屋敷内は撮影禁止のため、エントランスを記念撮影。
25日行ってきました。
初体験ということもあり日記、長文です。
友人がハマッている執事喫茶があり、
友人も私も1月が誕生月で、会員だとお祝いをしてもらえるしとのことで
昨年から行こうと声をかけてくれていたのでした。
私たちは「お嬢さま」、
(「奥さま」と設定を選べるようだ)
お屋敷に帰るという設定なので執事達は出迎えてくれる時には「お帰りなさいませ」
見送られる時には「行ってらっしゃいませ」、だとか
トイレに行く時には隠語で「お花摘みに行く」(男性は「乗馬しに行く」だったかな)
と執事に伝えるだとか、話を聞いているだけでドキドキでした。
予約制で80分(ディナータイムは2時間)、
夕方の一部を除きこの日は満席という人気ぶり。
階段をおりていくと綺麗めイケメンのドアマンがニコやかに迎えてくれます。
■ 「
執事喫茶 Swallowtail」
豊島区東池袋3-12-12 正和ビルB1F
乙女ロード沿いにあります。
私たちのフットマンは柳。
執事は(バトラー風)高尾。
丁寧な挨拶がありコートを預かってくれ手荷物を渡し屋敷の中へ。
シャンデリアがいくつもあり、木目調の家具、きらびやかな内装。
一人でくつろぐお嬢さま方の多いこと!
常連も多そうでした。
すれ違う執事たちに「お帰りなさいませ、お嬢さま」と迎え入れられます。
ホスト風の執事はごく一部で年齢層もいろいろだし
胸まである長髪を結わいている執事もいれば、めがね執事もいたり個性もあって。
見た目よりいかに主人に尽くせるかという姿勢が大切ということですな。
椅子をひいてもらい席へつくと、私の帰宅は初めてだし屋敷でのマナーの説明が。
(箸より重いものを持たない設定もあるらしく)
紅茶のお替りも、お皿を手前に用意するのも
物を床に落として替わりを用意するのも、フットマンの仕事。
そして執事の目が届かない場合はその度に呼び鈴を鳴らす、と。
初めて鳴らすときには上手く鳴らせず初心者バレバレの音を出してしまった。ナハハ
ただよう美味しそうな香りからメニューを見ているとあれもこれも味わってみたい。。
柳さんはメニューを網羅したように一つ一つ細やかに説明してくれます。
私たちのために選んでくれたティーカップは「
NORITAKE」の
レースウッドゴールドでした。友人のは花更紗。
友人は紅茶の説明をさらに聞いてみたり会話ににも手馴れていて。
彼女がキッシュもビーフシチューも美味しかったと言うので、
そのセットの「
King Lear」
写真は小さそうに見えるけど満腹感あり。
シェフがじっくり煮込んだビーフシチュー
具が大きい~! (安達裕実風 ←古)
牛肉がスプーンですぐさけるほどやわらかい~!
フレンチブレッド バターとE.V.オリーブオイルを添えて
ブレッドのお替りしたかったな
フィールドグリーンサラダ 2色のトマトとアンディーブを添えて
自家製イタリアンドレッシング 又は シーザードレッシング
イタリアンドレッシングを選択。一番最初にサラダから食べました。基本。
本日のデザート1種
ケーキ/シュークリーム/ジュレ
ケーキが抹茶とチョコとかだったような気がしたので、ジュレに。
ベリージュレがヨーグルトムースにのっていておいしかった。
「
Anna Maria」を友人が注文すると
「王道ですね」とバッサリ風に応える執事。
人気があるってことじゃないかー。ツンデレ風にしてみてるのかな。ククク
一番上のケーキセットの皿に文字が書いてあるのが見えて。
柳さんがお皿を用意するときに言う予定だったようで
「見てしまわれましたか?」と動揺。何もなかったことにして、
そのチョコレートで「happy birthday to you」と書かれた皿を用意する時には
♪happy birthday to you~ happy birthday to you~ と小さな声で歌っていました。
お嬢さま用のBGMです、って。フフフ
後でまた歌っていましたね、小さな声で。
柳さんに給仕されてもらいながら食事をしていると、
高尾さんがもう一人(名前わからない)連れてやってきて、柳さんと3人で並ぶ。
ぉ、いよいよ!!!
