夏塩沢に団扇の帯で出かけた上野は
とても蒸し暑くて
「冷たいものがいいかなー」と、ランチは駅近の中華で
涼麺を。
左端の茗荷の甘酢漬けがとーっても美味しかった💕
さて今回のメインイベントは
洛中洛外図についてのミニシアター上映。
肉眼では拡大鏡を使ってもなかなか見られないような細部まで
大写しにして
例えば
花見の時期に、お茶を売る人の様子とか
左上に描かれている宴会の様子などはお重の中身がほぼ空っぽ、
なんて状態までつぶさに見せてくれました。
3Dあり、登場人物がやおら動く演出ありで
さすがVR。今回は残念ながら実物の展示はなく
先の写真は精巧なレプリカだったので
次は実物をゆっくりと観てみたいものです。
このシアターは東洋感の地下にあり、
トーハクは本館や平成館はよく行くのですが
東洋館はそういえばとばしがちだったなあ、と
今回はざーっとですが(とにかく広いので)観て回りました。
中国、タイ、ベトナム、カンボジア、イラン……
染織もあったし、陶器もきれい。
観るのに熱心で、写真は数えるほどしか撮っていませんが
このお皿なんて、すぐうちで使ってみたい 笑
中国 北宋時代(11~12世紀)の
白磁刻花蓮花文皿。
こちらはお金をかたどったツリーのようなオブジェ。
てっぺんの鳥さんもお金に見立てた玉をくわえています。
下の羊さんは私の干支なので、なんか縁起いいなーと
写真におさめました。
そして
2~3世紀のパキスタンの如来立像。
仏像と一口に言えど、中国と東南アジアではぜんぜん
顔立ちが違う!
彫が深くて小顔でうっとり。体形はややメタボですが……。
今回は、ミニシアターの招待券で行ったので、こちらの常設展も
ただで観られましたが(KKさんありがとう!)
普段も常設展だけなら入場料はそんなに高くないはず…。
それで一日いても飽きないほどたくさんの展示を観られ、
この日などはなぜか占いコーナーとかご利益がある?お守り的な
エンボスのはんこが押せるコーナーとかあって遊べるし
そして歴史や美術、工芸の知識も得られるし、
上野はちょっとうちからは距離があるのですが
もっと足を運ぼう、と思いました。
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