かもめ2号のbjタウンレポート☆

 かもめ2号の、全国津々浦々bjリーグレポートブログです。

0326 横浜の過密日程、「集大成」はラストクオーター。 (0323 東京 vs 横浜)

2013-03-26 22:00:00 | bj・イースタンカンファレンス
 少し前のことになりますが、23日と東京都墨田区錦糸にある、墨田区総合体育館へ東京サンレーヴスホームゲームvs横浜ビー・コルセアーズに行きました。







 JR総武本線錦糸町駅から徒歩数分、東京都立錦糸公園内にある墨田区総合体育館、新しくてきれいで本当に快適でしたー♪




 ↑サンレヴのチラシで、500円割引。しかも、回収されずに済んだのでまた後日使う予定^^


 それでは、試合を振り返ってみましょう。

東京 (home) 75-92 横浜(away)
(19-21,23-27,18-11,15-33,詳細スタッツ)




 Starting 5は、ホーム・東京:#10 井上,#11 青木,#33 高田,#16 JJに#24 Ricky Woods、アウェイ・横浜:#3 蒲谷,#7 木村,#13 山田,#1 Thomas Kennedyに#22 Shawn Malloy。横浜はこの連戦の前、ホーム・都筑区横浜国際プールで浜松と"over conference"があり、中1日で東京とかなりハードなスケジュール。しかし、やはり横浜はそんなタイトなスケジュールをものともせず、東京に完勝。


 圧巻は、(スコアにも表れているように)ラストクオーター横浜の「波状攻撃」であり、スゴいの一言です。上手に東京のミスを誘い、ここぞというときにドドっと攻め立てる。「攻守が噛み合う」って、このことをいうのだなってくらいに!


 ここで、両チームそれぞれのコメントを見てみましょう。


    ■東京・青木HC:
 「横浜は、素晴らしいディフェンスのチームだと感じた。バーンズはbjリーグを代表する位の非常に素晴らしいプレイヤー。抑えことができなかった。

 2試合負けてしまったが、選手は最後まで戦ってくれた。少ないメンバーだが、残り10試合しっかりと戦っていきたい。」

    ■東京・#11 青木選手:
 「ウッズの退場を、コントロールできなかったことは僕らの責任。あの状況で、外国人選手が2人になってしまったのは厳しかった。

 今週は、先週のアウェイゲームでの負けを引きずっていた1週間だった。今後は、状況的に厳しい中でのモチベーション維持がキーになってくる。」

    ■横浜・レジー・ゲーリーHC:
 「アウェイゲームでの、勝利は大きい。この1週間は5日間で4試合行い、非常に大変だった。メンタルのタフさを感じられ、選手のことを誇りに思う。

 第4Qは、今シーズンで一番といってもいい出来だった。この1週間の、最後の締めくくりがこの第4Qで非常に嬉しかった。」

 



 ほぼ、横浜の「策略」にまんまとはまってしまった東京。5ファールで、退場の#24 Rieky Woodsは「得点源」だっただけに、彼を除いて#16 JJに#43 Jared Carterだけになると、青木選手のいうように苦しくなるのは明らか。Twitterでも一時呟きましたけど、横浜が振り切るだろうと思ったらそれゆえに振り切った格好。後半序盤までは健闘していただけに、東京は本当にもったいなかった。




 逆をいえば、横浜ビー・コルセアーズは#1 Thomas Kennedyを筆頭にしても、やはりバランスの良さが際立った印象。レジーヘッドも仰ってますけど、この過密スケジュールの集大成がこのクオーターに込められていたようで、やはり強いんです。


 そんな、日程のハードさをみじんにも感じられなくて、個人的には(勝敗は別にしても)この試合、けっこうに満足した。


 両チームの日程は、以下のようになっています。

  ★Next Match Schedule(3/30・31)★

   岩手 vs 東京 (岩手県北上市・北上総合体育館) / 横浜 vs 福岡 (神奈川県横須賀市・横須賀アリーナ)



 横須賀とか、けっこう距離あるんだけど。かなり、気になりますわ~(・◇・)♪


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0319 群馬クレイン、島根から金星10勝目メモリアル! (0316 群馬 vs 島根)

2013-03-19 22:30:00 | bj・イースタンカンファレンス
 まぁ、16~17日とかくかくしかじか関東を小旅行したくなって、群馬県中部の渋川市子持社会教育体育館へやって来ました。







 私自身、「ATながら」免許は持っているのですがいろいろあり、今回は鉄道(JR)で群馬県にアクセスしました。「平成の大合併」により、旧北群馬郡子持村はこの地域の中核都市でもある、渋川市に吸収合併し渋川市子持と名を変えました。最寄りのJR渋川駅からも、関越交通でおよそ15分と意外とある上に、日祝日は完全運休。


