一昨年2月の、豪雪の中の秋田内陸縦貫鉄道がなかなか印象的だったので、この冬も北東北に行ってみることにした。かみさんがまだ寝台列車に乗ったことがなかったことから、往路は夜行に。
金曜21時過ぎに上野駅に着いて、ビールや朝食を買い込み、喫煙所を探しているうちに特急あけぼのは入線していて、機関車の前にはカメラを手にした人たちが妙に多いが、まさかこの列車も3月13日で廃止なの?。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/25/a41951f8d1667267c2ce3ea29b9cd8d5.jpg)
初寝台列車ならぜひ開放寝台に乗ってほしかったのだが、カーテン1枚隔てたところで知らないおっさんがパッチ一枚でうろうろしているなんてあり得ないとかいうもんだから、私としてもいまさら嫌だし、いわゆるBソロという個室をとった。オハネ24という車。5年ほど前に乗ったさくら・はやぶさのBソロは、車両の一方の窓際に通路があって、進行方向に対して横方向に細長い個室が並ぶレイアウトだったように記憶しているが、今回は中廊下で縦方向に細長い部屋が並ぶ形。寝台列車が減っているご時世、こういうのに乗るのはたぶん最後だろうと、超広角を持って行って隅々まで撮ってきた。
廊下から見たところ
上段 下段
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/29/d51862a8e34f11ddecd8730bd4e1453a.jpg)
部屋に入ってみたところ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/8d/dee8a323506972ae469f80f90a3d5788.jpg)
入口側を振り返ると、
上段はさらに90度向きを変えると廊下に面する
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/9d/46b8fb3f2b5094bfdd8c77007e83bae2.jpg)
京浜東北線の人身事故で、発車は10分遅れの21:55。翌朝の接続が7分しかないのでちょっと不安だが、これくらいなら取り戻せるんだろう。幸い、東京ではめずらしく雪が降ったが、秋田青森は快晴の様子。雪で遅れる心配はなさそうだ。
通過駅のホームの通勤客を横目に、下段の部屋でビールを飲んでくつろぐ。寝台特急の醍醐味にふれてかみさんは興奮気味。「でも駅に停まると気まずいんだよな」「え、なんで?」というのも、まもなく大宮に停車して実感してもらった。
高崎を5分遅れで発車したところで上段の自室に引き揚げ、通り過ぎる駅で写真を撮ったりしていたが、岩原スキー場を見かけたあたりで就寝。土合駅、ちょっとシャッターが早くて長い階段は写らず。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/4f/965b27a6df74e28353d67cc5a9c53add.jpg)
寝るつもりが、下で飲んでた時から気になっていた激しい振動、1秒間に2、3度の周期でガタガタと時々思い出したように揺れるせいで寝付けない。レールの微妙なでこぼこに台車が共振したりとかしているんだろうか。3時過ぎから停車駅も多く、停まると当然大きな揺れが来るからそのたびに覚醒。結局ほとんど熟睡できないまま日の出を見るハメに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/c9/9cc424726ed91fc5ee6939b2b7c79315.jpg)
6時過ぎ、窓外に寄り添ってくる線路があり、まもなく見覚えのある羽後本荘の駅に停車。一昨年より、積もっている雪は多いような気がする。それから30ほど経ってようやく朝日が拝めた。線路沿いに山が迫っていてなかなか見えなかった。どうせろくなもんじゃないと思いつつも、降りるまで窓外をカラーでモノクロで撮りまくり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/85/9eee07748b5edab315e510a85edaf7a8.jpg)
上野発の夜行列車を降りてみると東能代駅は快晴。空気が冷たい。列車は定刻に復していた。
すげえ、特急通学の高校生が。秋田からの立席利用のアナウンスがあったが、こんな需要があるのか。
金曜21時過ぎに上野駅に着いて、ビールや朝食を買い込み、喫煙所を探しているうちに特急あけぼのは入線していて、機関車の前にはカメラを手にした人たちが妙に多いが、まさかこの列車も3月13日で廃止なの?。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/25/a41951f8d1667267c2ce3ea29b9cd8d5.jpg)
初寝台列車ならぜひ開放寝台に乗ってほしかったのだが、カーテン1枚隔てたところで知らないおっさんがパッチ一枚でうろうろしているなんてあり得ないとかいうもんだから、私としてもいまさら嫌だし、いわゆるBソロという個室をとった。オハネ24という車。5年ほど前に乗ったさくら・はやぶさのBソロは、車両の一方の窓際に通路があって、進行方向に対して横方向に細長い個室が並ぶレイアウトだったように記憶しているが、今回は中廊下で縦方向に細長い部屋が並ぶ形。寝台列車が減っているご時世、こういうのに乗るのはたぶん最後だろうと、超広角を持って行って隅々まで撮ってきた。
上段 下段
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/19/355255d4000d5ea45d42c61f8499b836.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/29/d51862a8e34f11ddecd8730bd4e1453a.jpg)
