いんぎら~っと~~~(^-^)

のんびり人生をみなさんにおすすめしています

満月

2011-10-12 | 月太陽星

今日は満月です!と、いうことで一枚

ちょっと、おぼろ月夜っぽく雲がうっすらしたり取れたりで、月をうつすのは難しい

 


めまい顛末記2011_10.txt

2011-10-12 | 哲学

めまい顛末記2011_10.txt

それは、突然起こった!
どこかで聞いたことがあるような言葉であるが、本当に突然の出来事だった

10月2日火曜日、晩ご飯も終わって気になっていたメールチェックと、先ほどかかってきた人の電話の問い合わせをパソコンで調べていたところ

突然画面が回り出す

本当に突然!画面の真ん中あたり、直径二十センチぐらいがゆがみだしたかと思うと右回りで画面がぼんやりして回り出す
天井も回り出すのでこれではいすに座っていられないと思い、いすからズリ降りて横のソファーの肘掛けにつかまりながら床に横座り体制をとる

グラリグラリまわるまわる、自分がどういう位置にいるかもわからないくらいまわる、5年?いや10年ぐらい前?に一度経験した事があるまわり方に似ている
しばし小一時間ぐらい、回る天井と戦いながらソファーの肘掛けに捕まって気持ち悪さに耐えていたのであるが、とうとう我慢ならず三回ぐらいに分けて胃の中の晩御飯をもどすことになった

この日は息子が昨年釣ってきてくれた「コゾクラ」の冷凍を、煮物と焼き物としていただいたおいしい晩ご飯だったというのになんともったいない
もどしながら、目が回りながらもどこか冷静にそんなことを考える自分がいた

全部すっきり出してだして、晩ご飯はすでに胃の中には無いはずなのだが、吐き気はおさまらず、さらに胃の中のものを絞り出す
黄色っぽい液が絞り出される、このあたりがかなりつらい、のどが胃液で焼けるように痛い

そうこうしているうちに疲れて寝てしまう
気がつくと30分、また気がつくと一時間と時間がたっていく「寒い!」
ソファーの上に移動し横に丸まり毛布を掛け目をつぶる
目をつぶっていると楽である、そのままの状態でまどろむが気がつくと、そろそろ日付が変わりそうな時間だ

何とか二階のベッドへ
一晩寝れば完治だろう、そう信じて着替えもそこそこにダウン、相変わらず寝付きは良いので寝てしまえばめまいも吐き気もない

翌朝
起きてびっくり!
寝たときと同じ状態である、これは正直驚いた!
自分の人生史上こんなことはあったためしがない,前の日の病気は寝れば必ず次の日はいくらか回復する
これが当たり前と思っていたのに「とほほ・・・」である

ぐるぐるまわる階段をふらつきながら、洗面器片手にやっと降りてきたものの、何もない胃の中からまた絞りだそうと吐き気がおそう
どうやら、動くたびにめまいが強まり船酔い状態吐き気がおそうようだ
この時のふらつきは、まわりが「グラリ」「グラリ」「ガラリ」「ガラリ」と回転するように動く感じである
階段を下りるときなど壁と天井と床が区別がつかず、見ている面は止まっているのだが、つぎの面を見るとそこの部分のパネルが動くような「グラリ」である

床にしゃがんで目をつむると、闇の中で頭の中のイメージがぐるぐるまわる
そして、動いたときのダメージが吐き気である

6時に起きて、しばらく様子を見ていたが改善の余地なし、昨日と状況も変わらず、気持ち的にも不安感が増大している
しょうがないというか、とりあえず病院へ行こうと決意
着替えをして洗面器を持ちタクシー会社に電話、玄関先に座り込んでタクシーを待つ

タクシーに乗り込み外を見ると、遠いところは目がそれを補足できない、そして船酔い状態の吐き気
前の座席に取り付けてある取っ手につかまり洗面器を見る、視線はすぐ近くが楽だ
長いような短いような病院までの道どり、今どこかと顔を上げるとまた吐き気
吐き気におそわれるとそのダメージはなかなか癒えない、結局病院の手前でゲボゲボだが出る物が無く苦しい、絞り出すように胃液が出る