 従って、スケジュールの都合上土日両方の参戦は厳しくて、まだアプローチできる土曜夜だけになりましたとさ(←賢明な判断)。


群馬 (home) 78-72 島根(away)
(14-10,26-23,23-19,15-20,詳細スタッツ)




 まぁ、とやかくいう前に両チームヘッドのコメントを聞いてみましょう。


    ■群馬・ライアン・ブラックウェルHC:
 「このくらいは、やれるというプレイをしてくれました。今夜は攻防両面でアグレッシブでしたし、特にオアーがチームに活気を与えてくれました。彼のエナジーは素晴らしかったし、何度も試みていたティップダンクをようやく決めてくれました。

 島根にオフェンスでリズムに乗せないなど、チームとしていいプレイをしていたと思います。ケーラーが難しいショットを何度も決めてくれました。」

    ■島根・ジェリコ・パブリセビッチHC:
 「ホームチームがとてもいいプレイをしていました。勝利、おめでとうございます。我々はうまく試合に入れず、相手を波に乗せてしまった。

 でも、私はチーム間には差がないと思っていますし、それが今日改めて証明されました。」



 思ったのは、島根が本来の力を出し切れていなかったかな、という点。試合の「入り」として、島根はあまりよくなかった。確かに、内で島根はジェラルやパーカーが沈めていたんだけど。そうだったら外で、群馬は攻めればいいという。パスも速くて正確だったし、総じて見たら群馬の経過が極めて良好。


 それに対し後半の流れは、明らかに島根でありあと一歩のところまで、群馬を追い詰めてた。ですが、「勝負どころ」での群馬の強さが光った。10点近くあったリードが、島根がぽこぽこ沈められることによって2点だかになっても、ドミニク・ケーラーを筆頭にした外国人選手がシュートやブロックなど、積極的にいって逃げ切り。




 確かに、島根のエース・#3 Michael Parkerは40分フル出場で23得点の16リバウンドと、良かったのは事実。ですが、この敗戦は島根にとって重い1敗になるんでしょうかね。





 それで、最後は写真集。




 Tomoriは、相変わらず相変わらず。ファーストクオーター終了間際にも、ブザービーターでの3pts.を沈めたかだか500人しかいなかった会場、本当に沸いたなぁ(〃▽〃)




 #33・俊野 達彦(シューティング・ガード)。





 群馬クレインサンダーズ・オフィシャルマスコット、#39 さんだくん。にわとりとかガキどもにいわれていたが、"crane"なので「鶴」かつ洋なし体型とか、個人的にはツボw




 本当に、ドミニクを筆頭にした総合力で「ジャイキリ」を演じた、群馬の10勝目メモリアル金星となった渋川の旅でした☆


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0313 接戦あり、ケガ人あり、誕生日会だったり。 (0309・0310 千葉 vs 滋賀)

2013-03-13 21:30:03 | 千葉ジェッツ
 というわけで、先週末の千葉ジェッツホームゲーム・vs 滋賀レイクスターズを2日間、1階自由席から観戦していました!


 今シーズンは、船橋の分が千葉に4戦振り向けられたために、船橋アリーナはこの滋賀戦を以て最終戦となったわけです。


   First Day:May 9th (Sat.)

千葉 (home) 76-77 滋賀(away)
(15-19,23-13,20-23,18-22,詳細スタッツ)





 結果としては、1点差で滋賀が逃げ切り前節・岡谷からの連勝を、3まで伸ばしたことになりました。スタッツを見る限りでも、両者ほぼ同等なので千葉は負けはしたがそれほど、内容としては悪くは無かったと思う。強いていうなら、3pts.かな~。ここが、成功率を半分割っているか?結果的に、あと1本でもMarquin辺りが決めてもよかったかな。


 そんで、この試合は看過できない問題が起こりました。滋賀・#0 Ray Nixonが、足首捻挫?で負傷退場することになってしまった。この瞬間は、3m先で観ていたのだが。彼がシュートモーションに入ったところ、千葉・#13 D'Andre Bellが接触したように見えましたが、ベルに関してはお咎め無し。問題はレイの方で、たまたまリングの台座に足を接触。膝を傷めたか?、FT 2本が打てない事態になりました。


 そこで、bjリーグ公式ルール(PDF)にはこんな文言が。


  Art.5 (プレイヤーが負傷した場合):2.負傷したプレイヤーが、すぐにはプレイを続けることができない場合(およそ15 秒)、あるいは手当てを受ける場合は、そのプレイヤーは速やかに交代しなければならない。(Art.6にも同様の規定)

