かおりと山のあなたの空とおく

近郊の四季折々の山歩きをメインに気ままにカメラウォーキング

641 秋~御池岳(鈴鹿32)2007.10.21曇り後晴

2007-10-21 21:36:36 | かおりの山日記


今日は滋賀、三重県とも晴れマーク、山仲間3名で鈴鹿の盟主『御池岳』に勇んで出かけました。
予報に反し山上は厚い雲に覆われ手先は冷たく・・昼から青空が広がり山日和ちょっぴり紅葉も見られ秋山を満喫


今朝はこの秋一番の冷え込みだそうです。7時ジャスト京都出発、東に向います。
今日のメンバーは山歴15年ベテランのAさん、先週、新穂高から奥穂高岳を日帰りで登って来たという
超健脚のK2さん(新穂高駐車場3’30発~14’00帰着)かおりの3名です。

K2さん暗闇の林道歩きで熊に遭遇しないか・・此れが一番怖かったそうです。

彦根IC出てR306から大君ヶ畑を経て滋賀、三重県境の鞍掛トンネルを抜けた駐車場に8時40分到着です。

既に数台の車が・・此処から登ります。

峠まで標高差160m、途中の薄暗い杉林は暑い時期なら蛭ちゃんの歓迎があるのですが

此れだけ気温が低いと其の心配もなさそう、15分で汗もかかず祠のある峠へ

       滋賀、三重県境の鞍掛尾根を登って行きます。

気持の良いルンルンの雑木林が続き足取りも快調、中高年男女4名パーティを追越し

P1056を過ぎ雑木林から笹原に変わり視界が大きく開けますが厚い雲に覆われて展望は全く望めません。

      10時ジャスト鈴北岳到着、前方の山は霊仙岳1098m

山上は石灰岩台地に特有のカルスト地形が広がり、ヒツジの群れを思わせる白い石灰岩が
彼方此方に見られピロードのような緑のコントラストが鮮やかです。

オオイタヤメイゲツの林を御池岳山頂めざし直登して行きます。
       足元には苔に覆われた石灰岩が行く手を遮るかのよう・・

       ちょっぴり色づいて秋山の雰囲気が出てきます。

          霧のオオイタヤメイゲツ林(カエデ属)

10時35分、3回目の御池岳山頂です。ガスに覆われ何も見えません
おまけに手先が冷たく立ち止まっていると寒いので山頂からボタンブチに向かいます。

枝や石灰岩に躓かぬよう足元に注意しながら進む
      此の辺り独特の味わいと云うか雰囲気を醸し出しています。

笹原を暫く進むと天狗の鼻に着き、少し日が差してきたので草付けでお握りを頬張ります。
足元は切れ落ちた断崖で向うに見えるのがボタンブチです。

幾重に重なる山並みの向うに釈迦岳、御在所岳、雨乞岳が展開
         眼下に以前歩いたことのあるT字尾根が良く見えます。

          のんびりと寛いでいるハイカー2人

        ボタンブチから先程昼食を食べた天狗の鼻を望む

天狗岩1171mと藤原岳展望丘1120m、手前は頭陀の頭1143,4m(鉄塔)

         天狗堂988mとバックは日本コバ934,2m

奥の平まで足を延ばすのは諦め、再び12時05分御池岳山頂へ、
晴れ間も覗き視界良好です。

         オオイタヤメイゲツの林を降って行きます。

御池岳のオオイタヤメイゲツ林は日本海気候の影響を強く受け、石灰岩地域という

極めて限られた環境に分布しており、日本では珍しい森林です。

猛暑の夏から10月に入っても気温の高い日が続き

     紅葉は余り期待していなかっただけに嬉しい誤算です。

               広々した日本庭園

               元池と御池岳

                夕日のテラスへの道

       夕日のテラスから琵琶湖を望む、対岸は比良の山並み

         青空の中、鈴北岳へ緩やかな登りです。

         鈴北岳で伊吹山を見ながら憩うハイカー

       13時30分、鈴北岳で居合わせた団体さん

冠雪の白山が見えるのではと目を凝らしたけれど・・・御嶽山と恵那山が微かに見えるだけでした。

              霊仙山と伊吹山

            鍋尻山  鞍掛尾根から

           尾根に咲いていたゴマナ 

他にリンドウ、トリカブトなど見られたのですが終わりかけでした。鈴北岳から

鞍掛尾根を50分で駆け下り14時30分駐車場へ  Aさん、K2さんお疲れ様でした。

京都7’00=彦根IC=8’40鞍掛トンネル登山口45~9’00鞍掛峠~鞍掛尾根~10’00鈴北岳~35御池岳~50ボタンブチ 昼食~12’05御池岳~日本庭園~夕日のテラス~13’30鈴北岳40~鞍掛尾根~14’30登山口35=彦根IC=16’30京都

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