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かこぶろ。

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (2005)

初めて劇場で観た洋画「スター・ウォーズ」。。。あれから28年、遂に完結を迎えてる喜びとともに祭りが終わったような喪失感がドッときて、
「遠い昔 はるかかなたの銀河系で。。。」
お決まりのオープニングタイトルと音楽がバーンと来た瞬間、泣きそうになりました。テヘヘ
「衝撃の真相が明かされる」という宣伝に期待しない方が楽しめるSWだと思います。
<原題> 「STAR WARS:EPISODE Ⅲ-REVENGE OF THE SITH」
<公開時コピー> 「伝説は完結する」
私はアニメか~~~と思って見ていなかったのですが、
「クローン大戦」は「シスの復讐」の最初のシーンに続いているということで、見た方が更に楽しめるかと思われます。
また「シスの復讐」で初登場時にグリーヴァスが「ゲホゲホ」咳き込んでいますが、この理由も「クローン大戦」ラストで描かれているとのこと。
他にもアナキンの右腕がEP2からEP3の間にどうして形が変わった、アナキンとオビ=ワンの関係が深くなっていく様、とか色々な事情が語られているようです。

・銀河共和国最高議長のパルパティーンが、独裁者の銀河皇帝ダース・シディアスとなる。
・アナキンが暗黒面に堕ちてダース・ベイダーとなる。
・パドメはレイアとルークと双子を生む。 のち離れ離れで暮らす。
・オビ=ワン・ケノービや、ジェダイ・マスターのヨーダが、伝説的なジェダイの壊滅を生き延びる。
という旧三部作(EP4~6)、特にEP4に向かってのネタはほとんどの人が知っている。
どうして、どのようにして、そうなるのかを楽しみにこの壮大な悲劇を観に来ているはず。

<あらすじ> クローン大戦の勃発から3年、戦争自体は終結に向かっていたものの、依然としてジェダイの騎士団と分離主義者たちとの戦闘は各地で繰り広げられていた。
そんな中、パルパティーン最高議長がドゥークー伯爵によって誘拐される事件が発生。
しかしオビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの活躍によってパルパティーンは無事救出される。
心の弱さを克服できないアナキンは、パルパティーンの真の狙いに気づかないまま、次第にオビ=ワンよりもパルパティーンに心を許すようになっていく。
一方、そんなアナキンに不安を抱くパドメのお腹には彼の子の命が宿っていた。。。

ユアン・マクレガー Ewan McGregor ・・・・・・・・・・・・・・・オビ=ワン・ケノービ
ナタリー・ポートマン Natalie Portman ・・・・・・・・・・・・・・パドメ・アミダラ
ヘイデン・クリステンセン Hayden Christensen ・・・・・・・アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー
イアン・マクディアミッド Ian McDiarmid ・・・・・・・・・・・・・パルパティーン最高議長/ダース・シディアス
サミュエル・L・ジャクソン Samuel L. Jackson ・・・・・・・・メイス・ウィンドゥ
ジミー・スミッツ Jimmy Smits ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ベイル・オーガナ元老院議員
クリストファー・リー Christopher Lee・・・・・・・・・・・・・・・ ドゥークー伯爵
アンソニー・ダニエルズ Anthony Daniels ・・・・・・・・・・・・C-3PO
ケニー・ベイカー Kenny Baker ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・R2-D2
テムエラ・モリソン Temuera Morrison ・・・・・・・・・・・・・・コマンダー・コーディ
アーメッド・ベスト Ahmed Best ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジャー・ジャー・ビンクス
ピーター・メイヒュー Peter Mayhew ・・・・・・・・・・・・・・・・チューバッカ
ブルース・スペンス Bruce Spence ・・・・・・・・・・・・・・・・ティオン・メイドン
サイラス・カーソン Silas Carson ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キ=アディ=ムンディ/ヌート・ガンレイ
デヴィッド・ボワーズ David Bowers ・・・・・・・・・・・・・・・・・マス・アミダ
マット・ローワン Matt Rowan ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オーン・フリー・ター
グレーム・ブランデル Graeme Blundell ・・・・・・・・・・・・・・ルウイー・ナベリー
トリシャ・ノーブル Trisha Noble ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ジョバル・ナベリー
クローディア・カーヴァン Claudia Karvan ・・・・・・・・・・・・・ソーラ・ナベリー
キー・チャン Kee Chan ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・マレイ=ディー
ジョエル・エドガートン Joel Edgerton ・・・・・・・・・・・・・・・オーウェン・ラーズ
ケイシャ・キャッスル=ヒューズ Keisha Castle-Hughes ・クイーン・アパイラナ
オリヴァー・フォード・デイヴィス Oliver Ford Davies ・・・・・シオ・ビブル
レナ・オーウェン Rena Owen ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニー・アレイヴァー
□SWEP3 http://www.foxjapan.com/movies/episode3/
□SWJapan http://www.starwarsjapan.com/
(↓ 注:以下ネタバレあり)

