放送前から、原作者が描く漫画の主人公が、俳優の中村倫也に雰囲気がそっくり！！と話題になっていたのですが、正直どんなストーリーかも知らず、それだけで騒がれるのもどうよ？と思って、録画はとりあえずしていたものの、実際見るのはだいぶ後からとなってしまった。
前に、「凪のおいとま」というやはり同じ原作者の漫画をドラマ化した作品があり、黒木華、高橋一生、やはり中村倫也などが出ていたのですが、これもめっちゃはまってよかったので、同じコナリミサトさんという方の原作と後で知り、私はこの人の作品（漫画は読んだことないけど）、この人の作品のドラマ化好きだなーーーー！！！と思った。
これは漫画の主人公と中村倫也扮する主人公。
今回の出演者、中村倫也以外もなかなかで。
BSで、三浦貴大と一週ごとに主演したソロキャンドラマ「ひとりキャンプで食って寝る」で女子ソロバージョンに出演し、捕って食べるキャンプで印象的な姿を見せてくれた夏帆も出ている。
あとすごいのは、カメレオン俳優の名前がぴったりな磯村勇斗。
朝ドラ「ひよっこ」で有村架純の結婚相手として演じた見習いコックのヒデ、「今日から俺は」で見せた思いっきり悪いヤンキー高校生役、今やってる大河ドラマ「晴天を衝け」では曲げを結んだ徳川家茂、どれも全然違って同じ人とは思えない。
そこへきて「珈琲いかがでしょう」では、中村倫也演じる主人公の青山を慕うぺいを実に熱っぽく、そして切なく演じている。
この役者さんもすごいなぁ。心底そう思う。
勝手に思うすごい役者さんって、作品を見ているときに、過去の別作品で見た俳優さんでも、とてもそうとは気付かない姿、そして雰囲気を見せてくれる人。
例えるのはよくないかもしれないけど、どの作品でもほとんど変わらないと感じるキムタクとは真逆の役者さん。
先日の「珈琲いかがでしょう」では、内田朝陽に心底びっくりした。
比嘉愛未が主演した朝ドラ「どんどばれ」では、ソフトなハンサム（死語？）の旅館の跡取り息子を演じていたのに、この前見たときは、歳を重ねたこともあるでしょうが、頬はこけ、無精ひげで、暴力シーンはさほどなかったものの、ヤクザの長になりきっていた。
いつも思うけど、お気に入りのドラマが終わっちゃうときというのは本当に悲しい。
また何か他のお気に入りに出会える、ということでもあるのだけど、終わっちゃうのは本当に寂しい。
