小山田緑地をゆっくり

2022.11.02（水）



　秋の日の暖かさは、身も心も少しだけ幸せにしてくれる。
　そんな陽気に誘われて、平日の静かな道を歩く。

　　https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index063.html

　小山内裏公園から尾根緑道をしばらく歩く。
　土日の午前中にはジョギングやウォーキングの人たちがちらほら見られるが、平日の昼過ぎは閑散としている。
　
　
　途中で尾根緑道を下り、病院のわき道を抜けると、こんな風景が広がっている。
　

　　
　日当たりのいい斜面を利用した畑でさまざまな野菜が栽培されている。
　昼休みなのか、農機具がそのまま置かれていて、人影はない。
　広がる景色に光が溢れていて、まばゆい光景だ。
　町田のはずれ、東京の風景・・・。
　なんとも形容しがたい解放感、最近なかなか味わえない心地よさに、ちょっと泣きたくなるくらい。

　狭い土地を利用して、かわいい田んぼ。
　稲刈りのあと。
　
　
　
　
　　
　焦点が微妙に合わない写真だけれど、一応ムラサキシキブ。
　キラキラ光るムラサキシキブはきれいだけれど、明るい趣は合わないのかも？

　下り坂をぐんぐん下りてきて、小山田の集落を歩く。
　どうやら、小山田緑地の南にたどり着いたらしい。自宅から約1時間。
　
　大泉寺への道を横に、急な細道を登ること数分で、広いみはらし広場に出る。
　うわ～、広い！　空も広い！
　離れたところで保育園児たちが駆け回っている。
　しばらくして、先生たちに連れられて、反対側を降りて行った。
　近くの保育園なのかな。こんなところで遊べて幸せ者たち。
　　　
　はっきり見えないと思うけれど、道志の山たちの後ろに、大山から丹沢の山々。
　富士山は雲で見えなかったけれど、見えたとしても丹沢の向こうに白いピークがちょこっと見えるだけのはず。
　下に広がる家々のあたりは、ここ何十年かの間に開発されたんだろうな。

　みはらし広場からなだらかな（でもないか、ちょっと急？）斜面を降りていくと、こちらもひろ～い運動広場が。
幼稚園の遠足が一組。
遊具も少しあるけれど、何もなくても贅沢な空間。

あとはこんな道を降りて、小山田の谷を通り、入り口付近のセンターまで。
こういう道がこんなところに、と思うだけでテンションが上がる。
混雑の観光地に行く人の気がしれない（と、こっそり・・・）


　本園を出て梅木窪分園へ。
　こうやっていくつかの園に分かれているのは、ゴルフ場のせいなのか？
　ゴルフ場もいくつかに分かれているから、何回か「カートに注意」の立て看板のある道を横切ったりする。
　緑地とゴルフ場がお互いに譲り合って存在しているのか、ここまでくるのに大変な歴史があるのか。
　ウィキペディアには「東京国際カントリー倶楽部ゴルフ場で分断され」とあるけれど。

　　　
　分園の中には、こんなつり橋もある。
　今の時期はまだ木々が鬱蒼としていて脇から撮れないので残念なんだけれど、結構長い橋なのです。
　撮り忘れたけれど、下もかなり深い。

　そして、アサザ池（夏に来たい）を通り、ゴルフ場の脇ののどかな道を歩いて、尾根幹線にでる。
　ここまでくれば、小田急線の唐木田駅まではすぐだ。

　多摩センターで、たっぷり栄養をとって、生ビールもちょっと飲んで、今日の行程は終了。
　
　余裕の？20000歩でした！