■決意~夏の夕暮れ~
無駄な時間が 後ろへ後ろへ
悲しい笑みの思い出たち
寄り添うように言葉を添えて
黒いリボンで 化粧をする
束の間の景色は 錯覚のメガネで
すでに秋色のスパイスをきかせる
見上げたままで たじろいでいたら
かすむ雲間にひとすじの光
背伸びして 近づいて
子どものように手を伸ばす
耳の奥で 虫たちの声
手のひらで 笑い声を受け止める
順番になくしていった記憶
重いものから 姿を消していく
今を境に暮れていく時間
下り坂を 見て見ぬふり
私のトビラを閉じる前に
もう一度 この季節をたどりなおす
力ずくで たどりなおす
無駄な時間が 後ろへ後ろへ
悲しい笑みの思い出たち
寄り添うように言葉を添えて
黒いリボンで 化粧をする
束の間の景色は 錯覚のメガネで
すでに秋色のスパイスをきかせる
見上げたままで たじろいでいたら
かすむ雲間にひとすじの光
背伸びして 近づいて
子どものように手を伸ばす
耳の奥で 虫たちの声
手のひらで 笑い声を受け止める
順番になくしていった記憶
重いものから 姿を消していく
今を境に暮れていく時間
下り坂を 見て見ぬふり
私のトビラを閉じる前に
もう一度 この季節をたどりなおす
力ずくで たどりなおす