部屋に入ってみたところ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/fe/21cda48ffbaafd23d24e9898b303b325.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/8d/dee8a323506972ae469f80f90a3d5788.jpg)
入口側を振り返ると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/09/4ef05ddc759f8d02bffd38cf39a8661d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/b9/500b075f389afc301268a8de5dd7bbce.jpg)
上段はさらに90度向きを変えると廊下に面する
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/9d/46b8fb3f2b5094bfdd8c77007e83bae2.jpg)
京浜東北線の人身事故で、発車は10分遅れの21:55。翌朝の接続が7分しかないのでちょっと不安だが、これくらいなら取り戻せるんだろう。幸い、東京ではめずらしく雪が降ったが、秋田青森は快晴の様子。雪で遅れる心配はなさそうだ。
通過駅のホームの通勤客を横目に、下段の部屋でビールを飲んでくつろぐ。寝台特急の醍醐味にふれてかみさんは興奮気味。「でも駅に停まると気まずいんだよな」「え、なんで?」というのも、まもなく大宮に停車して実感してもらった。
高崎を5分遅れで発車したところで上段の自室に引き揚げ、通り過ぎる駅で写真を撮ったりしていたが、岩原スキー場を見かけたあたりで就寝。土合駅、ちょっとシャッターが早くて長い階段は写らず。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/4f/965b27a6df74e28353d67cc5a9c53add.jpg)
寝るつもりが、下で飲んでた時から気になっていた激しい振動、1秒間に2、3度の周期でガタガタと時々思い出したように揺れるせいで寝付けない。レールの微妙なでこぼこに台車が共振したりとかしているんだろうか。3時過ぎから停車駅も多く、停まると当然大きな揺れが来るからそのたびに覚醒。結局ほとんど熟睡できないまま日の出を見るハメに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/c9/9cc424726ed91fc5ee6939b2b7c79315.jpg)
6時過ぎ、窓外に寄り添ってくる線路があり、まもなく見覚えのある羽後本荘の駅に停車。一昨年より、積もっている雪は多いような気がする。それから30ほど経ってようやく朝日が拝めた。線路沿いに山が迫っていてなかなか見えなかった。どうせろくなもんじゃないと思いつつも、降りるまで窓外をカラーでモノクロで撮りまくり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/85/9eee07748b5edab315e510a85edaf7a8.jpg)
上野発の夜行列車を降りてみると東能代駅は快晴。空気が冷たい。列車は定刻に復していた。
すげえ、特急通学の高校生が。秋田からの立席利用のアナウンスがあったが、こんな需要があるのか。
EF81からEF64に。
もっとも、長岡以北はそのままですが。
EF64は、かつては長岡まわりの列車の直流区間はほぼすべて牽引していましたが、合理化でEF81のスルー牽引になったのです。
長岡で進行方向の変わる「北陸」は、そのままEF64でしたが。
そんなわけで、昔に戻るだけなのですが、「あけぼの」は当時は長岡まわりではなかったために、EF64は初登場になります。
そのうえ、長年のロングラン運転(しかも製造後3~40年経っている)で老朽化が著しく、故障による遅延が頻発しているJR東日本の寝台特急牽引のEF81が、来年にはJR東日本版のEF510に置き換えられることから、撮影者が急増しているのでしょう。
どっちにしろ、葬式鉄ですが。
もちろん、老朽化も関係しているでしょう(上越線用のEF641000番台は1980年代の製造と、ブルートレインの車両よりも新しい)が、もともとEF81は勾配線区用の機関車ではなかったことから、苦しい運転を続けていたようです。
そういえば出羽は青い機関車でしたね。
一番雪が積もりそうなところが81のままというのがちょっと解せませんが、早晩、新型機に変わるんですね。でも最近の3ケタの機関車って、なんかかっちょわるいっすよね~。
そうそう、積雪時の空転、ですが、正確に言うと、勾配区間での積雪時の空転、でした。
上越線はもちろんですが、カシオペアや北斗星の盛岡~八戸(SL時代からの難所ですね)なんかでも同様なトラブルが続出していて、EH500の補機が臨時についたりとかしているようです。
EF81はもともと平坦線用の機関車ですからね…。
交直流機として万能を狙った分、直流機としても交流機としても中途半端な部分があるのは否めないそうです。
まあ、それを考慮してもいろいろな意味で扱いやすかったので、これだけ活躍できたのでしょうが…。
その点、EF64は勾配区間用につくられていますから、空転対策も万全なのだそうです。
特に1000番台は、当初から、積雪の多い勾配区間の上越線用として開発されていますからね。
ちなみに、あけぼのの運転区間では、間違いなく上越線内がもっとも積雪が多いはずです。
そういえば、先週の今頃は、Bソロの中でビール飲みつつ夜景を見ておりました。一週間早いなあ。そのときひいた風邪がいまだに治りません。。。
ところで、「空地/ながせ」じゃなくなったんですか。
ほかにも同じようにmixi以前から見ているブログが、管理人さん以外に2人ほどマイミクにいたりします。