イラストは「ボランティアの環」です。
気楽に体験するための講座でもボランティアの環を説明しました。そのレジュメを後でアップします。
ボランティアを長続きさせるには、と考えてみます。
ところで、
あなたの周りに、他のボランティアでも長くやっている人はいませんか?
それとももしかしたら、
あなた自身が長くボランティアをしていませんか?
振り返ると
最近の図書館講座を受けてから、「もっと一生懸命ちゃんとやらなくちゃ」と思うようになったのではないですか。
どの方向にちゃんとやるか、は
図書館の講座が指し示す方向で、ちゃんとしない困った人を指導しようと思いませんでしたか?
かつて、いろんなボランティアをしている人たちに「気楽にやりましょう」と言われた私は、
はっと目が覚めたような気がして、ボランティアの環(和)を思い浮かべました。
講師は新大の先生だったと思うのですが、生涯学習ボランティア全般の講座を受けた時にそういう説明があったので、自分なりにあとでイラストにしてあったのです。解説は別ページにあります。
かつて東日本の地方都市は、特に東京(中央)からの情報を大切にしてそれに追いつきたいと頑張ってきた「田舎」だったのではないでしょうか。
新潟市は湊町で、城下町ほど強固な伝統がないものだから、特に憧れは強かったのではないかと思います。
講座では、東京の山の手系の大学や研究団体から講師を招き、「遅れた」地域の人を近代化させようという力が働きました。
講師は「たまには展覧会でも行って・・・」などと受講生に言い放ち、それを「ありがたいと思う人」と「相手をバカにした失礼な発言と思う人」を分断させました。
今でも、東京の大学の講師を招いて、ボランティアに「そういう本を与えれば地域が洗練される」と思わせるような講座が開かれています。
住む地域が違えば、風土が違い、そこに住む人の感性も違うのだと私は思います。新潟のその地域なりの図書館を作ればいいですよね。
講師おすすめの本を参考にしながらその上で、地域の人が何を好むのか、自分が膝を折って考えればいいのに、というのが私の思いです。
膝を折る・・・それがイラストで描いた山を下りることだとイメージしています。