静岡県 静岡市の 神戸(かんべ)です 

静岡市のおじさん税理士「かんべ」です
見たこと、聞いたこと、経験したことなど 
おじさん視線で書いています

大学の授業料って高すぎる・・ (家庭事情と奨学金)

2016年06月29日 | 現代社会は・・
☆ 誰でも借りられる奨学金が必要だと思う・・  ☆

先日帰省した娘の話
「仲の良い同級生が大学を辞めることになった」という
よく話を聞くと
父親が高齢で2年前に定年退職して今は臨時雇用
母親は病気で入院している
その上弟が二人いる
そんな家庭環境だとのこと

その友人は成績が良く給付型の奨学金をもらい入学した
だが
それだけでは授業料が足らず
アルバイトを二つ掛け持ちで何とか1年間大学へ通った
本当にギリギリだったらしい

そして今年
給付型は申請できなかった
そこで
貸与型の額が多い奨学金を申し込んだ
だが
その申請は却下された
理由は・・
『両親の収入が不安定だから・・』というものだったとのこと

友人は
大学に授業料の遅延を申し出た
大学は1か月遅延してくれたという
1か月頑張ってバイトしたがとても払いきれなかった
大学はもう1か月は待ってもいいといってくれた
二つのバイトを三つや四つに増やしてもあと1ヶ月で満額支払いは不可だった
月賦にしてくれれば何とか払っていけるかもしれない
でも・・
このような生活をあと3年も続けることは不可能だ・・
大学は辞めるしかない・・と結論したらしい

聞いていて涙があふれそうになった

『両親の収入が不安定だから・・』
それが申請を却下する理由になったということが信じられない
そのような学生さんこそが・・奨学金を活用して大学に通うべきではないか
保証人がどうこうではなく・・
借りた学生さん本人が卒業後少しずつ返済していければいいわけではないのか?
学生支援機関ってどうなっているのだろう?

そもそも日本の奨学金制度って貧弱だよね
そのうえ、日本の大学の授業料っていうのが高すぎる
公立大学で年間30~40万円・私立大学で年間60~90万円
それくらいが限度だと思うのだが・・?

今のままでは本当に勉強をしたいという人が大学へ通えない

何とかならないだろうか?
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