紙芝居を抜く方向

紙芝居を使った広告が、結構あります。最近では、かんぽ生命の 新ながいきくん があります。タレントさんが向かって右に立って、舞台の右方向に抜いていく画像を何度も見ました。

この前、郵便局に行った時も、カウンターにその舞台の飾りがありました。
中に入っているカードの右側につまみがついているもんだから、つい右手でカードを引っ張ったりして遊んでしまいました。

紙芝居は、脚本が縦書きになっていて、右から左に行が移っていきます。絵も、時間軸が右から左に動くようになっていますので、見る人(向かって)から見ると、左方向に抜くようにできています。舞台も向かって左に穴があいているのです。
以前、アニメの声優さんが、脚本は縦書きじゃないと微妙な間が狂ってくるというようなことを言っていたのを覚えています。声に出す脚本は、やはり縦書きで、国語の教科書のようになっていないとこまるんじゃないかな。

でも、かんぽ生命の画面を見ると、文字がみんな横書きでして、これは向かって右方向に視線が動くから、右に抜くのに何の違和感もありません。

朝日新聞の漫画「おチビさん」で初めて文字が横書きの日本の漫画を見ました。最初はとまどったけど、やっと慣れました。慣れたころ終わりになるのね。
子どもの手作り紙芝居も、黙っているとみんな横書きで脚本を書いてしまいますので、事前に線を引いておいたり、よく説明したりして、書いてもらいます。

今年も、子ども手作り紙芝居のイベントをどこかでやれればいいと思っています。

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