メガロマン 第３１話 「宿命の対決！メガロマン対仮面怪獣ダガー」

仮面怪獣　ダガー　スパーク怪獣　デスパー登場

復活したデスパーと戦うメガロマン。
メガロンファイヤー！

爆発して倒れるデスパー。

帰還したたかしに駆け寄るラン。

父・高嶺の死を告げられるラン。
「思いっきり泣いたわ。もう涙は出ないわ。」
気丈に振る舞うラン。

ランはマリが基地の中にいることを告げた。
マリが逃げなかったのはダガーの姿を見たからだ。
ダガーはマリの息子・獅子堂ひろしだった。

ダガーは獅子堂豪へ連絡を入れる。
メガロマンの母親を捕らえた、と。

豪もダガーに自分の息子だと告げる。

ダガーは総統の仮面を着ける。
母親の捕らえられた牢の前にやってくるたかし。
マリは物音を立てて居場所を知らせる。

しかし、そこにはダガーが待っていた。
母親を助けるためにブレスレットを渡すたかし。
その姿にダガーは怒り、たかしを打ちのめす。
自分には無かった「親子の情」が癪に障ったのか？

そこへ突入した兵介とランがマリを助け出す。

ダガーに蹴りを見舞うたかし。
総統の仮面が真っ二つに割れた。
そして、たかしはダガーの素顔を見た。

助け出されたマリはたかしに告げる。
「ダガーはお前の弟です。双子の弟・獅子堂ひろしです。」

「戦いは避けて下さい。ヒロシを説得して下さい。」
それは息子を思う母の思いだった。

その頃、ダガーは自ら怪獣合成装置にかかっていた。
「オレは黒星族のダガー総統だ！ワッハハハッ!!」

ダガーは仮面怪獣ダガーとなって暴れ始めた。

「あそこで暴れているのは怪獣です。」
マリはたかしにメガロマンとして行けと指示する。

メガローン！たかしはメガロマンに変身。

戦いの中でも「ひろし」を説得する「たかし」。
「やめてぇーっ！」兄弟の戦いに絶叫するラン。

お互いの剣が火花を散らす。

そして、決着。

「さすが、オレのアニキだ・・・。」
そう言って倒れるダガー。

「ひろしーっ！」思わず駆け出すマリ。
倒れたダガーに駆け寄るたかしとマリ。
「ひろし・・・。」そう言ってマリはダガーを抱き起こす。

「ひろしじゃない・・・。」
「ひろしです。私の息子ひろしです。」
「オレは・・・黒星族の・・・ダガーだ・・・。」

そう言いながらダガーは息を引き取った。

やがて宇宙船で豪が地球にやってきた。
久しぶりの親子の対面。

苦しみや悲しみを忘れないこと。
それが平和を守ることなのだ。

メガロマンにならなくても良い平和が続いてほしい・・・。

さらばメガロマン・・・。