かっきーの独り言

自転車通勤で実業団レースに挑むガンダム大好きイクメン、かっきーのブログです。遊んで行って下さい。

ボツ原稿

2008年03月18日 | 自転車
これが中日新聞発言欄のボツ原稿です。
私としてはこの主張をなんとか世に出して、自転車利用者のみならず歩行者、子供を持つ親、視覚障害者などの団体も巻き込んで大々的に反対の動きを起こしたいとたくらんでいます。
ご意見下さい。


以下本文。

路面の色分けや白線で、歩道上の歩行者と自転車の通行場所を分ける試みが、名古屋市とその周辺で行われている。温暖化対策として、自動車の一部機能(特に都市内交通)を自転車で代替する動きは欧州を中心に盛んで、日本でも徐々に浸透してきている。一見このペイント歩道が有効なように思えるが、実はそうではない。線引きで区画が分けられているとは言え、歩行者と同一平面の歩道上で、自転車が自動車の代わりになる程の速度を出す事は危険である。ペイント歩道の自転車通行部分、つまり車道側にはバス停や地下鉄の入り口があり、さらにそこに誘導する点字ブロックも存在する。自転車が行き交う中を、視覚障害者をはじめ歩行者に通行させるのは危険極まりない。そもそも車両である自転車の通行場所を歩道内に確保しようという考えが本末転倒である。自転車通行帯は車道に設置し、歩行者の安全確保に努めるべきだ。