なぜ 地方がこんなに 落ちぶれてしまったか。
これは政府の政策の不手際による。
田中角栄さんが 日本列島改造計画を世に問うたころは
日本列島の 北から南の端まで 人や物資の交流を盛んにして
日本全国の人が等しく 幸福な社会に棲めるような施策で会った。
ところが 官僚の手によって 効率的な手段として都市化政策が政治課題として取り上げられた。
この都市化政策は 日本人の頭の髄まで徹底した。
都市化の繁栄は東京というマンモス都市をお手本に 各地方に小東京を作り出す方向に
走り出した。
安倍内閣が打ちと出した地方創生もその域を出ない。これで成功することは
できない。
アベノミクスの果実は下々には行き渡らなかった。大店法の施行以来地方の商店街は
シャッターを閉じてしまった。若者は職をもとめて
中央都市に移転していった。
千穂のひとたちは 「地方に仕事場を」というのが切実なようきゅうであった。
日本振興の四分の一は東京中心の関東域に限定された。
しかし、それ以上の手段は政府も持ち合せがないようである。
アベノミクスの おかげを蒙った企業は300兆円におよぶりえきを内蔵した。
だからそんな企業はその中から 金と技術と人材を全国の地方に流すのはいかがと思う。
地方はあらゆる準備をしてその時を待ち受けていることだろう。
実際企業の中には仕事のたねが わんさと詰まっているのである。
地方に工場なり、事務所也を映した会社は さらに その地方に根を張っていく。
そうなれば若者たちだって帰ってくるはずである。
健康な村つくり、それが地方創生の意味するものである。
都市を地方に移してどうするの。