「私たちがこの世に遺すことのできる
もっとも貴いものは,優しさです。」

イエス・キリストの生涯には,
「憐れに思い」という言葉が,
何度か出てきます。
(ルカ15:20)
「こうして彼は立ち上がって,
自分の父のもとに行った。
ところが,まだ家までは遠かったのに,
父親は彼を見つけ,かわいそうに思い,
走り寄って彼を抱き,口づけした。」
放蕩息子を受けいれるところです。
神の愛と優しさが現されています。
わたしたちにも神の愛がゆたかになるように求められています。
パウロは次のように言っています。
(ピリピ1:9-11)
「私は祈っています。
あなたがたの愛が
真の知識とあらゆる識別力によって,
いよいよ豊かになり,あなたがたが,
真にすぐれたものを見分けることが
できるようになりますように。
またあなたがたが,
キリストの日には純真で非難されるところがなく,
イエス・キリストによって与えられる
義の実に満たされている者となり,
神の御栄えと誉れが現わされますように。」