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木洩れ日ものろーぐ

思い立ったが吉日を基調に、言の葉から日々を透かして

たびわり♪

2006年02月18日 23時15分08秒 | O-ZONE 層
 今日は何気ないCMに騒然。
 なんとANAの「旅割」のCMに、我らがO-ZONEの「Dragostea Din Tei」が替え歌で使われているではないですか!
 耳を疑うほどびっくりしました。
 なぜ最盛期でない今の時期に彼らの曲がアレンジされるのか疑問だったけれど(お手ごろだとか…?)、しかも「たびわりーっ♪」てどうだろうと思うけれど(笑)、でもとにかくファンとしては、彼らが忘れられていないことにちょっとほんわか。にんまり。
 まあ誰に忘れられようとも私たちには全く影響ないですが(強)。
 というか、単純に考えると、飛行機にちなんで選ばれたのでしょうね。彼らの飛行機づくめのPVにあやかって。
 なかなか人騒がせなCMでした。

ネット様様

2006年02月06日 23時37分19秒 | O-ZONE 層
 O-ZONEファンの方のサイトをちょくちょく覗いていたら、先日、ちょっと前までアクセスできなかったMovieが復活したとのことだったので、早速拝見
 ありがたいですほんとに。他力本願ながら(笑)。
 この方は外国の放送までも視聴可能にしてらっしゃるので、多種多様な番組が見られてとても興味深い。
 使う言葉も扱い方も色々なLIVE映像は、O-ZONEが過去どれほどの国を渡り歩き、各国の司会者と渡り合い、ファンに触れてきたのかを克明に語っている。

 と、そこへ、これまで歌い話す場面しか見たことのなかった彼らの、なんと珍しく食べるシーンが!
 アルセニエ氏(…を含め3人ともなのだけど)の食べている姿は見たことがなかった。ので、すごく新鮮。目が見えないのがナンだけど、チーズをかじった時の何とも言いがたそうな反応が正直でよろしい。
 トーク中に(といっても彼はほとんど話さないから別に支障ないのだけれど)ガムを噛んでいる我関せずな態度、そして時々見せる緊迫感のない笑みが妙に和む。

 外国の番組は、何を言っているのか分からなくてもそれなりに面白い。どうも司会者が国外からのゲストを立てるということをしないよう。ゲストが司会者の流儀に従うみたいなところがあるのか。
 まあ日本にもあるにはあるでしょうが、どうも相手が外国のセレブだと、へんに機嫌を損なわないよう居心地に配慮し過ぎている空気が伝わってきてこちらまではらはらすることがある。だから、司会者が完璧に自分のペースに取り込んでいるのを見ると、…それはそれで別の意味ではらはらする(笑)。
 サバイバルなんですね、世の中とは。

 日々新たな発見があって新鮮…(笑)。かなり遅着な発見だと思うけど。
 高速ネットの有益性を噛みしめるここ1、2ヶ月。

3人ゆえの完成度

2006年01月21日 00時13分49秒 | O-ZONE 層
 DiscO-ZONEのアルバム、全曲、聴けば聴くほど好きになってくる。
 むしろ、癖になると言ってもいいのかもしれない。

 O-ZONEのアルセニエ氏は、今は単身「Arsenium」という名で活動していて、「Love me Love me」なる曲を出している。でも、個人的にはどうしても、アルセニエ氏は好きなのにも関わらず、この曲では物足りない。
 それではArsyファンではないという人も出ようけれど、そういうことではなく、Arsyの良さを最大に引き出せていない気がするのだ。
 綺麗な裏声と妖しいバリトンの両刀使いを強みとする彼が、それらを1曲の中でまるで多重人格のように使い分けるのはいい。天使と悪魔、白と黒、清と濁の体現…。それ自体がたとえいかにもな趣向であっても、しなければそれはそれで宝の持ち腐れになる。
 でも、単に2種類詰め合わせればいいというものじゃない、と思う。

 彼の声をはじめとして、3人の性質の異なる声を、適材適所で、それぞれ前面に押し出すだけではなくて、控えめに織り交ぜる、とか、さりげなく潜ませる、といった技が、DiscO-ZONEの各曲にはあった。
 つまり、ダン氏はそれを軽々やってのけていたわけである。アルバムの曲たちはああ見えて(…どう見えてかは不問にふすとして)、ダン氏の計算され尽くした緻密な音作りの賜物だったと実感できる。
 だから、それらを聴くにつけて、強いこだわりがひしと伝わってきて余計に好きになる。何人をも介入させない強い信念や意思が、彼にはずっとあったのだろうことが否応なく思い浮かべられて、妙に納得してしまう。
 どの曲も濃厚なわりに後に残らず、潮のようにすっと引いていって、聴き終わるやまた繰り返したくなる。
 もっと、彼ら3人の作品が聴きたい。彼らにしか作れない音が聴きたい。

 そんな曲の歌詞の日本語訳を写してはおいたのだけど、どうも自分で直に意味をとりたくなり、そしたらルーマニア語が知りたくなり、かくして本屋で探した。
 ルーマニア語テキスト、1冊のみ発見。ちょっとのぞいて見たら、歌にある言葉がちらほら。興味わきました。ただ、語彙があまり載っていない割にはやや高値。とはいったものの、辞書に至っては無いときました。
 自分で訳すまで、仮に…。

 だからこの青い空の下で
 俺は意思を示す
 異教徒達よ、知るがいい
 俺は言葉を譲らない
 俺らの言葉
 ルーマニア語を   (「NU MA LAS DE LIMBA NOASTRA」より)
           (対訳:上別府美咲)

