神奈川絵美の「えみごのみ」

新たな芽生え

うららかな気候になってきて
美術館へ行きたくなって。

当初は京橋のアーティゾンへ…と予定していたのだけど
某FM番組でリスナーが
「水の表現が素晴らしい」と絶賛していたのをたまたま聴き、


上野の東京都美術館で開催中の、
版画家 兼 登山家でもある吉田博展へ行くことに。
会期ももうすぐ終了だったので……

着ていったのは

16年以上前になるのかな、初めて自分で買った
松煙染の紬。
合わせたのは藤田織物の通称「芽生え」帯。
帯揚げは吉田美保子さん、帯締めは道明。


全体的には地味目ですが
春の始まり、新たな芽生えに思いを馳せて、帯回りにアクセントを。

後ろはこんな感じ。


次回、美術展の簡単なレポをアップしますね。

コメント一覧

kanagawa_emi
まるたけさん、こんにちは!
米国で、米国の景色を日本的な版画の手法で…というのが
うけたようですね。芸術家であると同時に
すぐれたマーケッターだなあと感心してしまいました。

気候も良くなってきましたし、都心が少し近くなったので
着物でのお出かけを増やそうと思います❤
まるたけ
最近絵美さんの着物姿を拝見できるようになって嬉しいです♥
アーティゾン、私もずっと行きたいなあと思いつつ、このような
状況。吉田博展、この間TVでもやっていて観ました。
私も、あの時代にアメリカへ、という点に注目しましたよ。
絵美さんの美術展レポ、大好きです。
kanagawa_emi
香子さん、コメントありがとうございます!
こちら、感動というより圧倒、でした。
明治から昭和にかけて、こんなにバイタリティあふれ、かつ
独自路線で経済的にも成功した人がいたなんて…。
芸術家がこぞってフランスを目指した時代に、反骨精神をもって
米国を選んだことや、版画に活路を見出し世界各国に画材を求め
飛び出していったこととか、アーテイストであるとともに
海外と常に対等であろうとしたコスモポリタンな一面が、
よくわかりました。

>小村雪岱
おお、情報ありがとうございます。
私、アーティゾンと、新宿の文化学園のヨーロピアンモード展には
ぜひと思っていますが、こちらもチェックしてみますね^^
香子
そうそう、こちらへはワタシも行きたいと思ってました。
なにしろ予約が要らないんですもの、面倒が無くていい(笑)
なんとか期間内に滑り込みたいと思います。
後は4月11日までの小村雪岱も行きたいと思ってます。
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