神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

しまね花の郷の花

2014年04月27日 21時00分51秒 | 日記


 出雲の知井宮にある「しまね花の郷」が10周年になりました。今日は特別に入場料無料です。暑いくらいに暖かくお天気も上々、行ってみました。

Nikon Df + Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)

 ガラス温室の中で、まずはアジサイ。島根県オリジナル品種「万華鏡」です。






 クレマチス。これも涼しげです。




 名称不明。背景の焼き物が面白かったので。


 島根県の花、牡丹です。








 外に出てみましょう。


 ポピーがあちこちにたくさんあります。春の日差しを浴びてキラキラと輝いています。周りの空気がポピー色に染まっています。


 風が強いのでシャッタースピードを早くして、なんとか静止像を捉えます。絞り込まないと被写界深度が稼げないのでセンサー感度を上げています。こんな時「Df」は軍艦部のダイアルをクリクリ回して設定できるので使いやすいです。













Nikon Df + Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

 

春、晴天のイングリッシュガーデンでマクロ撮影

2014年04月24日 22時54分02秒 | 日記

 やっと、安定した初夏のような春らしい晴天になりました。

 桜は終わってしまったので、久方ぶりに松江イングリッシュガーデンで花の撮影です。花といえばマクロレンズ。コンパクトカメラのマクロモードも花のマークです。何故かどこもカメラメーカーもチューリップです。風がありませんでしたので、マクロレンズで目いっぱいに接写してみました。

 藤の花。


 暖かく、ハチも忙しそうです。これ以上は怖くて近寄れません。ハチ嫌いなのです。


 水仙です。


 マクロの象徴、チューリップです。雌しべがカマキリみたい。




 西洋すみれ。近寄りすぎると食虫植物のようにも見えます。






 これは噴水の水。「Df」はシャッタースピードの最高速が4000分の1です。この点は「D700」に劣っています。マクロレンズでは、動く水にピントをあわせることができず、マニュアルフォーカスでちょっとピンぼけ。なおかつブレています。水が水飴のように粘性のある液体であることがわかります。水滴の中に背景と太陽の輝きが写り込んで涼しそうです。





Nikon Df + Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

 イングリッシュガーデンに来るといつもこの噴水を撮りたくなります。高速シャッター切り取られた瞬間が、現実にはそこにあるのだけれども、肉眼で見ることのできない世界を記録してくれます。楽しい時間です。

 「Df」は軽いカメラなので、複数の交換レンズを持ち歩くことも面倒になります。カメラ1台のみで気軽に撮影します。



青空と緑の御衣黄

2014年04月20日 16時34分26秒 | 日記

 このところ、日曜日はいつも曇り空。または雨。今日の日曜日も午前中は肌寒く、雨が降りそうな雲行きでしたが、午後から晴れてきました。暖かです。

 急遽、思い立って三刀屋の御衣黄です。緑色の花びらが特徴です。2年前の同日にも撮影していますが、この時はお天気が芳しくなく、色彩が冴えませんでした。

 青空を背景に薄緑の花びらが爽やかな空気感を醸し出しています。






 花びらに赤い筋を持つものもあります。




 三刀屋川の対岸には八重桜が満開です。マクロレンズなので、絞り込んでも背景はボケボケ。


 逆光に花びらの模様が透けて見えます。







Nikon Df + Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8



今度は斐川公園の八重桜

2014年04月18日 08時19分02秒 | 日記

 斐川公園では、染井吉野はすっかり葉桜になってしまいました。今は八重桜が満開です。





 一重の染井吉野とはちがい、花びらがたくさんに重なり、そして、幾つもの花がひとつの枝先に密集して咲いているのでボンボンのようです。色的には清楚なイメージの染井吉野とは異なり、ピンク色が濃いのでゴージャスな雰囲気を周囲に放っています。


 ハート型を見つけました。






 花びらは薄く、光が透き通ります。







Nikon Df + Nikon Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)

 今回の撮影では見上げるカットが多く、空は薄曇りで明るいので花が逆光気味になります。スポット測光を多用しました。



月と火星と神名火山

2014年04月15日 07時29分20秒 | 日記

 昨夜は満月の月と火星が接近して見ることができる日だということで、近くの麦畑に行ってみました。

 昼間は快晴でチューリップが綺麗に撮影出来ましたが、夜も引き続き快晴です。使用レンズは最近はご無沙汰の三重苦の28-70mmです。空気が綺麗で、月が明るく輝いています。周囲には建物がなく、麦畑の真ん中ですので意外に暗いです。月に照らされて自分の影が見えます。

 露出条件はマニュアルに設定して、試行錯誤で撮影しました。月の左側の小さな星が火星です。

 カメラのISO感度は6400、f8、2秒の露光です。この条件では昼間のように明るく写っています。アクティブDライティングは「しない」に設定、高感度ノイズ低減は「標準」、長秒時ノイズ低減「する」です。



Nikon Df + Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
 周囲の風景に露出を合わせると、月は冷たく輝いて写ります。もちろん肉眼よりも明るく写っています。レンズのゴーストが派手に出ています。

 レンズを望遠ズームに交換して月と火星のツーショットを狙いました。露光条件はISO6400、f8、30分の1秒です。火星がある程度しっかり見えるようにすると月は真っ白な輝く星です。お月様のウサギさんは見えません。


 火星部分だけ等倍でトリミングしました。シャドーを持ち上げて背景の星が出るようにしましたが、ノイズも出ています。火星は独特のオレンジ色に光っています。火星人は見えません。


 月面のウサギさんが見えるように条件を変えました。シャッタースピードをどんどん早くして、感度も下げて、ISO800、f8、4000分の1秒です。等倍に拡大してトリミングしました。200mmの望遠端でもここまで鮮明に写ります。ただ、火星は宇宙の闇の中に埋没して見えなくなりました。

Nikon Df + Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

 「Nikon Df」はライブビューがボタン一つで簡単にできますので、フォーカス調整が容易で助かります。ただ、周囲が暗すぎてボタンの位置がわからない。押し間違いがよく起きます。シャッターダイアル、ISOダイアルをカチカチ回して変更ができます。これはとっても便利です。手元を照らす懐中電灯は必要です。

 シャッターボタンにレリーズのネジ穴があるので古いレリーズが再び使えるようになりました。D700は電子式のレリーズなので、買わなければならないのかと悩んでいましたが、復古調のDfはお蔵入りの機材が再び使えるのでお財布にやさしいです。カメラ本体はべらぼーに高かったけれど。今度は天の川に挑戦です。