この形
蝶あるいは鼓にも似ている。
割れは時間と共に進行する。それを防ぐためです。
胡桃材の座卓
2枚の胡桃材を合せて座卓にしたもの
立っている木は、根元に近いところが最も太く、梢に向かって細くなる。
座卓にする場合、長方形にする必要がある。
奥行きが同じになるように、元・末を交互にしたようです。
つまり、2枚の割れは兄弟なのです。
皮を剥いだそのままの状況が見える。
2つのベンチを並べたような形
一つとして同じものはない。出来ない。
表情がある。
面白いけれど・・・・・
真ん中にものが置けない。ものをこぼしても拭けない。
実用品としては???
上にガラス板でも乗せれば良い?
それは本末転倒。
オーディオ機材、TVの置き台として入手したつもりでしたが。
もったいない。
一番居る時間が長い寝室の座卓として使うことにしました。
ブログするノートパソコンを置いて座って叩くのに丁度良い高さです。
先人の工夫の例

亀
高崎市にある古い住居用蔵を改造した日本茶喫茶「棗」の杉の廊下で泳いでいます。
波紋に見えるのは年輪。
死節が抜け、穴が空いた杉板に亀の形の杉板を嵌め込んだのです。
旦那にあっと言わせたい大工さんの心意気でしょう。
今は節穴の空いた杉板は使わない。その節の部分を切り取って、他の欠点のない杉板を繋ぎ合わせるのです。