久しぶりの絵本ネタです。
KANもMU-も、そしてTAIちゃんも、とってもお気に入りの絵本です。
図書館で何度借りたか分からないくらい。
いつもひとりぼっちで遊んでいるコンは、「ともだちがほしいなぁ・・・」
いつもひとりぼっちで遊んでいるポンも、「ともだちとかくれんぼしたいなぁ・・・」
そんなある日、谷川を挟んだ向こうの山に、お互いの存在を知った二匹は、
おとうさんおかあさんに「 ともだち がいたよ!!」と報告します。
ところが、
「たぬきなんかと遊んではいけません!!! たぬきはひどいヤツなんですよ!」
「きつねなんかと遊んではだめだ!!! きつねに化かされてしまうぞ!」
大人たちにこっぴどく叱られてしまった二匹。。。。
大嵐の後、二つの山を隔てる谷川の上に木が倒れて橋が出来ました。
大人たちの忠告も忘れて、ともだちになろう!!と喜ぶコンとポン。
二匹は、それぞれに化けっこし、お互いの家へ。。。。
足の骨を折ってしまったコンのお父さんのために、山を二つも超えてお医者さんを呼びに走るコン(のポン)。
大嵐の後片付けに大わらわなお父さんお母さんの代わりに、三つ子の赤ちゃんの子守りに奮闘するポン(のコン)。
得意の歌を歌って上手にあやします。
一生懸命働いて疲れて眠ってしまった二匹は、ぐっすり眠りこんでしまい、お父さんお母さんに正体がバレてしまうのです。
きつねのお父さんお母さんもたぬきのお父さんお母さんも、
一生懸命な二匹に、相手への誤解を解き。。。。。
はしをかけましょう! そうしましょう!!
みんなで協力してやっとできた橋のおいわいです。
どっちも ほんとに いいこだもの。
こっちの子が あっちへいっても
あっちの子が こっちへきても。
こころがふんわりと温かくなるお話。
・・・・・・・・・・・・実は、これ読みながら涙が止まらない~~~!というお恥ずかしい限りな体たらく
コンとポンの頑張る様子や、きつね一家とたぬき一家の関係が氷解する様子に、涙ダーダー。。。 恥
まぁね、コドモモノとか家族モノとか、もうそれだけで涙がじんわりきてしまう涙もろい今日この頃。
自分の涙が一番信用ならん、くらいの勢いなんですけれど。
ま、そんなの関係なく、おすすめ!!のロングセラー良書、でありますよ。
文字が多いので、じっくり読める子向けですけれど、話をはしょって筋だけ読んであげるのでも十分だと思います。
せりふや こだま の使い方も好き。。。