
 最近PC画面を長く見ていると頭痛がするほど目が疲れてくる。
 ということで、眼鏡に迷う季節になりました(?)。
 特殊レンズで目をカバーしようという真っ当な動機で、でもデザインはありきたりを避けて。

 先週だったか、新宿EROTICAにて様子見。
 やはり以前も気になった「Theo」が目に止まる。
 他に惹かれるものもなく、決めそうになりながらも、ダークレッドとオフホワイトの間で身動きがとれなくなり、ひとまず撤退。

 数日後、池袋lunetterieにて様子見。
 ここでは初めて国産に興味がわいて試してみた。
 「LESS THAN HUMAN PRITTY」の、春の新作のメタルフレーム。
 「GOSH」の、やわらかい合わせ色のセルフレーム。

 これらと一緒に「Theo」をかけ比べてみて、「Theo」をかける度に生じる違和感の理由が分かった。
 「Theo」は横に幅があるので、かけた時に目じりの横まで張り出して、目の辺りだけ前面に浮き出て見える。
 並べたらやっぱり後の2つより少し横長。細いのでなおさら長く見える。
 デザインとしてはかわいいのだけど、たぶんそれが気になっていたのだ。
 
 「LESS THAN HUMAN PRITTY」は、シンプルですきっとしている割に、女性を意識しただけあってどこか丸くやさしい印象で、かつ幅がそうないので、顔の中に収まって馴染む。
 今回は軽いメタルフレームをと決めていたはずなのだけど、「GOSH」の、セルフレームにも関わらず繊細でかわいいラインが捨て切れない。
 放置すれば「LESS THAN…」になるような気がしつつ、迷い中。
 それにしても、「人間以下」ですって、すごい挑発的なネーミング。

波紋様々

2006年03月24日 00時38分37秒 | 日々の点描
 異動が内示されてから、周囲の人たちの反応が様々。
 残り時間を惜しむようにかまってくれる人が多いのは、驚きと共にやはり嬉しい。
 なんだか思い出したように親しくなっている気もする(笑)
 こんなに息を潜めているつもりのくせに、それでも存在の痕跡は残していたのだと思うと、不思議にもほっとする。

 作った書類を決裁に持ち回っている時にも、一時期同じ課だった好きな上司にちらっと見られ、唇だけで「びっくりした?」と聞かれて嬉しかったり。
 それを皮切りに、遡ると採用面接にいた上司にも声をかけてもらったり。
 今ならどんな書類でも文句言われずに決裁おりるよ、と冗談めかしてくれる知らない上司もいたり。

 事務所間異動とは無縁の世代の人たちの中には、この異動を気の毒がる人もいるし、逆に私を知る人で異動先のほうがあっているかもしれないと言う人もいる。
 今は、未知数だと感じる。
 縦社会は苦手。かといって横社会も苦手。
 ちょうどいいのは斜め社会。
 上からの圧力を全面的に受けることも、両脇から挟まれることもないのが理想的。
 常に無意識に、すっと横や後ろへ自分の立ち位置をずらして、そういう位置関係を維持している気がする。
 それが出来ないところではきっと窒息する。だから未知数。

 今日、職場の夫婦と言われる同期とお昼を食べた時、ふと思った。
 自分は、大切にすべきものや価値のあるものが傍にある時は気づかないで、それがなくなると知った時に突然、その大きさが見えてくるらしいと。
 あるいは、これから逃そうとしている魚が大きく見えるだけかもしれない。
 でも、なくなると想像した時に悲しくなるものであれば、そうなる前に大事にしないといけないのだ。
 つまり、想像力なんだと、しみじみ考えた。

 霞の向こうにあるものでもしっかり目を凝らしていないと、ちゃんと見えた時にはすでにすれ違う間近ということもある。

急転直下

2006年03月22日 23時59分10秒 | 日々の点描
 思ってもみなかったことに、なんとこの4月、異動

 どうなっているのやらこれは。
 同じ係の先輩が異動したら困るな、でも前の係長が補佐になって戻ってくるからには安泰だな、と他人事でのんきに構えて、親しい先輩の異動者一覧を覗き込んでいた矢先、課長に肩をたたかれ部長の元へ呼ばれる。
 その瞬間に自分の異動だと察しはついたけど、まさか事務所異動とまでは考えていなかった。
 青天の霹靂、をここで使わずにいつ使う、という感じです。

 入った時から、事務所間異動は当然あるものという意識だったし、あるとすればこちらの同期の中では(諸事情により)私が最もありえるだろうし、交換でこちらにくる同期は(諸事情により)あの人だろう、というところまでの具体的な予想はついていた。
 ついでに、行くとすれば部署的にはあの辺かも、くらいの直感まであった。
 だから、それがこのタイミングにくるということ以外は、はっきりいってほぼ予想が的中したに過ぎない。