「お嬢さま、お誕生日おめでとうございます!!!」
高尾さんが言うと、フロアにいる執事たち全員で「おめでとうございます!!!」
お嬢さま方は拍手で祝ってくれます。
「お嬢様、私からのささやかなプレゼントでございます。
今年一年がお嬢様にとって輝く年でありますように、心より祈っております」
と高尾さんがプレゼント(1月の茶葉)と
「お一人の時に」と蝶の刻印が押されたカードを友人に渡していました。
メニューを決める時間に気をとられていたようであっという間に
テーブル会計を済ます時間に。
30分はそれでもあるので食事を済ますことはできました。
パスタメニューのある「
Da Vinci」を次回は楽しみたい。
今月は鶏肉とゆずの和風パスタが人気だったとのこと。
友人がお花摘みに行ったあと私も行こうとしてすっかり設定を忘れ、なんと
柳さんに声をかけ椅子をひいてもらう前に自分で席を立ってしまった!!!
友人も柳さんもビックリしたようで。ナハハ
先導され、いったんフロアを出るとビル地下通路という感じで現実に引き戻される感覚。。
席へ戻る時も一人ではなく執事を待ってからということで。
担当以外の執事からも時々様子を見られ
落ち着かないというか、恥ずかしいというか、慣れることはできなかったけれど
友人が一緒で心強かったし、雰囲気は楽しめたし
料理も満足だったので是非また機会を作ってみたいです。
そんなこんなで「乗馬の時間」になり
(「馬車の用意ができた」など設定を選べるようだ)
執事たちの「行ってらっしゃい、お嬢さま」の挨拶をうけ屋敷をあとに。。
高尾さん、柳さんからの見送りの挨拶も丁寧で。
昨年、友人の初帰宅で担当になったのがストライクで好みだったという
その方は「
椎名さん」役職ハウススチュワード
(役職参照「
Wiki」)
お屋敷にはいなくてがっかりしていた彼女でしたが、なんと、
運命の再会が!!!
お屋敷を出て一気に現実に引き戻されて(見える高層ビルがいっそう寂しい)
そばの店頭にポスターが飾れていて。
2010年に結成されたという執事喫茶の執事たちが活動しているという「執事歌劇団」で
端に写っている執事を指差しながら、これが椎名さん、と教えてもらったりしてて。
朗読サロンとかオフィシャルブックやCDやDVDも発売していて
凄いな!!!と私はただ感心するばかり。
その時、彼女のそばを歩きぬく黒ずくめの男達が!!!
「椎名さんだ!!!」
執事歌劇団の 「
葵さん」フットマン
「
環さん」ファーストフットマン
「
遠矢さん 」ファーストフットマン
と4人が目の前を歩いていくので、テンション上がる彼女と二人その後ろを歩く。
お屋敷の執事たちとよりまたオーラがあって、ポスターからそのまま出てきたよう。
声をかえたら? 応援してます!って
今、お屋敷を出たばかりだったんですよ、って言ってみる?
とキャッキャする私たち。 ←傍目にはどう映っていたかは気にするまい
信号待ちで、どうやら私たちのキャッキャは伝わっていて、笑顔を見せる執事たち。
足の長い彼らはあっというまにサンシャインへ消えていき、
黒の燕尾服に黒いコートという、仕事モードでサンシャインということは
ステージでイベントがあるのかも! とステージ近くの受付嬢に聞くとビンゴ。
残念ながらステージを見ていく時間が私たちにはなかったけれど、ネット配信がありました。
25分ほどの出番はあったもののゲスト出演で
ご当地アイドルのようなパフォーマンスをそのために見るのは難だったのでラッキー。
(見せ方の上手いアイドルもいたけれど)
■ustream 「
Sunshine Street Stage」
55分あたりから執事歌劇団の出演
初披露だったのね!
お嬢さまという言葉は耳慣れたけれどアイドルのファンは男性が多いので彼らには
「お坊ちゃま」と言っていました。
(お屋敷だと「旦那さま」と選択できるようだ) なるほど!ククク
けっしてイケメンばかりではなく、歌唱力抜群でもなく、ぐだぐだめのMCになっても
告知するところはしっかりやり、執事として誠実にステージに立ち続けていました。
アフターを過ごした気分にもなれました。フフフ
友よ、新世界へ導いてくれ、ありがとう。
メガネスーツカフェがあるというのも教えてくれたけれど
今のところまだ執事喫茶がいいかな。ククク
外出時に次回ポイントカードと引換えられるカードをいただいてて。
カード特典ではポイントに応じて、ティーカップが選べたり、名前で呼ばれたり、記念品がもらえたり
誕生月にいけば祝ってもらえたりと様々。
私たちの他にも祝ってもらっているお嬢さまがけっこういましたね。
席も執事も選べないけれど、ソファ席でくつろぎたいなー。