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朝の光(聖書の言葉)

詩編 7 131篇 -150編 2017.10.15  H.K

詩編 7 131篇ー150篇 







詩編131


わたしの魂を,幼子のように

 

(詩編131:2)


都に上る歌。ダビデの詩。)

「主よ,

わたしの心は驕っていません。

わたしの目は高くを見ていません。

大き過ぎることを,

わたしの及ばぬ驚くべきことを,

追い求めません。

わたしは魂を沈黙させます。

わたしの魂を,幼子のように,

母の胸にいる幼子のようにします。

イスラエルよ,

主を待ち望め。

今も,

そしてとこしえに。」

 

幼子のように信頼する者を,

神は祝して下さいます。

 

(マタイ11:25)


「そのとき,

イエスはこう言われた。

『天地の主である父よ,

あなたをほめたたえます。

これらのことを知恵ある者や

賢い者には隠して,

幼子のような者に

お示しになりました。』」

 

 ○


詩篇132

 

「ここはわが住まい」  


(詩篇132:13-15)


「主はシオンを選び,

それを

ご自分の住みかとして望まれた。

『これはとこしえに,

わたしの安息の場所,

ここにわたしは住もう。

わたしがそれを望んだから。

わたしは

豊かにシオンの食物を祝福し,

その貧しい者をパンで

満ち足らせよう。』」

 

 

♪「ここはわが住まい」

(ワーシップ)

 

「ここはわが住まい 

ここに住もう

主はシオンを選び 

住みかとして望まれた

シオンの食物祝し 

貧しいもの満たし

祭司らに救いきせ 

聖徒ら歌う」

 


詩編133 

 

「見よ,兄弟が共に座っている。」

 

(詩編133)


(都に上る歌。ダビデの詩。)


「見よ,

兄弟が共に座っている。

なんという恵み,

なんという喜び。

かぐわしい油が頭に注がれ,

ひげに滴り,

衣の襟に垂れる

アロンのひげに滴り,

ヘルモンにおく露のように,

シオンの山々に滴り落ちる。

シオンで,主は布告された,

祝福と,とこしえの命を。」

 

 

「兄弟」とは,

神の家族としての兄弟であります。

 

「共に座る」とは,

神を中心とする

信仰による交わりです。

 

「とうとい油」は,

大祭司の聖別の時に

頭から注がれます。

 

祝福の豊かさを表現しています。

 

詩編では,

神が自ら選んだ

「都」のシオンの山から,

民を統治し,

民に祝福と

とこしえの命を与えます。

 

 

♪ 「見よ,主の家族が」

(讃美歌21 161)

 

「見よ,

主の家族が共に集まる。

なんと大きなみ恵みよ

なんと大きな喜びよ。」




詩編136


主に感謝せよ


(詩編136)

「主に感謝せよ。

主はまことにいつくしみ深い。

その恵みはとこしえまで。

神の神であられる方に感謝せよ。

その恵みはとこしえまで。

主の主であられる方に感謝せよ。

その恵みはとこしえまで。

ただひとり,

大いなる不思議を行われる方に。

その恵みはとこしえまで。

英知をもって天を造られた方に。

その恵みはとこしえまで。

地を水の上に敷かれた方に。

その恵みはとこしえまで。

大いなる光を造られた方に。

その恵みはとこしえまで。

昼を治める太陽を造られた方に。

その恵みはとこしえまで。

夜を治める月と星を造られた方に。

その恵みはとこしえまで。」


ユダヤ教では

「大ハレル詩篇」

と呼ばれています。


神の創造と,

歴史の御業に対しての賛美です。


神の自然支配とイスラエルに対する

救いのわざが告白されています。


礼拝者全員の参加による

信仰の告白の歌です。


 ○

 

詩篇137


バビロンの川のほとりで 

 

(詩編137:1-4)


「バビロンの川のほとり,

そこで,私たちはすわり,

シオンを思い出して泣いた。

その柳の木々に

私たちは立琴を掛けた。

それは,

私たちを捕らえ移した者たちが,

そこで,私たちに歌を求め,

私たちを苦しめる者たちが,

興を求めて,

『シオンの歌を一つ歌え』

と言ったからだ。

私たちがどうして,

異国の地にあって

主の歌を歌えようか。」

 

「捕囚の詩篇」とよばれています。

 

捕囚の地バビロンから,

シオンの山エルサレムに

帰ったときに,

荒廃を見てショックを

受けたときに

この詩を作っています。

 

バビロンの捕囚中に

恥じを受けたことを

思い起こしています。

 

また,

エルサレムの地の荒廃を

嘆いています。

 



♪ 「バビロンの流れの」


(「讃美歌21」164番) 

1. 

