ゴミ屋敷での猫多頭飼い崩壊

市川市の多頭飼い崩壊、猫たちへのご支援ご協力本当にありがとうございました!

最後のお渡しへと

2017-05-13 22:08:31 | 日記


こんばんは、かくえいです。



昨日、崩壊っ子最後の猫ムサシくんを、預かりさまのkometukibattaさんへと正式に譲渡と致しました。

ムサシくん、IBD(嘔吐、下痢、食欲不振等の症状が現れる免疫系の病気)を発症し、里親探しが困難となっていたのです。

kometukibattaさんちの先住猫さんのムギ氏が良い子でね、ムサシくんと本当に仲良くしてくれました。


まるでホントの兄弟のよう



kometukibattaさんには通院とか、色々と負担をお掛けする事になります。
またもやお預かりさんの厚意に甘える事となり、申し訳ない限りです。それなのに

「ムサシくんと会わせてくれて、本当にありがとう。」

とkometukibattaさんは言いました。

ごめんなさい、ごめんなさい。

そしてありがとうございます。

どうか、ムサシくんを末長く、末長くよろしくお願いいたします。


↓kometukibattaさんのブログです。
大人猫ムサシくんの里親探し




おととしの8月31日に受けた、番号に見覚えのない電話。

そこから猫23匹のお家探しがはじまりました。


ちろりん
ムサシ
雪舟
クロ
リキ
文太
太郎
とっぴぃ
虎次郎
にゃおみ
ちびたん
もみちゃん
ぽーにゃん
なでちゃん
豆とうちゃん
ミル
玉三郎
小百合
ニーナ
ちんたろう

めりたん

そして、新しいお家を見つける前に死んでしまった富三郎。



色々と大変な思いもしましたが、私はたくさんたくさんの人たちの、まごころと優しさに触れることが出来ました。


みんな助けるまで泣かないと言いつつ、途中、結構泣きましたね。
いや、嬉しくて泣いたほうが多いです。

私は本当は、世間はもっと冷たいものだと思っていました。

長くかかりましたけれど、みんなが終の住処を見つけられたこと、本当に良かったと思います。


あのまま野良となって、外で飢えて死ななくて良かった。
保健所に連れて行かれて、苦しんで死ななくて良かった。

なでちゃんとちろりんも、優しい里親さんの元で安らかに逝く事ができました。



ただ一つ、狭いケージで死んでいった富三郎の事だけは今でも悔やまれてなりません。

暖かい清潔なお家で、愛情をたくさん注がれる生活を少しでもさせたかった。

私は一生、富三郎にごめんねを言い続けます。

ごめん。ごめんね。

お前のことは一生忘れない。