異動してから1週間。
言われてみれば、新しい環境がちょうど週初めから始まっているから、いきなりびっしり新しい仕事漬けになったのだった。
1週間疲れたでしょう、とよく言われる。
昨日も前の事務所の先輩たちや同期、後輩が送る会的なものを開いてくれて、結構感慨深げに色々と心配してくれた。
存在感を薄めることに躍起になっていた割にさっぱり成功していなかったわけだけど、動いた時に目で追ってくれる人がいたのは素直にありがたい。
ただ・・・本人的にはどうかというと、事務所を移ったこと自体は今のところそんなに負担ではなかったりする。
むしろ、今いる課についていえば、素でいることに苦労がいらないだけ心が軽い気もする。
人が多く群れていない密度の低さも、自分にとっては好条件。
前と全く種類の違う仕事に慣れなければいけないのは大変だけど、今までのように毎日数をこなすプレッシャーに一人で悩まされないだけましかもしれないと思う。
というわけで、この日は以前より解放された感じで話していた(笑)
寂しいと言われるのは光栄で、個人的に親しかった人と仕事の合間に話せないのは私も寂しい。
ただ、戻っておいで、と言われるといつも多少違和感がある。
2つに分かれてはいても共に自分の職場であって、元の事務所が自分の本拠地というような意識をもっていない。
だから、行ってしまうとか戻るとか、そういう感覚が薄い。
職場と個人的人間関係は別個に成り立つのだから、仕事場でなくても外で会えれば十分繋がっているし。
元の事務所で親しかった先輩が事務所異動された時も、すごくショックだったけど、また戻ってとは言わなかったし、先輩も「追っておいで」とは言っても戻るとは言わなかった。
・・・それは先輩にとってはこちらの事務所が合うだろうと思ったからでもあったけど・・・。
結局、事務所関係なく当人に合う部署にいるのが最も幸運なので。
ちなみに、その極めて似たもの同士な先輩が今、すぐ隣の係にいる。
あまり心細さがないのもそのせいかもしれない。
ありがたい運命だ。
とはいっても、数字の世界はかなりの神経を使う(笑)
今までと大幅に桁の違う数字が毎日山のように降り注いでくる。
トリプルチェックが当たり前の、神経使っても使い足りることのない世界。
プレッシャーの質が変わっただけかもしれないけれど、現時点では、仕組みを理解してそれを制覇したい意欲に珍しく燃えているので、一応前向きです。
いつまでもつやら、という感じだけど、係長のいう「A型二人でおろおろしてるかもね・・・

」という状況はとりあえず回避したいものと・・・。