 でも、まだ2年だし、3年経つまで動かないだろうと踏んでいた。
 ゆえに仕事面ではそれなりに長期に物を見ていたところがあって…。
 それが今一気に崩れようとしている。
 目下、崩れる途中にある色々なパーツを、両手両足を使ってかろうじて現状の形につなぎとめている、といった感じ。
 ベテランの域を味わわずして任地変更とは複雑。
 以前、1年半で同じ展開にあった先輩が、計画が狂ったと言ったのを思い出す。

 せっかくこの雰囲気にも慣れて、やわらかい職場にも良さがあると思い始めたところだったのに、また新しい雰囲気に慣れなおすのは骨かな。
 突然の大きな変化が苦手です。
 でも、どちらかに馴染んでしまう前に冷静な目で両方を見ることには意味があるし、それがこの早い時期にきたことは、定着してしまいやすい私には運のいいことだったろうと考えます。

解放日和

2006年03月20日 00時12分59秒 | 日々の点描
 今日は、春物の購入を解禁
 考えたら今年に入って服を買ったのは初めてくらいじゃなかったかしらん。
 久々に行ったいつものお店、でも店員さんはやはり覚えててくれるんですね。

 ただ面白かったのが、以前はふわっとしてやわらかくて優しい雰囲気だった若年の店員さんが、すこし物慣れた、けだるい(?)感じに様変わりしていたこと。
 前からいる、さばけたおねえ様タイプの店員さんの性質を取り入れつつあるのかなと感じた。それとも環境に圧されてとか…。
 個人的には色んなタイプの人がいても面白いと思うのだけど、変わらずにいることもある意味難しいでしょうね。

 それはともかく、新芽色のアンサンブルに即決。
 その勢いで別のお店のもう一種類も我が物とする予定が、色の組合せで前例がないほど迷って、やむなく一時休戦。
 一時…のつもりが、考えをまとめようと出歩いた先で、靴など買ってしまっていたら、戻れなくなった(笑)。
 戦線離脱と思われたかな。
 でも、一年前から目をつけていながら延期してきたバックバンドの靴で、買いたいと思った今日すんなりサイズがあったから。

 にしても、今回買えて幸運だった。
 何しろ、妙に紳士的な、およそ多売業には似つかわしくないほどダンディな、中世の執事を少しやわらかくしたような雰囲気の店員さんに遭遇。
 足と靴の相性をよく考える人のようだった。
 買い物に行ってあれだけ神妙な空気になることはないと思う。
 個人の古い、味のある靴屋さんにはしっくりおさまりそうな印象だった。
 …などしているうちに、時間切れとなったのでした。
 でも買いに行くからね。

 ひとまず、満足な解禁日になりました。

予習なしの復習

2006年03月18日 23時58分39秒 | 日々の点描
 槇原敬之さんの「桃」を聴いている。
 完璧に覚えているようで、細かな音程が入りきっていない自分を感じる。

 昨日は今年度で退職される上司を送る会だった。
 なかなか小粋なお店でヘルシーなメニューのご飯をいただき、不意の「二次会出る?」の一言に、数秒迷った隙をとられて「1時間!」と押し切られ…というか値切られたような気分なのだけど、そのまま行くメンバーへカウント。

 で、またカラオケ。人生における3曲目に「桃」。
 だって歌わないと帰れないと言うんです。
 この展開を予想してなかったからか、最近ずっと横文字音楽を聴いてたからか、いざとなると自分のよく知る歌が思い出せず唸った。
 平気で歌う人はほとんど勧められないのに、しり込みする人の歌はなぜああも求められるのか、研究したくなるほどつくづく不思議。
 でもちょっとほっとしたのは、送られる上司が、自分の歌ごときを「聴けてよかった」とおっしゃったこと。
 私の引っ込み思案をやや心配していたらしい上司、歌うことを打ち解けることのバロメーターとしたのでしょうか。

 片や、歌ってないことも気づかれずに去れる人になれれば楽だと思う自分。
 片や、なんだか知らないけれど求められるならそんな深刻なことでもあるまいし一つくらい歌えば、と思う自分。その間で揺れる(笑)
 大げさなようだけど、歌声を聴かれることは自分をさらすことのように感じる。
 言葉に音程をつけて発するのは、対外用に整えた言葉から素の言葉に切り替えるようなもの。人前では自動的に対外スイッチに切り替わる自分には、素を同時進行させるのは骨だったりする。
 古代の「かき合はせ」の概念と重なるほどに、自分の感覚では結構大きな一歩なのです。
 その前に、酔いの回って大騒ぎな人々の中にいるだけでも消耗する!…なんせ今日になっても疲労が取れずに夕方また睡魔に完敗したくらい

