かおりと山のあなたの空とおく

近郊の四季折々の山歩きをメインに気ままにカメラウォーキング

864   蓼科高原~ 白樺湖~ 霧ケ峰    2013.08.10(土)~11(日)  晴れ

2013-08-12 00:03:56 | サラの山歩き

蓼科高原、白樺湖、霧ヶ峰と云うロマンチックなフレームは

山歩きを始める以前、若き頃そんな言葉の響きに憧憬を抱きよく訪ねたものです。

久しぶり山への原点に繋がる信州の高原に出かけて来ました。

                 一晩お世話になった蓼科高原、大滝キャンプ場のログハウス

              管理されているのは大阪の方で、私の山歩きの師匠で先輩です。

           八子ヶ峰トレッキングコースから八ヶ岳連峰

                 左のギザギザは横岳、主峰の赤岳に突起の中岳を挟んで阿弥陀岳

                        目の前にはドデーンと蓼科山

        この山に登ろうかと迷ったのですが酷暑の中も辛そう(以前登っているのでパス~)

                            白樺湖と車山1925m

行程とコース

10日 京都6:33-7:41米原8:04-36大垣8:42-9:15名古屋24-10:39中津川12:00ー14:01広丘11-

14:43茅野15:05=55滝の湯入口~16:20蓼科高原 大滝キャンプ場(泊)

11日 キャンプ場4:00~6:20八子ヶ峰1864 m ~9:00白樺湖10:00=10:16車山高原- - -リフト- -10:50車山

~12:00車山肩13:10=13:50上諏訪駅14:31-15:18松本35-18:18中津川34-19:57名古屋20:00-21:12米原14-22:22京都



       10:40  中津川着 次の電車まで1時間20分待ちです。 駅前から仰ぐ恵那山

              サラと駅前を散策しているとしゃぶしゃぶ店のオーナーが涼しい店内にと

声をかけて頂き、冷たいおしぼりとお茶の差し入れ、親切にして頂き有難うございました。

                     茅野駅から15時5分発のバスで50分滝の湯入口下車

                        歩いて10分の大滝キャンプ場に向います。

                      汗が噴き出る登り坂を歩くこと15分キャンプ場へ

  常連さんに囲まれた管理人の中尾昭彦(ピンクの親父  )さんが笑顔で迎えてくれます。

               手前のお姉さんは入口勝代さんで中尾さん共々山登りの先輩

                   北山に出かけるとよく宴会登山を楽しんだものでした。

                今日はこの夏一番の暑さだそうです。

                         それでも木陰に入ると涼風が~

                           ここに来たのは12年ぶり2回目です。

                           咲く花々と小鳥の囀りに癒されます。

                      今宵の宿は小さいながらも一戸建てどす 

                     キャンプ場は別荘地に向う林道を挟み

標高1350m樹林に囲まれた静かな環境にあり、中尾、入口さんの明るく気さくな人柄を慕う

常連さんで賑わっています。

日が暮れるとひんやりと涼しさを増し、冷気に包まれます。夜中外に出ると

都会では見ることができない星屑が瞬いていました。

               早暁4時前まだ暗い中をキャンプ場出発

            別荘地を経て、暫く樹林帯を行きます。木々の間から八ヶ岳連峰が展開

                            落葉松林の小径

                             カワラナデシコ

                      草原に出ると眼下に蓼科高原が広がり

                                八ヶ岳と南アルプスが~

                気温高く大気の透明感がなくドョ~ンとして

                           今いちですが南アルプスの峰々

                             ツリガネニンジン

            6:20   1869m  八子ヶ峰山頂のヒュッテ アルビレオ

                         草原に立つヒュッテと八ヶ岳連峰

                             落葉松と蓼科山2530m

                      朝露で膝から下は、サラ共々ずぶ濡れでした。

                                ウスユキソウ

                               ハクサンフウロ

                              コウリンカ

                            蓼科山と北横岳(右)