バビロンの流れの 

ほとりにすわり,  

嘆きと涙に シオンをおもう。          


2. 

捕囚の苦しみ    与えた民は        

われらに求めた, 

シオンの歌を。

                      

3. 

嘲り楽しむ 異教の民に

どうしてほめ歌 うたえるものか。


4.

岸辺の柳に 竪琴かけて,

嘆きと涙の 月日は過ぎた。


5.

わが主よ,

ひたすら あなたを慕う      

聖なるみ民を 助けてください。     


 ○



詩編138


あなたをほめ歌います


(詩編138:1)

「私は心を尽くして

あなたに感謝します。

天使たちの前で

あなたをほめ歌います。」



「今日も生きよう。」

1.
私が悩むときも
日々力を与え
あふれる恵みを主は
満たしてくださると

信じて私は今
すべてを主にゆだね
喜びに満たされて
この日も過ごします

2.
あわれみ豊かな主は
日々私を助け
心の重荷を負い
悩みをやわらげて

あなたの生きる限り
力を与えると
約束してくださる
やさしいお方です

3.
試みに会うときも
主の約束信じ
み言葉に堅く立ち
恐れることもなく

力ある主のみ手に
ひたすらすがります
み国に行くときまで
主よお守りください



☆彡

 
(詩編138:1-3)

 ダビデによる
「私は心を尽くして
あなたに感謝します。
天使たちの前で
あなたをほめ歌います。
私はあなたの聖なる宮に
向かってひれ伏し,
あなたの恵みとまことを
あなたの御名に感謝します。
あなたは,
ご自分のすべての御名のゆえに,
あなたのみことばを
高く上げられたからです。
私が呼んだその日に,
あなたは私に答え,
私のたましいに力を
与えて強くされました。」




 詩篇139


神に感謝をささげる

 

(詩篇139:14)


「わたしは

あなたに感謝をささげる。

わたしは恐ろしい力によって,

驚くべきものに

造り上げられている。

御業がどんなに驚くべきものか,

わたしの魂はよく知っている。」

 

 神がわたしたちを造り,

悪から私たちを守り,

私たちの悩みを

知ってくださっています。

 

ですから,

私たちは神に感謝します。

 

♪ 「あなたをたたえ」 

(ワーシップ) 

「あなたをたたえ 

あなたの御名かかげ 

どんなときも 

感謝するため

あなたを愛し 

そのみもとで拝(はい)し 

従がうため つくられた」

 

 ○



 詩編139

 

 天に登ろうとも,

あなたはそこにいます


 

(詩編139:7,8)


「どこに行けば,

あなたの霊から

離れることができよう。

どこに逃れれば,

御顔を避けることができよう。

天に登ろうとも,

あなたはそこにいまし,

陰府に身を横たえようとも。

見よ,あなたはそこにいます。」

 

神は,わたしたちと共にいます。

 

ですから,

救いもわたしたちの内にいます。

 

パウロは次のように言っています。


 

(ローマ10:5-10)


モーセは,律法による義について,

「掟を守る人は掟によって生きる」

と記しています。

しかし,

信仰による義については,

こう述べられています。

「心の中で『だれが天に上るか』

と言ってはならない。」

これは,

キリストを引き降ろすことに

ほかなりません。

また,

「『だれが底なしの淵に下るか』

と言ってもならない。」

これは,

キリストを死者の中から

引き上げることになります。

では,

何と言われているのだろうか。

「御言葉はあなたの近くにあり,

あなたの口,あなたの心にある。」

これは,

わたしたちが宣べ伝えている

信仰の言葉なのです。

 口でイエスは

主であると公に言い表し,

心で神がイエスを死者の中から

復活させられたと信じるなら,

あなたは救われるからです。

実に,

人は心で信じて義とされ,

口で公に言い表して

救われるのです。


 

♪ 「主よ御許(みもと)に」


(新聖歌510)

1.

主よ 御許に近づかん

上(昇)る道は  十字架に

ありとも  など  悲しむべき

主よ 御許に近づかん

 

2.

