今日は来年の四旬節にオルガンの提供をお引き受けしている合唱団の練習にお邪魔させていただきました。楽器屋の作業として、公演直前になって練習場所に出向いていろいろなことを確認&お打ち合わせしたりすることは時々ありますが、そうではなくこんなに早い時期に顔を出すのがなにゆえかと言えば、どうやらその公演は一人二役の現場となりそうだから(よくある話だなあ 笑)。
というわけで、まだ心身のバランスがうまく回復していない状態であったがヴォーカルスコアとミニアチュアスコアを携えてお出かけすることとした次第。今日はマエストロ練習ではありませんでしたが、指導はよく存じ上げているI先生で、練習の組み立て方は大いに参考になったのであります。
時間をかけてじっくりと音楽を組み立てていく練習スタイルには最近はとんとご無沙汰しているわけでしたが、お蔭でコンティヌオの数字を見て和声構造を掴んでいく余裕もあり、有益な時間を過ごせたのです(ところで合唱の中のバス歌唱に当たっては数字チェックを伴ったアプローチは有用と思っているのですが、どうでしょう?)。
それにしてもこのようにKreuzの多い譜面づらからは適応させるべき調律法のイメージをなかなか描きにくくて、それを考えながら歌うと頭の中でやたらに(調律法的に)抵抗を感じる場面に遭遇。この他にも少し先までマタイのお仕事はいくつか寄せられていますが、さてどのようにそれらの調律を按配してまいりましょうか。
というわけで、まだ心身のバランスがうまく回復していない状態であったがヴォーカルスコアとミニアチュアスコアを携えてお出かけすることとした次第。今日はマエストロ練習ではありませんでしたが、指導はよく存じ上げているI先生で、練習の組み立て方は大いに参考になったのであります。
時間をかけてじっくりと音楽を組み立てていく練習スタイルには最近はとんとご無沙汰しているわけでしたが、お蔭でコンティヌオの数字を見て和声構造を掴んでいく余裕もあり、有益な時間を過ごせたのです(ところで合唱の中のバス歌唱に当たっては数字チェックを伴ったアプローチは有用と思っているのですが、どうでしょう?)。
それにしてもこのようにKreuzの多い譜面づらからは適応させるべき調律法のイメージをなかなか描きにくくて、それを考えながら歌うと頭の中でやたらに(調律法的に)抵抗を感じる場面に遭遇。この他にも少し先までマタイのお仕事はいくつか寄せられていますが、さてどのようにそれらの調律を按配してまいりましょうか。
バッハの数字は理解するのが大変だけれど面白い。100パーセント把握できていなくても、要所だけでも押さえられれば、歌い方からして変わりますね。