                     7:50   眼下に白樺湖

                              奥の航空母艦のような山は美ヶ原

                    霧ケ峰の主峰車山を見ながら

                           ゲレンデを下って行きます。

                        白樺林に囲まれた涼しげな別荘地に迷い込み

                            やっとこさで標高1400m白樺湖畔へ



                             白樺湖と蓼科山

白樺湖に初めて来たのは今から47年前20代前半の冬でした。ユースホステル主催のスケートホスで

夜行バスで湖畔に2泊、氷結した湖面でスケートを楽しんだ想い出が~



                 カッコいい~   颯爽と高原のお嬢さん

                     南白樺湖10:00発のバスで1560m車山高原へ

             ここから2本のリフト(ペット乗車 OK)に乗継で

                               1925m車山に向います。

                       影のない直射日光は強烈

                              文明の利器を利用します。

                        僅か15分で白樺湖眼下に1925m車山山頂

                            夏雲湧く八ヶ岳連峰

                        10:50   賑わう車山山頂

               日本百名山の中でも「遊ぶ山の代表格」と謳われた霧ヶ峰

老いも若きも超お手軽登山で面目躍如の賑わいぶりです。白いドームは気象レーダー観測所

               360度の大展望ですが北アルプス

                   南アルプス、中央アルプスなど霞んでダメでした。

                        霧ヶ峰高原の大らかな広がり

                           赤とんぼが盛んに乱舞していました。

                          マツムシソウ

                           ヤナギラン

                       奥に見える原っぱは八島湿原で

               ホントは其処まで行きたかったのですがペットは入山禁止です。

                            解放感溢れる草原ハイク

                             ヨッバヒョドリとヤナギラン

        12:00  レストハウスのあるバス停1817m車山肩に降り立ち

                            盛夏のトレッキング終了です。

ヒュッテ「ころぼっくる」のオープンテラスで冷たいココアミルク飲み一休み

13時10分のバスで上諏訪駅へ、涼しい山上から暑さに茹だる下界はサウナ状態でした。

          松本から中津川までの電車は空いていて

                   ロングシートで横になれば寝台列車並みに

名古屋、米原と乗継いで22時30分自宅でした。 

交通費   JR 18きっぷ2回分 4600-     バス代  2340-     リフト代 900-

                 合計  7840-

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18 コメント

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素晴らしいお仲間との再会で (しーちゃん)
2013-08-12 12:18:53
より一層親交が深まったことでしょう。
かおりさんのお人柄にひかれて皆さん集まっておられますね。
皆さんの笑顔がステキですね。

往路時間、復路10時間もの電車旅も、いい思い出になられましたね。サラちゃんも元気で飼い主さんとともにどこでも付いて行く相棒ですね。


>山への原点に繋がる信州の高原
かおりさんにとって、心のふるさとがお有りでいいですね。
返信する
涼を求めて有馬の滝へ (権兵衛)
2013-08-12 14:30:22
 かおりさん、こんにちは
本当に暑い日が続いてぶっ倒れそうで~す。
少し時間が取れたので、土曜日は、うだるような暑さの中、有馬の滝巡りでした。
雨が少ないので、滝の水量は少なかったですが、それでも涼感はありましたよ。イワタバコはすでに盛りは過ぎていましたが見ることができました。紅葉谷道から白石谷を遡行し、一軒茶屋往復し、金の湯で入浴でした。

かおりさん、昔の仲間達との再開良かったですね。
サラも元気でお供ですね。
返信する
サラちゃん (摩耶山さん歩)
2013-08-12 22:09:38
かおりさん サラちゃんもご一緒だったのですねー。

私も50年前 白樺湖 車山に行きましたよ。
車山で グライダーが飛んでいました。

なんとなくあこがれた 信州でした。
先輩に会いに、18切符で 旅に~~♪
さらちゃんも 一緒に=♪
いいですねー。

涼風に吹かれて リフレッシュされたことでしょうね。
かおりさんは 草の香りを はらんで 京都へもどられたかな。

楽しいお便りをありがとうございました。
嬉しいです。
返信する
引き算まちがいました。 (摩耶山さん歩)
2013-08-13 07:03:05
かおりさん、計算しなおすと 40年前でした。
(><)(笑)
返信する
朝夕の涼しさは格別~ (かおり)
2013-08-13 18:52:31
しーちゃん~ 今晩は。

連日38度を越える酷暑が続きます。
今日も暑かったのですが昨日に比べると
カラッとしていたので案外、凌ぎ易かったです。

夏場の信州は避暑求めて首都圏から
マイカーで家族連れなどが押し掛けています。
キャンプ場に着いた時、管理人から今日は今年一番の
暑さだったそうでチョット異常しすぎるとの話でした。
日中はともかく朝夕はメチャー涼しく爽やかで、さすが避暑地でした  
返信する
これだけ暑さが続くと~ (かおり)
2013-08-13 22:40:25
権兵衛さん~ 今晩は!

