アラフィフのキャンプ好き日記

「わろてんか」脇役がすごい、そして「火花」

主演夫婦と芸が面白くない専属芸人のだらだらした絡みばかりで全く面白くなかった「わろてんか」が、
波岡一喜、北村有起哉、中村ゆりの実力派俳優の登場で一気に緊張感が出でおもしろくなってきました!

主演夫婦より、団真と妻のお夕を軸にしたドラマが見たくなるほどです。

光が当たる主役と脇を固める俳優陣、その実力というのは歴然の差。
誰しも初めから人を惹き付ける演技ができるものではないのかもしれませんが、どちらかというとNHK朝ドラでヒロインを務めてもそのうち見なくなる方が結構いらっしゃる。

徳永えりさんのように、主役を支える安心感、安定感のある演技で見ていられる女優さんもいる。

浪岡さんは、又吉直樹の「火花」ドラマ版で、林遣都演じる主人公徳永が弟子にしてくださいと頼み込んだ芸人、神谷も演じてました。

先日、菅田将暉くんと桐谷健太が組んだ映画「火花」も観ました。脚本
監督は板尾創路。短い時間に小説に描かれた印象的なエピソードを絡めつつ、よくまとめてあるのを感じましたが、先にドラマを観ていたこと、連続ドラマのため映画に比べて与えられた時間が多いため、より丁寧に描かれていたことなどにより、私の個人的な軍配はドラマ花火に上がりました。

林さんの徳永、波岡さん演じる神谷があまりにも自然で吉祥寺あたりに本当にいそうで、巨乳を揺らしながら真っ裸で露天風呂に浸かる神谷の切なくもちょっとおかしいラストシーンが実に印象的で、最終回の録画は今も消せずに残してあります。

徳永と組むお笑いコンビ、スパークスの相方を演じた「井下好井」の好井まさおも素晴らしかった。

神谷の彼女役はドラマでは門脇麦、映画では木村文乃が金髪で挑みました。こちらは木村文乃がより印象に残りました。初め観ていて木村文乃とはわからなかったくらい。変顔もかわいくもあり切なくもあり、よかったです。

私より一回りほど年上の友人が、映画を観てきたけど自分的にはNG、と感想を話していましたが、感じ方はひとそれぞれで、それでよいのですが、私としてはドラマを観て小説を読み、その後に映画を観てよかったと感じます。

「わろてんか」の話からすっかり「花火」に切り替わってしまいましたね、其れほど一人の役者さんの力は計り知れない!ということでお開きです、ちゃんちゃん。
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