秋の味覚「栗」の収穫

　暑い日が続いていますが、秋の気配を感じるようになりました。地球温暖化の影響で、農作物の種まきは1週間ほど遅らせて蒔いています。来春収穫の玉葱、越冬野菜の大根、蕪、野沢菜の順です。

　先日、我が家の栗の木を見にいくと、栗が落ち始めていました。こんなに早くから収穫するのは記憶にありません。豊作のようです。手作りジャムの人気ＮＯ.１「栗ジャム」作りを始めますのでお楽しみに。

田植えが終わりました。裏庭のつつじは満開です。

　今日は「小満」、山野に命満ちる時。田植えが終わってほっと一息、平年より2週間も早く満開になった裏庭のつつじを眺める。畑からは小さな玉ねぎを採ってきて酒のつまみに。（昨秋に余った玉葱の苗を苗間から抜かずにそのままにしておくと生で美味しい大きさの小玉の玉葱になっています。）小さな満足。・・・

　

やまびこゲレンデの春スキーはＧＷで終わり、春の山菜採りと畑作業に没頭します。

　ＧＷの春スキーの期間、春の山菜を朝・夕の食事メニューに加え、お客様に楽しんでいただきました。異常気象と思える暖かさで、例年より山菜の時期が早まっているように感じています。今年は、山菜天ぷらにハリギリを加えお出ししました。初めて食べたというお客様には、ハリギリはタラノメのタラノキより大きくてごついトゲがあると説明していますが、どちらも天ぷらが美味しいと思っています。

秋の気配が漂う上ノ平高原、ブナの森植樹場所の増設作業に行ってきました。

 　今日は、急激に冷え込み、野沢温泉の最低気温は８.９度。標高１，３００ｍの上ノ平高原ではすすきの穂が風に揺れ、秋の移ろいを感じさせてくれます。

　このススキや低木を刈り払い、来年からのブナの苗木を植えブナの森をつくる場所を作ってきました。ブナの森は水を蓄えるため緑のダムと言われています。雨水が時間をかけて浄化され、地下水や湧水となって、温泉やおいしいお米を作ることに役立っています。

　今夏の猛暑でも水田にこの豊かな水をかけ流し、コシヒカリの品質低下を防ぐことが出来ました。

「ほくほく系」と「ねっとり系」のサツマイモ

　焼き芋、スイーツブームで人気に火が付いたサツマイモ。品種は王道の「ほくほく系」と新興の「ねっとり系」の二極化が進んでいるという新聞記事を目にしました。

　今年栽培した「ベニアズマ」が「ほくほく系」で「べにはるか」が「ねっとり系」になります。早速、両方を焼き芋にして食べてみると、言い得て妙。美味しく戴きました。