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朝の光(聖書の言葉)

心の傷のいやし (詩篇51)

心の傷のいやし (詩篇51) 


「どうか私の咎を,

私から全く洗い去り,

私の罪から,

私をきよめてください。」

(詩編 51:2)



神は,わたしたちの心の深い傷を

いやしてくださいます。

ダビデは心に深い傷を持っていました。

それは,姦淫と殺人の罪でした。

私たちの罪が赦されることは,

こころの傷のいやしにつながります。



神はわたしたちの体と共に心を造りました。

わたしたちがイエスのところに行き,

神に罪を悔い改めるなら,

罪は赦されます。

そして,心の傷はいやされるのです。

主は,造り主であると共に,

いやし主だからです。

主は私たちの心の傷,

病を必ず,いやしてくださいます。








ダビデはバテ・シェバと罪を犯しました。

(2サムエル11-12)

その後,悔い改めます。

そのときの詩が,

悔い改めの詩篇32でした。

そして,この詩篇51では,

つぎのように言います。



「神よ。

私にきよい心を造り,

ゆるがない霊を

私のうちに新しくしてください。」

(詩篇51:10)


この「造る」は,

創世記1章の「創造する」という動詞です。

わたしたちの体も心も神が

造ってくださっています。



「ヒソプをもって私の罪を

除いてきよめてください。

そうすれば,私はきよくなりましょう。

私を洗ってください。

そうすれば,

私は雪よりも白くなりましょう。」

(詩篇51:7)


「ヒソプ」とは,きよめの儀式に

用いられる植物です。

ここでは,罪を除いて

きよめてくださいと言います。








聖歌に次のような歌があります。

(新聖歌272,聖歌718)


「救い主の愛と 流しませる血とを

生ける限りわれは 重ね重ね歌わん

イエスはわれの 咎(とが)を洗い去りて

雪のごとく 白くならせ給う」







新約聖書では,私たちの罪の赦しが,

イエス・キリストによってなされることを,

はっきり書いています。


(1ヨハネ1:7-9)

「しかし,もし神が光の中におられるように,

私たちも光の中を歩んでいるなら,

私たちは互いに交わりを保ち,

御子イエスの血は

すべての罪から私たちをきよめます。

もし,罪はないと言うなら,

私たちは自分を欺いており,

真理は私たちのうちにありません。

もし,私たちが自分の罪を言い表わすなら,

神は真実で正しい方ですから,

その罪を赦し,

すべての悪から

私たちをきよめてくださいます。」










詩篇51編

指揮者のために。ダビデの賛歌。

ダビデがバテ・シェバのもとに通ったのちに,

預言者ナタンが彼のもとに来たとき

「神よ。
御恵みによって,私に情けをかけ,
あなたの豊かなあわれみによって,私のそむきの罪をぬぐい去ってください。
どうか私の咎を,私から全く洗い去り,私の罪から,私をきよめてください。
まことに,私は自分のそむきの罪を知っています。
私の罪は,いつも私の目の前にあります。
私はあなたに,ただあなたに,罪を犯し,
あなたの御目に悪であることを行ないました。
それゆえ,あなたが宣告されるとき,あなたは正しく,
さばかれるとき,あなたはきよくあられます。
ああ,私は咎ある者として生まれ,罪ある者として母は私をみごもりました。
ああ,あなたは心のうちの真実を喜ばれます。
それゆえ,私の心の奥に知恵を教えてください。
ヒソプをもって私の罪を除いてきよめてください。
そうすれば,私はきよくなりましょう。
私を洗ってください。
そうすれば,私は雪よりも白くなりましょう。
私に,楽しみと喜びを,聞かせてください。
そうすれば,あなたがお砕きになった骨が,喜ぶことでしょう。
御顔を私の罪から隠し,私の咎をことごとく,ぬぐい去ってください。
神よ。私にきよい心を造り,ゆるがない霊を私のうちに新しくしてください。
私をあなたの御前から,投げ捨てず,
あなたの聖霊を,私から取り去らないでください。
あなたの救いの喜びを,私に返し,喜んで仕える霊が,私をささえますように。
私は,そむく者たちに,あなたの道を教えましょう。
そうすれば,罪人は,あなたのもとに帰りましょう。
神よ。私の救いの神よ。血の罪から私を救い出してください。
そうすれば,私の舌は,あなたの義を,高らかに歌うでしょう。
主よ。
私のくちびるを開いてください。
そうすれば,私の口は,あなたの誉れを告げるでしょう。
たとい私がささげても,まことに,あなたはいけにえを喜ばれません。
全焼のいけにえを,望まれません。
神へのいけにえは,砕かれたたましい。
砕かれた,悔いた心。神よ。
あなたは,それをさげすまれません。
どうか,ご恩寵により,シオンにいつくしみを施し,
エルサレムの城壁を築いてください。
そのとき,あなたは,全焼のいけにえと全焼のささげ物との,
義のいけにえを喜ばれるでしょう。
そのとき,彼らは,雄の子牛をあなたの祭壇にささげましょう。」




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