★第9次 21世紀の朝鮮通信使 ソウルー東京 友情ウオーク      (2023・4・1~5・23)★

ソウルから東京まで(約2,000㌔)、毎日30㌔の道を日本人・韓国人・在日韓国人ウオーカーが共に歩き日韓交流を深めます

4月27日 牛窓

2009-04-27 22:12:40 | 朝鮮通信使ウオーク
4月27日
ゆかりの地探訪の最終日。
朝の日が上がり、瀬戸内海をのぞむ山の上からは小豆島が間近に見える。
さわやかな青空のもと、宿のバスで牛窓に移動。
「牛窓海遊文化館」で牛窓の紹介ビデオを見る。
牛窓は天然の良港で、朝鮮通信使たちは宿泊場所では、訪れた日本の儒学者たちと
夜の更けるのも忘れたように筆談を交わしたという。
写真撮影用に用意された韓服をかわるがわるに着て、朝鮮通信使の雰囲気を味わった。
江戸持代の港のたたずまいが残る街中を歩き、本連寺へ。
瀬戸内の穏やかな海を見下ろす丘に建つ寺は通信使の宿所になり、三重の塔には八重桜の花びらが舞っていた。
ウオーキングスタイルの元牛窓町長の東原和郎さんと合流。
昔、文禄3年(1594)に東原さんの先祖が漂流していた小船に乗っていた朝鮮の衣装をまとった女性を救助したが、
数日後息を引き取った。豊臣軍の朝鮮攻撃の際に捕虜になった人達を追いかけてきたのではないか、と東原さんは
想像する。
その霊を弔うため「朝鮮場大明神」として小さな社殿を作り霊を慰めてきたという。
韓国人ウオーカーたちは両手を合わせて冥福を祈った。


















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1 コメント

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Thanks! (tera tatsu)
2009-04-28 13:20:13
 牛窓交流、ありがとう!

 唐琴の潮の流れの速さにびっくりしました。車の入れない町並に、反って静かな町の付き合いがありました。

 現代通信使のお陰で、訪ねる度に新発見あり。

 歩き路の無事を祈っています!
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