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ウルトラ監督日記

”映画監督”梶研吾の撮影現場秘密日記

燃えてしまった第4話

2005-07-24 13:06:58 | 『ウルトラマンマックス』
林壮太郎さんの協力を得て、脚本を担当させてもらった第4話『無限の侵略者』。
(あ、ちなみにサブタイトル提供は小林雄次さんの大サービスです)
村石宏實監督の演出回だと聞いて、燃えましたわ~!!!
村石監督といえば、オーソドックスなれど、アクションとスピードの巨匠!
打ち合わせの時に、「梶ちゃん、ダッシュアルファを片輪走行させたいんだけど」「エイリアンの宇宙船は実はスタジアム全体で、そこからダッシュアルファを落とそうか」「スラン星人の動きは尋常じゃないほうがいいよね」等々、「え?! 村石監督、ホンマにやれるんですか?!」という大胆なアイディアがビシバシと!
そして、ホンマにやってはるやないですか、監督! 
さすがや~!!!
「ミズキの動きもよかっただろ? 次に演出する梶ちゃんのためにちょっと鍛えておいたから」
あ、ありがとうございますう~!!!



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佐野史郎さんとナレ録り

2005-07-22 22:45:45 | 『ウルトラマンマックス』
第7話と第8話。
一昨日が尺調整で、昨日がオールラッシュ。
まだ、音楽も効果音も入っていないにもかかわらず、皆さんに喜んでもらえたようで、ホッとする。
様々な変化球的“遊び”の部分も寛大に楽しんでもらえて、その点もかなり嬉しい。
場所を移して、重要な音打ちの後、佐野史郎さんのナレーション録り。
佐野さんとは初対面だが、実は因縁浅からぬ事象も多々あり、その点にて談笑。
ナレーションのテンションは、いつも通りさすが! の一言。
別の仕事でやって来たカイト役の青山草太君と少し話し、菊地雄一特技監督と某所にて飲む。
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CG合成アップ!

2005-07-19 11:46:14 | 『ウルトラマンマックス』
第7話と第8話のCG合成シーンの最終チェック。
菊地雄一特技監督の、コンマ数秒の誤差も見逃さない、超厳しいチェックをくぐり抜け、どれもこれも、ステキなアイディア満載のカットが続出!
ワタクシ的には、もう言うことございません! というところ。
特に、本編監督的に、いい意味でも“遊び”を入れてもらいたいところに、きっちりとそれがハマっていて、感謝感激であります!
お客さんが、一瞬しか目にしないであろうカットに、気が遠くなるほどの努力と時間が注がれているのだ。
ワタクシみたいな根性なしには絶対にできない作業。
脱帽!
早く本編のライブアクションとドッキングした画が見たい!
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CGと合成さらに進んで、うお!

2005-07-14 16:42:58 | 『ウルトラマンマックス』
特技監督の菊地雄一さん、撮影の高橋義仁さん達と一緒に、CGと合成のチェック。
派手なところでは、ウルトラマンマックスと“スターキラー”ケサムとのハイパーバトルシーン、“吸命宇宙生物”バグダラスの襲撃シーン、ダッシュバードのアクロバット飛行シーンなど。
地味なところでは、今回初めて登場するダッシュアルファ内とダッシュバード内の通信モニター、ベースタイタン内監視カメラの映像など。
しかし、派手だろうが地味だろうが、そこに注ぎ込まれたスタッフ一人ひとりのパワーは万遍無く同じである。
感謝!
(そーいえば、カイトの変身シーンで、CGチームのスタッフから指摘されるまで、まったく気づかなかった監督としての大ボケが! 時効になったら公表しますです……鳴呼!)
バトルシーンに関しては、さらに凄いことになりそうなので、またもやただの一ファンに戻って興奮するワタクシでありました。
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エレキング編、ここだけのお話

2005-07-09 08:40:08 | 『ウルトラマンマックス』
第2話は放電竜エレキング編!
お約束の美女とのキス、尻尾巻き付けお手々プルプル放電等、さすが金子&鈴木両監督、ぬかりはない。
で、ここだけのお話を少々。
一部で知られているように、最初のサブタイトルは”怪しいペット”でした。(”怪獣を~”へのチェンジは金子監督一流のアイディア!)
”怪獣を飼う女”を演じた天川沙織さんは元ミス日本の有名キャンギャル、まったくの偶然だがワタクシの友人がカメラマンとなって写真集も出されてます。
エレキングが破壊するビルのあちこちに、本編監督諸氏の名前の記された看板があります。(鈴木特技監督の遊びココロ!)
エリーが電気エネルギーを必要とするアンドロイドであり、徐々に人間について学んでゆくことを強調しました、そして実は! 今後のコバとエリーのかけあいが多いことに気づかれましたか?
プラス、コバは自分専用のダッシュライザーを二丁持っています。
エレキングの卵は消失してしまいますが、もしもあの卵が下水に流れ落ちていたら……というアイディアも検討しました。(これ、実は宍戸”ヒジカタ”開さんの発案!)
エトセトラ、エトセトラ!










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