神奈川絵美の「えみごのみ」

元気を出して

拙ブログの最近のエントリーを振り返ると、
何だかいつも、遊び回っているように見えるが、
実は先月下旬から雑誌の入稿に引き続き、
約180ページの書籍の制作にかかっており、
なかなかスリリングな毎日だ。

そんな中での取材。
この日は前々から、黒の本塩沢に首里花織の八寸と
決めていた。
   ↓
   ↓ コレ


この時期、お気に入りの仕事コーデだ。
ちょうど一年前、「まんざらでもない同盟」のときにも着ていた。


だけど、今回は・・・・・・
どうも今の気分にしっくりこない。
黒スーツでびしっと隙なくキメたかのように、
冷たい感じ、威圧感があるのだ。


そこで、帯締めを替えてみた。
   ↓
   ↓

明るいコーラルピンク。

でも今度は、このピンク色が眼に痛い。
もっと元気なときならば、或いは
慣れた人への取材なら、
この色合わせを楽しむ余裕もあるのだろうけれど。
(この日の取材は初対面の医師だった)


少し迷って、結局・・・・・・
   ↓
   ↓

あまりきつくない、卵色の帯締めにした。
元気をもらえて、かつ気圧されない色。

このせいかどうかわからないけれど、
思ったよりとても良い雰囲気で、実り多い取材ができた。
(とてもお忙しい医師で、アポの返事もそっけなく、
会うまでドキドキだったのだ)

グレー地の花織に、卵色の帯締め。
元気の出るコンビとして、憶えておこう。



一年経つのは早いもの・・・・・・!
人間関係をまるくおさめる「まんざらでもない同盟」の記事はコチラ

コメント一覧

神奈川絵美
りらさんへ
こんにちは 帯締め、そうですよね・・・。少し疲れていたりナーバスになっていると、どうも帯締め選びにいつもより悩むような気がします。

>心はボロボロ
あ、スミマセン。「ボロは着てても心は錦」をもじってみたかっただけで、深い意味はありません・・・。お心遣い、ありがとうございます
神奈川絵美
すいれんさんへ
こんにちは そうなんですよ!「まんざらでもない」って、
不思議な言葉ですよねー。まあ、否定的な感じはしませんよね。

この黄色系の帯締めも不思議なもので、ほとんど同じ色でも冠組だとこれまたインパクトが強くなっちゃうんですよね。
この四分紐くらいが適度に「ピリッ」として、良いみたいです。
すいれん
http://www.tomoko-358.com
絵美さま
「まんざらでもない」・・・不思議な言葉ですよね。良いのか悪いのか、どっちなんだぁ、と外人にはつっこまれそうですが。
日本独特な言い回しなのですね、きっと。
でも私、好きかも・・・この言い方。
なんでも白黒させないファジーな感じ。

卵色の帯締め、正解ですね。
控えめだけど華がある、こういうコ―ディネイト好きです。
りら
ご自愛お忘れなく
紺に黄色ってきちっとしていながら華やかな感じもあって、良い色あわせですねぇ。
帯締めは分量少ないのに要なんだなぁ、と再確認させていただきました。

日記一覧の見出しが「心はボロボロ・・」となっていて驚いたのですが、ご自愛お忘れなく、お仕事頑張ってください。
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