  Art.20(交代):9. 次の場合は、フリースロー・シューターであっても交代しなければならない
  1) 負傷や出血の手当てが規定の時間内に終わらない場合
  2) 5回のファウルを宣せられた場合
  3) 失格・退場となった場合



 滋賀ベンチからトレーナーが出、数分間くらい終わらなかったのよ。その後、レイは「氷のうコース」で翌日はギプスでアキレス腱の辺りから足首まで、固定されてた。その後、レイのフリースローの分はこんなことから。


 解説14.相手チームのパーソナル・ファウルで負傷し交代したプレイヤーがフリースロー・シューターだった場合は、相手チームのコーチがそのときにコートにいた4人のプレイヤーと交代したプレイヤーの中から、フリースロー・シューターを指名する事ができます。


 つまりは、そのときコート上にいた下手と思われるコルウェルを、冨山ヘッドが指名したってことだね。


   Second Day:May 10th (Sun.)

千葉 (home) 95-76 滋賀(away)
(23-19,14-20,29-14,29-23,詳細スタッツ)




 この日は、前半終わって37-39とほぼ拮抗した試合展開、もしかしたらここも滋賀が持っていくのか?って思いも多少はあった。しかし、後半は千葉が「波状攻撃」を演じる。特にこの日は、#18 Reina祭りでスターティング5かつ33分の出場,3pts.が2-2,2pts.は3-4にFT2-2と、かなりの成功率。ディフェンスリバウンド、4アシストやらもう大変で千葉の圧勝に大きく貢献。


 月曜日付のThe Japan Timesに、滋賀HC・ウェストオーバー氏のコメントがありますが。


 “We were disappointed to lose . . . but Chiba’s a good team,” Shiga coach Al Westover said, citing injuries as a factor his team confronted. “We were just outmanned today in the second half.

 But I was happy. I thought my team fought hard and tried hard, and as a coach that’s all I can ask for.”

 アラン・ウェストオーバー氏は、ケガ人が敗因の1つとして挙げた上でこう述べた:「敗れたことに関しては、残念に思っています。千葉は、とても良いチームだった。

 ですが、私は幸せですよ。チームは一生懸命にプレーしましたし、コーチとしては何もいうことはありません。」



 実は、この試合でも上のコルウェルが足首を捻挫?か何かで、これまた「氷のうコース」という緊急事態。#34 Wayne Arnoldが復帰した途端、たかが2日だけで2人潰れたという大荒れ。


 柏でも観ちゃいけないものを観たということもあって、正直こういうのって疲れるわ(-ω-;)



 そんなこんな、昨年の守山での試合に続いて本当に面倒くさい展開になる、滋賀 vs 千葉。2日目の試合後、Marquin Chandlerの「ちょっとした」誕生日会が催されて、彼の息子・娘さんが船橋アリーナにいらしてました。キンは、地元の船橋在住って前読売千葉版でいってたね。





 そんな千葉は、次節は千葉ポートアリーナに上陸。ディフェンディングチャンピオンの、琉球ゴールデンキングスを迎えます。

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0307 bj「東西交流」・中盤戦が激アツっ!

2013-03-07 22:30:08 | bjリーグ全般
 前の記事は、この2・3日の節の前にアップしたので。


 注目していた、1.秋田×島根,2.群馬×福岡および3.長野×滋賀の試合をピックアップしてみましょう。


    1.秋田×島根 (能代市総合体育館)

 鳥取・島根県を地盤とする、山陰中央新報にこんな記事が載っていました。

島根スサノオマジック 66-76秋田ノーザンハピネッツ
(4日付・山陰中央新報)


 プロバスケットボール男子bjリーグの島根スサノオマジックは3日、秋田県能代市総合体育館で第38戦を行い、東地区5位の秋田ノーザンハピネッツに76-66で完敗し、連勝は「7」で止まった。

 通算26勝12敗でライジング福岡と並んだが、直接対決(3勝1敗)の勝率で上回り西地区2位は変わらず。首位の琉球ゴールデンキングスとは3ゲーム差に開いた。

 前半36-35で折り返した島根は、後半に崩れ10点差をつけられた。秋田の速いパス回しに振り回され、守備が甘くなったところを突かれた。

 第39戦は9日午後8時、第40戦は10日午後1時からホームの松江市総合体育館で、東地区7位の信州ブレイブウォリアーズと対戦する。


   ◇第38戦(3日・秋田県能代市総合体育館、2274人)

秋田 (home) 76-66 島根 (away)
(21-14,14-22,19-12,22-18,詳細スタッツ)



