桜が咲く頃の陽気になったり、平年並みの気温に戻ったりと体調管理の難しい時期ですが、寒いからこそ美味しい食べ物もあるんですよね。そんなことを想像しながら、先日のおやつは『甘酒』と『酢こんぶ』にしました。
最近では、いろんな食べ物が簡単に手に入るので、食べ物に対する有り難みが薄れているような気がします。その一方で、おやつの１コマから話題が広がり、そんなことを改めて考えさせてくれる貴重な時間を一緒に過ごさせて頂くことの有り難さを感じています。
「あったかい」とか、「甘い」というのは、笑顔を引き出してくれるような気がします。
早いもので、２０１０年が始まって１ヶ月が経とうとしていますが、こんな温かい気持ちで今年１年過ごしたいものですね。皆さま、よろしくお願いします。
お正月遊び、第２弾。
最近では、テレビCMでもお馴染みの “しずおか方言かるた” を購入し、さっそく
嘉響でも楽しみました。
静岡県の言葉と一口に言っても、東西に広いので東部・中部・西部とそれぞれに
特徴のある言葉を使うので、普段使う言葉もあれば、どういう意味？と首を傾げたくなる言葉もありました。
そんななので、読み手も難しいんですね。
一緒に楽しんだ皆さんと、どういうルールだったかな？と思い出しながら、和やかな時間を過ごしました。
朝から底冷えのするような寒さでした。
どうやら、嘉響より奥の地域では朝早くから風花が舞うというより吹雪くと表現するほうが正しいくらいの天候だったとか。
寒かろうと嘉響は営業しますので、今日も元気にお迎えにあがりました。
戻ってくると、嘉響のある富沢でも次第に空が白み始め、気付くとゴォーという音とともに吹雪いていました。
「雪だよ！」とはしゃいでいるのは、職員ばかり。
覚悟して外へ飛び出してみると、植木鉢に舞い降りた雪の結晶を発見！
寒さの中にもほっこりとした温かさを感じますよね。
利用者さまは冷静な面持ちで、「今日はまだ、小寒と大寒の間だね。」と。
ということで、今日の寒さはタイトルにもつけた通り「中寒」なんですね。
サムッ。
１６時をまわり、皆さまをお送りする途中で、こんな景色が広がっていました。
ご自宅の玄関前には、足跡がはっきりくっきり残るだけの積雪がありました。
朝から長靴を履いてきて大正解でしたね。
「まだまだ、こんな気候が続くかと思うと、嘉響へ行くのを思いやむ…。」なんて
声もちらほら聞こえますが、嘉響では部屋を温かくして安全運転でお迎えにあがりますので、皆さま、くれぐれも体調を崩さずに嘉響へおいでくださいませ。
嘉響のお飾りと一緒に外した時鏡もちを早速、食べちゃいました。
世の中では昨日が『 鏡開き 』でしたよね。
（実はこれ、８日のできごとなので、前倒し行事なんですが…）
最近では、古き良き日本の風習が廃れていますが、嘉響に集うことで幼少期のことを思い出しながら改めてどんな習わしか考えるのもいい勉強ですね。ちなみに、私は習うことばかりですが…。
「餅は大名に焼け」 って意味わかりますか？
今回、皆さんと一緒にお餅を焼きながら話をしていた時に、教わりました。本当に知らないことばかりで恥ずかしいんですが、餅を焼くにはすぐにひっくり返したり箸でつついたりせず、じっくり待つようにして焼くのだそうです。
何はともあれ、最近のお餅って切れ目が入っていたり工夫されているので
さほど時間をかけなくても焼けるんですね。ぷっくり膨れたお餅から醤油やきな粉
の海に飛び込んで皆さまのお腹へもぐっていきました。
ごちそうさまでした。
年に１度しか来ないお正月ですので、お正月らしい遊びをして楽しみました。
終盤に差し掛かった写真ですが、百人一首です。
『学生時分に勉強したわ～』 と、ササッと手が伸びて札を取る方もいれば、
下の句まですべて読み終えてからじっくり探して手を伸ばす方あり。
詠み手を買って出て下さった方も、
『これは艶歌ね。ウフフ…。』 と、沢山ある読み札のほぼすべてを
一枚ずつ丁寧に読み上げて下さいました。
途中参戦の方もいましたが、総勢８名でお正月気分を深めました。
『お正月だけでなく、普段からこういった遊びを取り入れて欲しい。』
との言葉が聞かれるほど、充実した時間でした。
遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます
。
本年も嘉響の成長をあたたかく見守っていただければ幸いに思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします
。
新年に皆さまをお迎えする嘉響玄関ホールも、正月仕様に模様替えをしました。
とはいっても、いつまでも正月気分で浮かれている場合ではないですね。明日で
松があけるので、お飾りは地域で行なわれるどんど焼きに持っていきます。
新年に向けた作品がずらりと並んでいるうちに、記念撮影をしましたので、
本物を目に焼き付けることができなかった方は、こちらの写真で味わって
下さい
。