宇宙史上最大の悪として登場したダース・ベイダーが、実は「自分の愛する人を想う気持ち」が強いゆえに暗黒面に堕ちていくという誰がそうなってもおかしくない人間らしい理由でした。
ジェダイと共和国と分離主義者という政治、綿密に張り巡らされた罠、不信や疑惑などからも隙を与えてしまったアナキン。
パドメと秘密の結婚をしてパドメが妊娠して「ただ愛する人と幸せに生きていきたい」と願うのに、暗黒面に堕ちてしまったアナキンには通じないのはやはり悲しい。
パドメ、出産シーンですぐ子供に名前をつけるというのが、あまりにも雑で残念でした。
EP2でヘイデン・クリステンセンがアナキンを演じた時、甘っちょろい青年で嫌だったのですが、
後半母の死からEP3にかけて、その暗黒面に堕ちる表情とくに眼光の鋭さが素晴らしかった。
全身火だるまになってオビ=ワンに言う「お前を憎む!」。。。迫力ありました。
ダースベイダーの一生を描いたようなSWですが、EP1~3はオビ=ワンが主人公といっても過言ではないと思います。
フォースのバランスを取り戻し銀河にあまねく平和をもたらす唯一の人間「選ばれし者」アナキン、
見つけ育て上げ弟のように思っていた彼が暗黒面に堕ちてしまった、オビ=ワンの苦悩は計り知れなく最後の死闘も(もう少し掘り下げて欲しかったけれど)とても悲しかったです。
「お前を愛している」という対する言葉も印象的です。
ユアン・マクレガーがEP4のオビ=ワン役サー・アレック・ギネスの演技をくまなくチェックしたというように、今後はユアンオビ=ワンが重なって見えてくるかもしれません。

さすが宇宙戦争、広大さを感じさせる宇宙戦闘シーンもライトセイバー戦も見所がドッと増え迫力ありました。
ドゥークー伯爵があっけなく敗れたのには拍子抜けでしたが。
グリーヴァス将軍の4本ライトセーバー 対 オビ=ワンもなかなか。
パルパティーン 対 メイス・ウインドゥ、パルパティーンがダース・シディアスに恐ろしく変貌する、アナキンの裏切りの瞬間でもあります。
演じるイアン・マクディアミッドさんの低音な声、良いです。
ダース・シディアス 対 ヨーダ、ヨーダにはEP2のアクションで目が回りましたがここでもクルンクルン激しいアクションを見せてくれます。
そして瀕死で横たわっているアナキンにマスクが付けられ起き上がるシーン、
「シュー、コー」の呼吸音と共にダース・ベイダー誕生に「よっ、待ってました!」って拍手したくなりました。
最後の最後までパドメが「彼には良い心が。。。」と言っていた通り、ダース・ベイダーとなってパドメを心配する言葉が聞けたのに、彼女が亡くなって失うものが何もなくなってしまったし(子供はいるが)復讐心もあるから身も心も暗黒面に染まっていくのでしょう。
ターキン総督はじめ帝国の制服組がいたのには( ̄ー ̄)ニヤリという感じ。
C3POも最後に記憶の一部を消去されるので、EP4でルークに出会った時に上手く繋がるのですな。
R2-D2の活躍も良かったし、チューバッカはじめウーキー族の登場も嬉しかったなぁ。
あの小うるさいジャー・ジャー・ビンクスもパドメ葬式パレードの1シーンのみ(しかも台詞なし)登場。
クワイ・ガンとの邂逅が後半チラッと語られリーアム・ニーソン♪と思ったけれど映像はなしでした(小説では語られるようです)。

フォースと共に。。。

2005年7月9日(土)MOVIX三郷
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