 信じられないけど、子供の時は歌うのが好きだった。
 それも「マイウェイ」。
 「わたしには~あいする~うたが~あるから~」…て、今やなんて皮肉な歌詞なのか知りませんが、とにかくこのフレーズが好きで、意味も分からず繰り返し歌ってました。
 よく見ると3、4歳の子の好きな歌としては微妙な内容だけど、でもいかにもな感じもするかな(笑)

   私には愛する歌があるから
   信じたこの道を私は行くだけ
   すべては 心の決めたままに

お気に入りサロン発見

2006年03月13日 00時10分04秒 | 日々の点描
 数ヶ月ぶりに髪を切る。
 ちょうど、冬のロングスカートから春の軽やかスカートに変えるような感じで、ちょっとした衣更え気分。
 今まで出来栄えが今一歩でも背を向けきれずにいた美容院を思い切って、少し前から気になり始めていたサロンへ行ってみた。
 結果、あっさりお得意さんになりそうな予感。
 今までで一番リクエストに応えてくれた、と思う。
 技術だけじゃなく、言葉の端々で、髪のことをちゃんと勉強している人だという気がした。
 この髪質と頭の形ならこう切ったほうがいいとか、こういう風にカットしたからこう扱うと望みどおりになるとか、色々とアドバイスが降ってくる。
 私の場合今までほとんどスタイルを変えたことはないけれど、この人ならちょっと遊び心を出してもいい気がした。
 何しろ、左右の髪の量の違いとか、肩の高さの違いとか、毎日つきあっている自分でも気づくまで結構かかったことを、たった1時間やそこらで見抜いてしまう敏感さなのだ。
 驚きの連続と共に、いい具合に身も心もさっぱりしました。

見えてきたような・・・

2006年03月09日 23時58分01秒 | 日々の点描
 以前上司の言っていた意味がぼんやりと見えてきた。
 要は、徹底的にやると終えられない仕事の仕組を問題視するのか、ある程度で終わるように仕事をするのを妥当とするのか、ということだ。
 そういえば、遡れば大学の頃に就活をしていた時に行き当たった命題だった。
 巧遅拙速、という言葉がある。まさにそれ。
 どちらをとるか。「拙」が気になって一瞬迷った私に、仕事においては拙速をとるのが正しいと、面接官は宣言した。

 自分のことなら、睡眠時間を削れば巧遅が叶った。
 でも、常に複数人が絡む仕事では…自分の勝手に時間はつくれない。
 それが2年前と違うところだけれど、いつまでもジレンマに揺れるようでは困るのではないか。
 それとも、思い入れすぎなのか。さらっと流せばいいというのだろうか。確かに一理ある。
 でも、一時期はきちんと成立していたものが、構成人員の変動でちゃんとわまらなくなったことは、覆い隠しようがない。
 それを肌で感じていながら、じゃあそれに合わせてやり方を緩めよう、などということは、気持ちの面で難しい。

ついてない人?

2006年03月06日 23時43分30秒 | 日々の点描
 ほんとに、歯医者運がないんじゃないかと思った。
 何年かぶりで歯医者さんへ行き始めた。
 前回が確か高校の時だった気がするので、何年か、という次元かどうかは一考の余地ありだけど。
 喉が敏感で口に異物が入ると気持ち悪くなる体質の上に、あの機械音で余計縮こまってどうにも苦しくなるので、歯医者さんは昔から苦手だった。
 そこへきて腕のよろしくない医師にかかって一旦不信になったりすると、次に歯医者へ行くまでにこのくらい月日がたつのだ(笑)。

 今回は私ももう大人だし、職場の人たちがちらほら行く所で評判も悪くなさそうなので行ってみた…ら。
 目当てにしていた女医さんは腕の怪我の真っ只中で担当できない…
 代わりに担当した医師には削り機でスパッと口内を切られる…
 これを「ササイなアクシデント」に分類するなら、他は概ね無事だったと言えましょう(涙)
 そもそも、欠けた歯で舌が傷つくのを止めるために行ったのに、むしろ派手に切り傷を作って帰るとは。
 あの痛さから考えて結構な度合いだろうとは思ったのだけど、ついまた大丈夫な振りをしてしまった…何のことやら。
 予めリサーチして行ってもこれだ、とつくづく閉口。

 運ではなく、物事のいい面を見て笑うか、悪い面を見て嘆くか、なのでしょうかこれも。

イチから?