 島根が先勝して迎えた第2戦、序盤からビハインドを負うのは島根。しかし、第2クオーターは#3 Micheal Parkerや#10 B.J.Packettなどがコンスタントに得点を稼ぎ、前半をどうにか35-36で折り返す。


 しかし、後半は速いパス回しを演じる秋田を捉えることができず、パスミスなどを連発。秋田6に対して、13も数えたターンオーバーなどが響き、後半は一方的な感じか。琉球が宜野湾で横浜に2連勝したため、1勝1敗。この時点で、両者は2.0ゲーム差から1.0開いて3.0ゲーム差がついた。


    2.群馬×福岡 (太田市運動公園市民体育館)

 こちらは、群馬県紙・上毛新聞に記事が載っていたため抜粋します。

サンダーズ惜敗 (4日付・上毛新聞)


 プロバスケットボール、bjリーグの群馬クレインサンダーズは3日、太田市運動公園市民体育館でライジング福岡と2連戦の2試合目に臨んだ。

 群馬は前半だけで14得点を稼いだ奥本友人の活躍などで34-37と、しのいで折り返し。6点差で迎えた第4クオーター残り5分、ジャメイン・ディクソンのスリーポイントで66-66の同点としたが、勝負どころで踏ん張れずに突き放され、75-81で敗れた。

 群馬は2連敗で9勝29敗。次シリーズは9,10の両日、宮崎県の都城市早水公園体育文化センターで宮崎シャイニングサンズと2連戦。

群馬 (home) 75-81 福岡 (away)
(23-19,11-18,22-25,19-19,詳細スタッツ)



 群馬HC・ブラックウェル氏がいったように、本当にこの試合もほんのわずかな差が出た。数値から弾き出すに、おそらくファールの差でしょう。福岡の劣っていたのは、3pts.成功率くらい。率でいえばそれほどの差が、FTでは出ていない。ただ、ファールの数が福岡16に対し群馬23と、わずかに多過ぎた。ただ、FTを取られるファールもあるわけで。


 そこで、率として差は出ないものの試投数は増えるわけなので、それに比例して得点はされるという?


    3.信州×滋賀 (岡谷市民総合体育館)

 こちらは、滋賀レイクスターズの管轄内の京都新聞及び信濃毎日新聞両方に記事がありますが、今回は後者を挙げてみます。


延長で敗れる 滋賀に101-106 (4日付・信濃毎日新聞)


 プロバスケットボール男子bjリーグは3日、各地で9試合を行った。信州ブレイブウォリアーズは岡谷市民総合体育館で滋賀レイクスターズと対戦し、延長戦の末、101-106で競り負けた。信州は3連敗で通算成績は16勝22敗。順位は東地区7位のままだが、借金は今季最多の6に膨らんだ。

 信州は第1クオーター(Q)に斉藤洋の10得点などで6点のリードを奪った。しかし、第2Qは滋賀のニクソンに4本の3点シュートを決められて47-50で前半終了。第3Qを互角の展開で終えると、第4Qの終盤に追い付いたが、延長では着実に得点した滋賀に勝ち越された。

 信州は9,10日に、松江市総合体育館で西地区2位の島根スサノオマジックと対戦する。

信州 (home) 101-109 滋賀 (away)
(28-22,19-28,23-23,23-20 OT1:8-13,詳細スタッツ)






 2日の試合も滋賀が勝利し、年明けからのaway1勝1敗ペースを止め長野をスイープ。浜松がバイ・ウィークのこの間、京都との差も若干開きいよいよ福岡・島根の“追撃態勢”ができた滋賀。一方の信州は、上の千葉が1勝1敗したためゲーム差は4.0と開き、仙台と1.0,東京と2.0ゲーム差まで迫った。特に、2日目はオーバータイム前半まで持ち込むも、最後の最後で力尽く。


 そしてこの節終了時における、ウェスタン順位表イースタン順位表。この結果により、ウェスタンは島根に福岡が追いついて滋賀が食らいつく構図。一方、イースタンは信州が徐々に低下し7位グループが、徐々にできている。いずれも、プレーオフラインの6位の京都・千葉からは、5.0,4.0ゲーム差と、若干開いた。これは、すぐにはひっくり返せない数字でしょう。


 今後の日程は、島根福岡滋賀になっています。直近の対戦では、島根がホームでvs 信州,福岡はそれに、千葉ホーム×滋賀なのです。お互い、どのような星取りをするかで「東西交流戦」中盤の、動きに影響を与えることは間違い無い。ともすれば、この2位グループにも???




 早いもので、船橋アリーナはこの滋賀レイクスターズ戦を以て、今シーズンラストカード。面白くなりそう!


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