まさかとは思ったけど、旧国道からも見えました。
・・・ということで、ヘリ持参してふたたび。
東側上空より
手前が昭和20年に造られた部分。
南側上空より
黄色破線は旧道 ※きっちり正確ではないデス (^-^;
城端から五箇山への旧街道にあった集落 五箇山への歩荷(物資運搬)などで栄えました。
1973年に解村 道路標識には今も地名が残ります。
上田と国道304号線の分岐。
最近までこんな看板もありましたが、処分されてしまったようです。
集落入口の地蔵は当時からのものでしょうか。
あ、かもしか君のお出迎えだ♪
上田集落 古びた橋・屋敷跡・石仏などが残ります。
立派な石碑が旧集落の中心あたり 明治の初め頃までは二ツ屋といいました。
在りし日の上田集落
二ツ屋川を上流(五箇山・細尾峠方面)へ。
採石場あたりで人喰谷が合流。
城福林道が頭上を横切ります。
旧道は右岸側を通るはずと思ったが巨大な堰堤で行き止まり?
左岸側を遡っていくと橋がありましたが壊れていました。
郵便交換所跡を経て、細尾峠まではここから約2kmの道のりです。
北から眺める白山連峰。
剣ヶ峰、左奥に最高峰の御前峰(2,702m)
笈ヶ岳から猿ヶ山 白山北方稜線の山々。
笈ヶ岳(1,841m)
大笠山(1,822m)
自宅からも見える大門山には雲が・・・
桂湖と開津橋 右に境川ダムがちらり。
白川郷の家々の上には北アルプス。
剱岳(2,999m)
立山(3,015m)
穂高連峰 中央が最高峰の奥穂高岳(3,190m)
ジャンダルム?
細尾峠から砺波平野を眺める。
かつて、五箇山の旧平村から旧城端町まで行くには細尾峠を利用していました。
1984年(昭59)に五箇山トンネル(L=3,070m)が開通し現在では冬期間でも
安全に通行することができますが、以前は雪深い峠道を歩いて越えたのです。
人喰谷という難所を走る旧国道304号線から旧道への入口。
倒木に塞がれたり所々崩れたりしていますが歩くことは可能。
草木をかきわけ300mほど下りていくと・・・、
前方に怪しげな建物らしきものが現れました。
「細尾峠郵便交換所」
1882年(明15)平村下梨に郵便局(平局)が開設されました。
当初は一日に二回郵便物の集配をおこない、平局からふもとの城端局まで往復して
平村・上平村の各地域に配達していました。五箇山は豪雪地域であるため、冬季の
運搬作業は容易なことではありませんでした。(小包郵便物などは索道を利用した)
冬季に郵便荷物を運搬する人たちは下梨と城端からそれぞれ出発し、細尾峠付近の
「イシコバ(ナカコバ?)」というこの場所で待合わせて荷物を交換し、再びもと来た
道を戻っていきました。 これは「冬季逓送隊」と呼ばれ、1970年(昭45)に廃止
されるまで続けられ五箇山の人たちにとってとても重要な役割を担っていたのです。
逓送隊(相倉にて)
記録には1945年(昭20)に建てられたとあり、のちに増築されたようです。
左奥のコンクリート造りの部分が当初からの建物。
終戦直後に造られたとは・・・、驚きです。
立野ヶ原の「監的壕」を思い出すような外観です。
内部の様子。(後年増築部分)
手書きの説明板。
五箇山へは左を上り、城端へは右を下ります。
上田(二ツ屋)集落につては次回書きます。
冬期間 城端・平郵便局
細尾峠郵便交換所
小矢部川水系打尾川にある臼中ダム
1993年竣工のロックフィルダム 堤高68.9m 。
臼中集落は1978年に解村
湖畔に移設された春日社の鳥居です。
臼中分校跡の碑
臼中分校の大森先生像
分校は70m下の湖底に・・・。
臼中から刀利に向かう城福林道 峠からの眺め。
中河内から下小屋へ向かいます。
5km程なので歩いても行けますが、熊さんが怖いから自転車にしました。
いきなりの坂道 ものの5分で力尽きる。(ママチャリだし)
気がつけば小矢部川がはるか下に~
長瀞峡(ながとろきょう)です。
勾配も緩くなってきました
快適な舗装道を進みます。
眺めの良い場所でひと休み
ケモノ臭がすごい、熊さんじゃないよね・・?
遠くに見えるのは大門山。
加賀富士とも呼ばれる大門山(1571m)
舗装の上に土砂がかぶっています。
道路脇に石垣や屋敷跡が見えてきました。
とうちゃくです。
このままさらに5kmちょっと行くとブナオ峠です。
下小屋(しもごや)集落跡
1966年に解村しました。
下小屋分校跡の碑
「塩硝の道」はここから峠を越えて中河内に下ります。
ワタシは県道を下ります。帰りは楽チン♪
自宅に戻って大門山を眺めながらブログ更新。
ダム湖を上流へと進みます。
以前はブナオ峠を越えて五箇山まで行けましたが、ここ数年は通行止めのままです。
滝谷隧道
狭い。クルマ1台通るのがやっとです。
カモシカはっけん♪
中河内(なかのこうち)集落跡
1970年に解村しました。
中河内分校跡の碑
県道はここで通行止め。
この先に下小屋(しもごや)の集落跡があります。
清流・小矢部川
刀利ダム
1967年竣工のドーム型アーチ式ダム 堤高101m。
ダム建設にともない、下刀利・上刀利・滝谷の3集落が水没しました。
湖畔の親水公園にある刀利分校の碑。
刀利分校の山崎先生像。
左岸側から上流方面を見る。
ブナオ峠を越えて五箇山へ続く道の下にはかつての集落跡が沈んでいます。
今日は雨降り。 ハンバーガーをかじりながら窓の外を見ていると・・・、
あわててクルマからカメラを取り出し覗いてみる!
まさか? こんな街中で??
新雪のままの道を登っていく。
あ、やっぱりバレてるね・・・。
カモシカ親子
母さん黒いな~ さいしょクマかと思ったし。
仔かもは当年子かな。
ぶるるっ! っと雨を弾く。
仔は「ひゃ~、冷た~」って顔。
ちょっとのつもりが、とても長い間ほったらかしとなってしまいました。
また少しづつ、更新していきますのでお付き合いください m(_ _)m
夜勤明けの本日1頭め。
はじめましての個体。
2頭め
すっかりお馴染みになった子。 なぜ顔に雪?
3頭め
ついこの前は子供カモシカがいた場所。
遠いのと枝がジャマで撮影しづらい・・・
4頭め
ここはニホンジカがたくさんいた場所。
カモシカが戻ってきてこれてよかった。
5頭めは場所が悪く撮影できず。
で、本日最後の6頭め
これを撮っただけですぐに行ってしまった~(泣)