2006年03月03日 01時11分22秒 | 日々の点描
 今月からアルバイトさんがきた。
 もう10年くらい、決まってうちに配属されるベテランアルバイトさんがいて、私が入った頃は、その人からよく教わったものだった。
 だから、その人がくれば、ここのところ自転車操業気味の仕事もスムースに流れ始め、ちょうどその頃に必要になる仕事にもとりかかれる…はずだった。

 が、今回いらしたのは、全く新しい、うちの職場自体が初めてのバイトさん。
 別にそれはいいのだけど、これが、思ったより痛かった
 何しろパソコンが初めてで、毎日パソコンを立ちあげるところから手取り足取り、ファイルフォルダの開き方をその都度デモンストレーション、という具合。
 分かります。そういう人はざらにいるはずだし、動揺してはいけないんです。渡したマニュアルも、家で頭に入れようとしてらっしゃる勤勉さなのだから。
 でも、ちょっとなかなかにきつい。

 突き詰めれば、これはバイトさんが悪いのではないです。
 需要と供給を合わせなかった人事の問題で。
 せめて事前研修くらいすればよかったんじゃ…いきなり現場に放り込んだら誰だってキリキリ舞いしますよ。
 でもそんなことはこの際考えても意味がない(笑)
 だけど、自分の母親くらいの年齢の人に噛んでふくめるように教える自分が嫌。
 口調は丁寧でも何だか偉そうで嫌。でもそれしか方法がない。
 私の配属時は、とりあえずやって、分からなければ聞いて、形式だったけれど、どうなんだろう。それをやっていいのだろうか。
 こちらも手探り。ゼロから、みたいな感覚。

夜の梅

2006年03月01日 00時10分12秒 | 日々の点描
 観梅に行ってきました。
 湯島天神は今、梅まつり
 夜闇に照らし出される梅花を見にいったけれど、時刻の割に思ったより空が明るかったため、こんな感じ。
 今のところ四分咲きとのことで満開の木は少なく、上のほうの枝からほころんでいた。
 でも、ほのかに桃色がかった枝垂れ梅「見驚梅」や、濃い紅梅「大盃」にお目にかかれた。目を凝らさないといけなかったけれど、なかなかきれいだった。
 こうなると昼間にも行って見たくなるもの。満開の頃に行こ
 にしても、道々話しながらでも、たまにすれ違う街路の梅が強く香るのが分かったのは、きっと視覚で梅をとらえにくい夜だったから。
 なかなか雅です。

 これで舌の件さえなければ、ご飯ももっとおいしかったんだろうな(苦笑)

沈黙は何とやら

2006年02月28日 00時31分20秒 | 日々の点描
 舌が痛くて話せません、などと言って、信用されるものかしら
 外から見て分かる怪我と違ってちょっと…。
 忘れもしない、去年のお正月にも同じ事態になって、その時はせっかく京都での年始なのに最悪だと思ったけれど、お休みなだけましだった。
 まあ、時に凶器となる鋭利な歯をなんとかしない自分の自業自得なのだけど。
 でも切実に、電話に出るたびに舌足らずなのは嫌だし安静にしたいと。
 にも関わらずご飯を約束しているからには、話した上に食べるというなかなかの試練が…かといって一度した約束自体を動かすという芸当は私には荷が重く。
 ということで、黙って見ていたいのですが(笑)

何度見ても ため息もの

2006年02月25日 00時28分17秒 | 日々の点描
 三たび、荒川静香さんのお話。
 何しろ、おかげで朝寒さが吹き飛ぶくらい、心に響いた出来事だったので

 何も考えないようにして、無心で滑った、と彼女はさらりと言いましたが…どうしたってそれが一番難しいことだと、私なぞは思う。
 言い聞かせたって暗示にかけたって、試される場において萎縮する自分の心を望む状態に制御するなんて、簡単にできるものじゃないのです。コーエン選手やスルツカヤ選手の動揺を見ても容易に分かります。
 それに、無心は無心でも、臨機応変に、瞬間的な判断と冷静で緻密な計算までこなしてしまえるのだから、やっぱり単なる無心じゃない。とても頭がきれる人だと感じます。

 あんなに滑らかにやわらかく、もともと氷の上で生きていたみたいに、自然に演じられるのが素敵。舞姫でしょう完全に。
 技術だけじゃないんですね。
 心の有り様が演技に表れて、魅了するんですね。
 ちらりと、競争相手の転倒が幸運になった、という言い方も聞いたけれど、それを言うなら「転倒しなかった」彼女の能力こそ、勝因であると思います。
 しばらく荒川さんの絶世の演技を焼き付けては、刻んでおきます。

氷の女王

2006年02月24日 08時31分20秒 | 日々の点描
 衣裳に対して抱いた印象そのままの存在になりました。

 氷の女王、荒川静香。

 素晴らしい!金メダルおめでとうございます!
 表彰だけでも生中継で見られてよかった…(泣)
 ちょうど朝の分刻み状態の時に進行するんだものじっくり見られやしません。
 に、してもやっぱりさすがは荒川さん。
 あの堂々たる威厳はそうそうあるものではないと思う。
 世界一に立っても感涙に乱れることがない、あの落ち着き。本人には勝利が分かっていたんじゃないかと思えるほどだった。
 誰より気品に満ちていて並々ならぬ存在感を放っていた。

 あとは録画見てからにしよ。