本当はこれでおしまいにしたかったけれど、今年はもう何も買わないと決心したのだけれど、誘惑に負けてしまった。レンズの泥沼から底なし沼に落ちていきます。
ニコンDfのボディーで十分満足していたけれど、ボディーだけでは満足できなくなった。新しいボディーには新しいレンズ。古いレンズに不満があった訳でな無いけど、Gレンズを試してみたくなった。VRを試してみたくなった。
で、とうとう誘惑に負けてしまった。中古カメラの通販サイトをポチッ。中古品であることが唯一の言い訳。
Nikon AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
コンパクトな標準ズームです。
自分でも馬鹿だなと思っています。同じような焦点距離のレンズが3本。
それぞれ一長一短。明るいけどでかい重い。望遠が105mmでマクロ付でも開放は甘い。広角が24mmでVR付きでも歪みは大きい。
Dfに取り付けてみると、かっこいい。似合っている。フードをつけるとアヒルの口みたい。アフラックの黒アヒルだね。
Nikon D700 + Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8
Gレンズだから絞りリングがありません。今まで絞りリングにこだわってきましたが、やっぱり絞りリングがないと使い難いです。
絞りはカメラのコマンドダイアルでくりくりして数値を液晶で読み取ります。でも、老眼には液晶が見えない。ファインダー内は視度補正で問題ないのですが。
従来式のDタイプレンズの絞りリングなら、いったん開放に回してカチカチ、2回クリックでふた絞り絞る。目で確認しなくても指先感覚で絞り設定できました。使用感には不満が残ります。ズームリングとピントリングの前後位置関係も逆。ますます不満が募ります。
写りはというと、近所で田園風景を撮ってみました。比較対照するために焦点距離50mmで開放です。画面中央を等倍で切り出しています。曇り空で光の具合、発色は良くないです。ボディーはいずれもDfです。オートフォーカス、絞り優先の自動露出。シャープニングはかけていません。
新レンズです。AF-S Nikkor 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR
遠くの住宅の瓦屋根に注目。
D700に似合う三重苦のレンズです。
Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
新レンズと変わらない描写です。強いて言えば三重苦レンズは芯が細く写り、シャープネスがすこしばかりいいような感じ。
先日まで使っていたレンズです。
Nikon Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)
開放ではこのとおり。f8くらいまで絞ればクリアに写ります。通常使用では問題ありません。
実は、先日の宮島の写真が初使用です。糸巻き歪、たる歪みが著しいとの評判でしたが、さほど気にはなりません。直線の多い近代のビル建築を撮影すれば歪みが顕著に出るかもしれませんが、私は風景写真が多いので許容範囲内と考えます。
梅雨明けとともに活躍の場ができることを願っています。週間予報では来週あたりは梅雨明けの雰囲気です。今年はカラ梅雨でした。