せっかく近くまで行くのだから…と、「きものサローネ」が
開かれているCOREDO(コレド)室町内の三井ホールに寄ってみた。
(ADDICTって依存症(ADDICTION)を連想させるので、
個人的にはあまりココロ穏やかでないですが…)
検診なので、この日は洋服。
着物ではまず着られない、
ティファニーブルーに近いミントカラーのオーバーブラウス&
10年以上前に流行ったパシュミナのパープル。
少し香港チックな色合わせでしょうか…?
たくさんのメーカー、問屋さん、小売り店さんが
ブースを出しており、とても賑やか。
そんな中で……
春先にいただいた「芽生え帯」を扱っている
千藤のYさんとばったり。
(帽子のファーボンボンが不気味に大きく写り過ぎですが、フラッシュに
よるものと思われます)
芽生え帯はコチラ
↓
「会場に入ってきたときから、気づいていましたよ」とYさん。
私、洋服なのに……。
何だか嬉しくなって、芽生え帯がとても気に入ったことや、近況などを
短い時間だけど楽しくお話させていただいた。
11月~1月にかけて、また東京近郊での展示会に出展するそうです。
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さて、ここには残念ながら40分程度しかいられなかったのですが、
ちょうど、秋月洋子さんのコーディネート講座が開かれていたので
これは勉強になりそう! と見てきました。
とても簡単ですが、お話の内容をまとめると……
1.着物と帯は「素材感」の合うものを
着物は昭和30年代くらいと思われる綸子の小紋。
色だけ見れば、白っぽい帯なら何でも合いそうに思えますが、
ここは素材感を合わせて、少しつやのある帯がベター、と秋月さん。
「紬の帯は、やはり紬や木綿などの、ざっくりした感じの着物に合うでしょう」
2.若々しいコーデ
上のコーデは、合っていなくはないけれど、まあ「普通」止まり。
例えば小物を
柄の色をとって薄桃色にすると、若々しい感じに。
ただ、いかにも昔流行った風の(鹿の子絞りなど)帯揚げにすると
「昭和30年代からそのまま現代にきちゃった感じになって、古臭くみえるので注意」
というようなことをおっしゃっていました。
3.粋なコーデ
2とは逆に濃い色で締めると、お姐さん風な粋な感じに。
半衿も黒にすると、カッコいいですね。
4.元気なコーデ
帯留めにワンポイント&着物の地の補色にあたるイエロー系を帯揚げにすると
少し個性的で元気な感じに。
ただし、あまり明るいレモンイエローにすると、冒険しすぎ…というようなことも
おっしゃっていたような。
以上、メモもとらず、次の予定を気にしながらの見学だったので、
まったく言葉足らずだと思いますが(もっときちんとレポしているブログも
たくさんあると思います)、自分の覚書も兼ねて、ご紹介しました。
こうやって、次々に小物を替えていくと、印象の変化が手にとるようにわかり、
とても面白かったです。
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