さすらう間(ま)に  日は暮れ

石の上の  仮寝の

夢にもなお  天(あめ)を望み

主よ 御許に近づかん

 

3.

主の使いは  御空(みそら)に

かよう梯(はし)の上より

招きぬれば  いざ昇りて 

主よ 御許に近づかん

 

4.

目覚めて後  枕の 

石を立てて  恵みを

いよよ切に  称えつつぞ

主よ 御許に近づかん

 

5.

現世(うつしよ)をば  離れて

天がける日  来たらば

いよよ近く  御許に行き 

主の御顔を  仰ぎみん

 

 ○

 

人の子とは何ものなのでしょう

 

(詩編144:3)


「主よ,

人間とは何ものなのでしょう,

あなたがこれに親しまれるとは。

人の子とは何ものなのでしょう,

あなたが

思いやってくださるとは。」

 

詩編8編と同じく,

ダビデの作です。

 

私たちは,

私たち自身が大きな謎です。

 

聖書によって,

神が私たちを造り,

愛して下さっていると

信じることが出来ます。

 

ただ,感謝をするだけです。

 

 

(詩編8:4,5)

「あなたの天を,

あなたの指の業を,

わたしは仰ぎます。

月も,星も,

あなたが配置なさったもの。

そのあなたが

御心に留めてくださるとは,

人間は何ものなのでしょう。

人の子は何ものなのでしょう。

あなたが顧みてくださるとは。」

 

 ○



 詩編145

 

主の道はことごとく正しく

 

(詩編145:17-21)

「主の道はことごとく正しく,

御業は慈しみを示しています。

主を呼ぶ人すべてに近くいまし,

まことをもって

呼ぶ人すべてに近くいまし,

主を畏れる人々の望みをかなえ,

叫びを聞いて救ってくださいます。

主を愛する人は主に守られ,

主に逆らう者は

ことごとく滅ぼされます。

わたしの口は主を賛美します。

すべて肉なるものは,

世々限りなく

聖なる御名をたたえます。」

 

 

♪ 「わが主の御業は」

(新聖歌26)

 

1.

わが主の御業は ことごと正し

妙なる御旨に すべてを任せん

主はわが神なり

乏しき時の わが助けなり

 

2.

わが主の御菜は ことごと正し

上なき真理は 永遠に変らじ

暗きは光を

よし隠すとも いかでか恐れん

 

 

 

 詩篇146


主にハレルヤ

 

(詩篇146:1-3)


「ハレルヤ。

私のたましいよ。

主をほめたたえよ。

私は生きているかぎり,

主をほめたたえよう。

いのちのあるかぎり,

私の神に,ほめ歌を歌おう。

君主たちにたよってはならない。

救いのない人間の子に。」

 

この詩篇は,

神を助け手として

信頼する者の歌です。

 

神の民イスラエルは,

人に頼るのではなく,

いかなる時も,

主の力と守りに身を

ゆだねるべきであると

歌っています。

 

150篇までの5つの

「ハレルヤ詩篇」

(詩編146-150)

の最初です。

 

「ハレルヤ」とはヘブル語で,

「主をほめたたえよ」の意味です。

 

ワーシップでは,

次のように賛美しています。

 

♪ 「主にハレルヤ」 

(ワーシップ)


1.

主にハレルヤ 主にハレルヤ

声高らかに 主を賛美しよう

大空見上げて 歌い始めよう

私たちの愛を 主にささげよう


2.

主にハレルヤ 主にハレルヤ

声高らかに 主を賛美しよう

歌声を上げて 賛美に満ち溢れ

イエスの愛の歌を 主に歌おう」

 

 ○

 

 詩編147


わたしたちの神にほめ歌をうたえ

 

(詩編147:7-11)


「感謝の献げ物を

ささげて主に歌え。

竪琴に合わせてわ

たしたちの神にほめ歌をうたえ。

主は天を雲で覆い,

大地のために雨を備え

山々に草を芽生えさせられる。

獣や,烏のたぐいが求めて鳴けば

食べ物をお与えになる。

主は馬の勇ましさを

喜ばれるのでもなく

人の足の速さを

望まれるのでもない。

主が望まれるのは主を畏れる人

主の慈しみを待ち望む人。」

 

主を畏れることは,

聖書の箴言にも書かれています。

 

(箴言1:7)

「主を畏れることは知恵の初め。

無知な者は

知恵をも諭しをも侮る。」

 