毎日38度前後の酷暑が続き
仕事場のある2階は  40度になります。

これだけ暑さが続くと熱中症も怖いし、低山はとてもじゃないけれど出かける気が起きません。
権兵衛さんは、うだる暑さの中、有馬の滝巡りにお出かけでしたか
元気どすな~ 入浴されサッパリされたことでしょう。

まだまだ厳しい暑さが続きます。
暑さに負けぬよう睡眠を充分に
栄養と水分補給で乗り切るしかないですネ~ 

返信する
信州も日中は暑かったです。 (かおり)
2013-08-13 23:21:42
摩耶さん~ 今晩は。

38度前後の厳しい暑さに毎日グタグタです。
信州と云えども今年の暑さは異常で
直射日光をモロに受けるとメチャー厳しく
日蔭や木陰に入ると涼風が吹いて爽やかでした。

霧ヶ峰や白樺湖は40年前にお出かけでしたか
私は47年前、20代前半でした。
この年、立て続けに航空機大事故 (全日空の羽田沖墜落、カナダ太平洋航空の羽田空港着陸失敗炎上、翌日の英国航空のの富士山上空空中分解)
が3件起きた年でした。

ひと昔の遠い話になりました。 
返信する
Unknown (風花爺さん)
2013-08-15 10:42:36
ようこそわがフィールドにお越しやす。
いやいや、行動半径の広いかおりさんならわが庭のうちでしょうか。
八子ヶ峰は私たちも9月に歩くので参考になりました。
白い花はいわゆる「薄雪草」ではないでしょうか?
コロボックルでティータイムをされたのですね。
初代の主で、エッセイストで知られた手塚宗求さんは過日(5月でしたか・・・)亡くなられ、今は2代目の貴峰さんが切り盛りされていますね。
返信する
レポート楽しく拝見いたしました。 (しーちゃん)
2013-08-16 07:00:03
かおりさん、お盆も過ぎてゆきセミの声も弱くなった今朝ですが、まだ暑さはありますね。

蓼科高原、白樺湖、霧ヶ峰のレポートを拝見しまして、爽やかな涼風がこちらまで届きました。

サラちゃんも元気に歩いたのですね。
車山は広くて展望があって晴れてよかったですね。
今年も18キップで超お得な旅がお出来になって、バンザイ!ですね。


昨日は比良へ出動するも、暑さにへばって青ガレを上れませんでした。
代わりに初めて行った神璽滝で、しばし涼みました。
返信する
今は2代目貴峰さんが~ (かおり)
2013-08-16 11:31:28
風花さま~ こんにちは!

2階の仕事場は連日40度近く、日本一の四万十川に負けるとも劣らない数字どす。
1時間毎に水分補給、休みながら励んでいます

信州は関東圏からだと手軽に行かれるでしょうが関西からだとやはり遠いです。
八子ヶ峰への草原歩きは今回で2回目、初めて来たときは
レンゲツツジが咲いて緑とのコントラストが見事でした。

クリアな大気に包まれると八ヶ岳や南アルプスの展望が楽しめるのですが霞んでいたのが残念でした~

落葉松に囲まれ、涼しげなコロボックルヒュッテの前に佇んでいると
スタッフから「ワンちゃんもどうぞ」と声をかけて
いただき
オープンテラスでココアミルクを飲み一休みでした。
コロボックルはアイヌ語で蕗の葉の下にいる小人のことだそうです。

この霧ケ峰のコロボックルを初めて知ったのは雑誌「旅」1963年8月号で
「親子三人山小屋に生きて」手塚さん一家がグラビアで紹介され、
手塚さんは31歳、貴峰さんは当時2歳だったのが印象に残っています。

小屋も2代目でしょうか・・?以前の小屋は使われていないようです。 
返信する

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