 このあたりに驚いて、言葉を知りたくなった。
 軽やかに踊る彼の紡ぐ言葉としては、とても重く強いものに聴こえて。
 

地味に白熱

2006年01月15日 18時23分44秒 | O-ZONE 層
 何のことはない、しっかりO-ZONEのPVに見入る、ここ数日…。
 というのも、この間、買う勇気がなく借りて…と書いたO-ZONEのアルバム、その舌の根も乾かぬうちに…ほんの4、5日後だったか、結局輸入版アルバムを買っていたのである(笑)。
 輸入版は同じ1枚のCDでPVが再生できる。それが私の望む映像のPVであることに賭けて買ってみたら、正解。かくして、飽きもせず見ている。

 「Dragostea Din Tei」のPV、その映像の断片を見た時から予感はあったのだけど、眼鏡熱が再燃しそうな雲行き。
 画中のアルセニエ氏の眼鏡姿に、否応もなく惹きつけられる。
 ダンがワイルドなサングラスで強烈にアピールしてくるのに比べ、Arsyは一風変わった理知的かつカジュアル眼鏡で、クールに引き締めている。
 これが、何度も見ていると、ファッションとしての眼鏡を探したい願望がくすぶり始めるのでした。

 さらに、コメントいただいたかたのサイトから、おかげ様で方々へ飛んで、アルバムの他の数曲のPVも入手完了してしまいました。
 画像は粗い所もあるけれど、たとえば「De Ce Plang Chitarele」にもやはり眼鏡(サングラス)のアルセニエ氏が眼光鋭く歌っている場面があり…似合っている。
 大人びた濃い(妖しい?)容貌が眼鏡に勝ちます。

 にしてもその直後から、心なしかPCの動きが重くなった気が…。ダイヤル接続の頃のような画像表示の遅さが気にかかる。
 「この再生にはこのソフトのダウンロードが必要」、というメッセージが出ると、今までたいていそこで切り上げていたのだけど、今回はしかと追いかけて必要機能を装備させた。それで重たくなったのだろうか。
 何か削って身軽にならないとだめかしらん。

異様な光景

2006年01月10日 01時07分03秒 | O-ZONE 層
 今まで人の写った画像などおいたことのなかったマイPCのデスクトップに、
今「O-ZONE」の3人が立っている。不思議な…。
 しかもこの画像を含む幾枚かの写真と、彼らのPVをどうにか見られるサイトを見つけるのに、ものすごく目が疲労した。もうしばらくネットはいい、というほどに。
 何せ既に解散したとされるグループであるだけに、現在進行形で彼らを扱っているサイトに行き当たることはないに等しく、リンク先に行ってもなくなっていることが多いのだった。レコード大賞で特別賞が授与された時、「元」とは言わなかったのが疑問だけど。
 にも関わらず探して回るだけの気力が自分にあったのかと思うと、ちょっと不思議、というか不審。そもそも流行っていたらしい時期に全く目が行かずに、だいぶ経った今になって好きになるあたりが、苦笑ものだけど、自分らしいといえば自分らしい(笑)。
 しばらくは、時差流行と時代錯誤を自覚しながらファンでいます。

時差流行

2006年01月07日 18時19分20秒 | O-ZONE 層
 去年以来、Mステーション録画の「Dragostea Din Tei(恋のマイアヒ)」(O-ZONE)を思い出したように流すことが多かった我が家…。
 思い余って、O-ZONEのアルバム「DiscO-Zone」(最強盤ではないほう)を借りてきました。買う勇気はちょっとなかったものの。

 第一印象、録画と趣きが違う。
 CDのほうは、デジタルアレンジ風の音が特徴なので、生で歌ったのと違うのは当たり前だけれど、歌い手も若干違うのが原因。普段高音担当のボーカルが歌う箇所も中音(?)の人物が歌っているので、やや重みがある。
 デジタル風も好きだけれど、生の声に慣れている者としては、あの声の何とも言えない組み合わせが不可欠になってしまっているのでした。
 どうもCDの声は響きが軽やかで、特に、妖しい低音のバリトンが効いてこない。録っておいてよかったと、内心思う。何しろ途中ステップを踏む姿が颯爽として素敵なのです。

 歌う彼らの映像から、いつしか妙な魅力にとり憑かれた私(たち)、珍しく彼らの素性まで調べて絶句しました。
 O-ZONEはもとは3人なのが、Mステーションに来ていたのは、
Dan Balan(O-Zoneの創立者・リーダーにして、ボーカル、作詞作曲、アレンジ、演奏)と
Arsenie Toderas(オーディションでO-Zoneに参加、コントラバス、ギター、ピアノをこなす)
の2人のみだった。
 うち、ダン氏、なんと来月で27歳という若さらしいのです。…全くそう見えません正直。いたずらっ子のような雰囲気を持ちながらもあんなに大人びている彼が、1つ違いとは。
 そして私たちが、なんという大人の妖艶さを備えたお兄さんだろう、と注目したアルセニ氏に至っては、22歳。こともあろうに4つ下(汗)。
 モルドヴァの人は皆あんなに外見が早熟なのだろうか?日本人の中でも童顔らしい自分を基準にするのが間違いなのは十二分に分かっているけれど、何度も数えなおすくらいにショックだった。
 自分の子供っぽさを痛感

 アルバムには、スローな曲調の叙情的な歌や、アルセニエ氏の艶やかな呟きの挿された歌など、何度か聴くうちにゆるゆると惹きこまれる作品が他にもありました。
 というより、滅多にないことに、今やすべてお気に入りと言えます。
 ルーマニア語はさっぱり分からないし、旋律も耳慣れたものではないけれど、どれもテンポがよく、ある時は驚くほどしっとり、ある時は激しくリズミカルにまとまっていて、感覚で聴いていると癖になる。
 バランスのとれた渾身の作たちから、彼らの様々なスタイルの音が聴けて、とても面白く新鮮です。