なんとか病院到着
何も見ずに考えないようにして待合室に直行、連れに受付をしてもらって救急室のドアの前の椅子でひたすら目をつむり事態の流れを待つ
すぐに呼ばれて部屋の中へ
私のふらつく様子と、すでにグロッキー状態を見た看護師さん「そこのベッドに横になって」と優しい言葉

すぐに夜勤当直の先生が呼ばれベッドサイドへ、聞き覚えのある声に目を開けると「院長先生」
誰かと思ったらどうしましたかと優しいお言葉
これこれしかじかかくかくと説明すると、一応検査をと目の前に指を出しはいこれ触って、次はこっちといろいろ運動機能検査
大丈夫みたいですけどいちおう「CT」とりましょうと検査指示

ベッドの上でお約束の点滴
まずライン確保ですが、私の血管は看護婦さんにあまり優しくないのです
見た目は血管がうようよしているのでラッキーと思うようですが、いざどれに刺そうかとするとなかなか適当な物が見あたらない
これかなと刺してみるがうまくとどまらない、なんだかんだととりあえず一本確保
吐き気止めを入れた点滴のはじまりはじまり

さて、準備のできた「CT」検査へ
かなりダメージが強くなっている私としては、車いすかストレッチャーかと聞かれるとすかさずストレッチャーでお願いします
そういえばストレッチャーというのも目が回る乗り物だった
カーブを曲がるたびに文字通り天井がまわる

検査が終わり、頭の中は異常ありませんと先生から説明を受け一安心
その後は寝たり!寝たり!で寝てばかりで、あっという間に午後三時
そろそろ帰りませんかと病院にいわれておうちに帰りました
もちろん、帰りのタクシーの中でも胃液がゲボ!

それから今日(2011/10/12 水 )まで、一週間過ぎたのにふらつく!
気持ち悪さは少しはあるが吐き気ほどでもない、こういう感じに慣れたみたいな感じ
歩くとふらつく、まわりから見た目では気がつかないというが、本人はいつもふらつきを調整しながら移動している
歩いているというより、本当に移動しているという感じである

週末、7日頃までは立ち上がるたびに吐き気とすごいフラフラ感で座るか寝ているのが一番楽であるのでごろりと横になったままであった
情けないが7日金曜日の資源ゴミ当番のカゴ出しなどは、ふらふらが怖くてとてもしようという気もなかった
そのカゴをおいあるところの車を移動しなければならなかったのだが、その車すら動かそうとも思わない状況だ

それから8日には外出できるように回復したのだから、このあたりで結構回復が進んだのかもしれない
しかし、本当にまわりにふらつきが気がつかない程度にようやく歩ける状態なので、何かアクシデントがあるとつまずきそうになったり危ない危ない状態である
しかし、それにもめげず歩く練習に励むのであった

なぜフラフラしながら歩こうとするのか
このめまいは夜寝ている間に回復するかといえば、朝起きても寝る前とまったく状況が同じで、回復しないのである
起きてフラフラと自分で調整しながら「訓練」することによってそれになれて動けるようになる感じである
未だ今日に至ってもよちよち歩きの練習である
車は運転できないということではないが、ずっと「ボーっ」としているので判断力の心配や、頭が動くたびにしばし0.3秒ぐらいかな視点が安定しないこともあるので、充分気をつけて運転し必要以上に乗らないようにしている、ここ三日間で三回近くのスーパーへお買い物だけである

自転車は8日から乗ってみている
まっすぐ何もなしに進む分には問題はないが、横を見たり後ろを振り返ったりすると次の視点が定まるまでにふらつく、ハンドルが取られる、本当にぐらぐらと何回もなった
しかしこけても自分だけだと思うので車よりはましかと思うのとリハビリと思いながら、移動は車でなく自転車としている

以上現在までの状況である
週末には山行の予定であるがこのままではとても無理である
前の日よりは少しましかと思うくり返しだが、階段を上がりながらバランスを崩して壁に触っている状態である
とてもリュックを背負って歩く自信はないし、自信というものではなく物理的にまずい状況だと思う
自分でも見当はつかないが、未知の体験は続く

とりあえず、これも記録的に残しておきます