■MOMENT
薄い闇の奥に 消えかけた熱い思い
光を通さない布切れが 風に揺れる
つかの間のはずが 針は一回り
まっすぐな道が かすかに曲がり始める
夢中で走り抜けて たどりつく
いつもその先に クシャクシャの笑顔
六月の公園に 紫の花
雨に濡れて 忘れられたベンチ
「いつか」とか「どうにか」とか
しゃくにさわる 及び腰
季節が呼び名をかえるころ
きっと帰ってはこないだろう
つかの間のはずが 木々の色もかわり
水のにおいが 濁り始める
柱のカレンダーをめくる手で
胸の思いのモーターを切ろう
薄い闇の奥に 消えかけた熱い思い
光を通さない布切れが 風に揺れる
つかの間のはずが 針は一回り
まっすぐな道が かすかに曲がり始める
夢中で走り抜けて たどりつく
いつもその先に クシャクシャの笑顔
六月の公園に 紫の花
雨に濡れて 忘れられたベンチ
「いつか」とか「どうにか」とか
しゃくにさわる 及び腰
季節が呼び名をかえるころ
きっと帰ってはこないだろう
つかの間のはずが 木々の色もかわり
水のにおいが 濁り始める
柱のカレンダーをめくる手で
胸の思いのモーターを切ろう