 ○


 詩篇148


「日よ,月よ主を賛美せよ。」

 

(詩篇148:1-3)


「ハレルヤ。

天において主を賛美せよ。

高い天で主を賛美せよ。

御使いらよ,

こぞって主を賛美せよ。

主の万軍よ,

こぞって主を賛美せよ。

日よ,月よ主を賛美せよ。

輝く星よ主を賛美せよ。」

 

夜の月と星が,

わたしたちに

慰めを与えてくださいます。

 

夜空の星をみると,

すきとおった気持ちになります。

 

神は,太陽も月も造りました。

 

それは,太陽も月も,

神の栄光を現し,

神を賛美するためです。

 

♪ 「御神の愛をば」(聖歌85)

1.

御神の愛をば 歌(うと)う我らの

胸は開きたり 花のごとくに

御顔の光に 迷いの霧も

疑いの雲も 消えて跡(あと)なし 

 

2.

御使い聖徒ら歌えみいつ

(尊厳,威光)を

月星太陽 称えよ神を

雪降る高嶺も 花咲く谷も

林も野原も 砂漠も海も

 

3.

御神は罪ある者をも愛し

御子なるイエスをば 

遣(つか)わしませり

許しの御恵み 聖むる力

筆にも声にも 

宣(の)べ尽くしえず

 

4.

御神は我らの 父親なれば

御子なるイエスをば兄上と呼ばん

世人よ親しみ 互いに助け

御旨の成る日を 忍び待てかし

 

 ○


 詩編149

 

主に新しい歌を歌え

 

(詩編149:1)


「ハレルヤ。

新しい歌を主に向かって歌え。

主の慈しみに生きる人の集いで

賛美の歌をうたえ。」

 

詩編146-150の5つは,

それぞれの詩のはじめと終わりに,

「ハレルヤ」とあり,

「ハレルヤ詩編」

と呼ばれています。

 

ハレルヤの賛美は,

終末にも及んでいます。

 

 

(黙示 19:1)


「この後,私は,

天に大群衆の

大きい声のようなものが,

こう言うのを聞いた。

『ハレルヤ。

救い,栄光,力は,

われらの神のもの。』」

 

 

(黙示 19:6)


「また,

私は大群衆の声,

大水の音,

激しい雷鳴のようなものが,

こう言うのを聞いた。

『ハレルヤ。

万物の支配者である,

われらの神である主は

王となられた。』」

 

♪ 「ハレルヤ全能なる主」 

(ワーシップ)


「ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ 

全能なる主

讃美に満ち溢れ われ手を上げる

ハレルヤ ハレルヤ」

 

 

 
詩編150

聖所で神を賛美せよ。

 

(詩編150)

「ハレルヤ。

聖所で神を賛美せよ。

大空の砦で神を賛美せよ。

力強い御業のゆえに神を賛美せよ。

大きな御力のゆえに神を賛美せよ。

角笛を吹いて神を賛美せよ。

琴と竪琴を奏でて神を賛美せよ。

太鼓に合わせて

踊りながら神を賛美せよ。

弦をかき鳴らし

笛を吹いて神を賛美せよ。

シンバルを鳴らし神を賛美せよ。

シンバルを響かせて神を賛美せよ。

息あるものは

こぞって主を賛美せよ。

ハレルヤ。」

 

詩篇の最後です。


神への讃美です。

 

讃美の場所は,

「聖所」であり,「大空」です。

 

讃美の場所は,

どこででもということです。

 

「大能」すなわち,

神の御業のゆえに讃美します。

 

楽器を持って賛美します。

 

「息のあるものみな」すなわち,

神によって造られた者のすべてが

賛美せよと言います。

 

被造物は,すべて神を賛美します。

 

空の星も,花も木も,

すべてが神を賛美しているのです。

 

この箇所には,

次のワーシップがあります。

 

♪ 「タンバリンと踊りで」

  (ワーシップ)

「タンバリンと踊りで 

主を誉め讃えよ

タンバリンと踊りで 

主を誉め讃えよ

イスラエルの讃美を 

住まいとされる 

聖なる方に

こころをこめて 

誉め歌を 

誉め歌を 

歌おう」

 

主をほめたたえることによって,

世界の意味が満たされます。

 

多くの困難と戦って,

主をほめたたえたのが,

イスラエルの民であり,

また,

神を信じる私たちの生き方です。

 



2017.10.15


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