木造の建物にも温暖化の影響が （お寺の彫り物が紫外線被害に）

☆　ここは伊豆の国市（旧韮山町）のお寺　☆

自分のおばさん（母親の姉）の法事で伊豆へ
韮山の光照寺というお寺
伊豆箱根鉄道の韮山駅から徒歩１０分くらい
伊豆の国市寺家というにある
北条氏ゆかりの願成就院のすぐそばの古刹です

そのお寺さんで法事のお経をあげてもらった
お経の後、和尚さんがお寺を少し案内してくれた
その案内の中に本堂の表の龍の彫り物について
興味ある話をしてくれた
和尚さんが子供の頃
この龍は赤や黄色や青などきれいに色がついていた
それがいつの間にやら



この通り
白色だけは残っているが他の色は消えてしまった
和尚さんは・・
地球温暖化の影響で紫外線が強くなり・・
その紫外線により色が消えてしまった・・というのだ

それまでは
北条氏がなんやとか徳川さんがなんや
などと歴史的な話をしていたのに・・
急に地球温暖化・・ですよ～
歴史の世界から一気に現代へ引き戻された

だが
和尚さんが言うとおりかもしれない
３００年前に建てられた本堂の入口の彫り物の龍
ほんの４０～５０年くらい前まで色がしっかり残っていたのに
そのあとわずかの間にすっかり色が無くなった・・というのだ
確かに急すぎるではないか
これは確かに地球温暖化により強くなった紫外線の影響に間違いないだろう


地球温暖化はこんなところにも影響が出ているのです

怖いですね～